新潟大学/農学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
農学科(175名)
農学科/応用生命科学プログラム
農学科/食品科学プログラム
農学科/生物資源科学プログラム
農学科/流域環境学プログラム
農学科/フィールド科学人材育成プログラム
所在地
1~4年:新潟
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
農学部の偏差値を見るプロフィール
●充実した専門的教育が受けられる
●社会の要請に応える5つの学位プログラムと、国際的視野を身に付ける教育が受けられる
●実学を就業や大学院進学につなげる支援体制
21世紀における「持続的な農業の発展と環境の保全」をめざしています。
【総合的な教育研究を弾力的に推進・発展させるための目標】
1.生物生産産業の発展、自然環境との共生に向けて、最新のバイオテクノロジーや情報科学などの科学技術を導入し、多様化する社会の要請に柔軟に応える教育・研究体制の確立
2.地域農業の生産性の向上や農林業を基幹とした農山村の振興などに貢献する教育研究
3.国際的な視野を持ち、基礎科学と応用技術を活用できる人材の養成
4.学際的な研究の活性化および地域貢献型プロジェクト研究の推進
【キャンパス】
五十嵐キャンパス
【学生数】
762名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
60名(2024年5月1日現在)
【大学院】
自然科学研究科
農学科
【講義・学問分野】
5学位プログラム(応用生命科学プログラム、食品科学プログラム、生物資源科学プログラム、流域環境学プログラム、フィールド科学人材育成プログラム)
農学科/応用生命科学プログラム
【講義・学問分野】
【講義】
生物化学、有機化学、分析化学、微生物学、遺伝子工学、土壌学概論、植物栄養生理学、植物バイオマス利用科学、植物細胞工学、細胞分子生物学 など
【学問分野】
微生物・動植物に関わる化学と、生物を中心としたバイオサイエンス、バイオテクノロジー、ゲノムサイエンス など
農学科/食品科学プログラム
【講義・学問分野】
【講義】
食品化学、食品工学、食品安全学、食品機能学、栄養生化学、畜産食品製造学、食品・農業情報工学 など
【学問分野】
食品の原材料・加工・栄養・機能・分析・安全性・マーケティング、食品成分・栄養素などの化学的基礎 など
農学科/生物資源科学プログラム
【講義・学問分野】
【講義】
農業経営学、農産物流通論、国際フードシステム論、作物学、植物遺伝学、植物病理学、動物解剖生理学、動物遺伝学、草地生態学 など
【学問分野】
バイオテクノロジー、動植物・食料資源の利活用、食料・資源経済学 など
農学科/流域環境学プログラム
【講義・学問分野】
【講義】
森林保全学、材木育種学、農環境デザイン入門、農地と水利用、土環境工学、食料環境工学、精密農業工学、バイオマスエネルギー論 など
【学問分野】
持続的な森林管理と生態系の保全、食料生産の基盤整備、情報ネットワークの活用 など
農学科/フィールド科学人材育成プログラム
【講義・学問分野】
【講義】
野生植物生態学、野生動物生態学、里地里山再生学、希少生物保全学、環境砂防学、氷雪防災論、斜面災害論、寒冷地形学 など
【学問分野】
野生動植物の生態や保全、里地里山の自然再生、自然災害のメカニズムや自然環境に配慮した防災・減災・災害復興の知識や技術、地形・地質学、気象学 など
※理学部と連携した学部横断型プログラム
学部の特色

充実した専門的教育が受けられる

農学は「生命」「食料」「環境」を支える総合科学
本学部は1学部1学科の中に5つの学位プログラムを設けて専門的な教育を行い、わが国のみならず、広く世界で活躍できる人材を養成します。

社会の要請に応える5つの学位プログラムと、国際的視野を身に付ける教育が受けられる

本学部では多様化する社会の要請に柔軟に対応できる素養と国際的な視野を身に付けた人材を育成するために、以下のような特徴を有する教育を行います。
●社会の要請、時代の変化に対応した5つの学位プログラムを設置しています。
●入学後に学部共通基礎科目を履修し、農学の多様な分野の教育・研究に触れてから学位プログラムを選択することができます。
●学位プログラム選択後、基礎から応用までの講義・実験・実習科目を順次履修することにより、社会から期待されるスキルレベルを獲得できるようになります。
●世界で活躍できる人材を育成するために、英語で開講する科目や英語でのプレゼンテーションスキル獲得、海外語学研修などのグローバル科目を積極的に導入しています。
●新潟県の自然と新潟大学の特色を生かした学部横断型学位「フィールド科学人材育成プログラム」を農学部と理学部が共同で設置しています。
実学を就業や大学院進学につなげる支援体制
本学部では、学生の皆さんが自身の適性や生き方を自ら考え、積極的に就職活動に取り組めるように、または大学院に進学できるように、以下のような支援活動を行っています。
◆就職専門委員会とそれを支援する学務係事務職員を配置し、普段から学生の進路設計・就職に関連した相談に応じる体制を整えています。
◆各学年の就職活動に合わせて、本学部独自の就職・進学ガイダンスや講演会を開催しています。
こうした体制の下、本学部の過去6年間の就職率は平均98.7%(2018~2023年度卒業生実績)という高い水準になっています。
※就職者÷就職希望者
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学べること
農学科
特色ある5つの学位プログラムで学ぶ
農学は「生命」「食料」「環境」を支える総合科学です。本学部では、農学科1学科の下、次の5つの学位プログラムを設けています。2年次から、それら5つの学位プログラムに分かれ、専門的な知識と技術を修得します。
【授業・講義】
新潟の農林業
1年次学生を対象に、新潟の農林業の特徴や課題を多面的に解説します。稲作、園芸、畜産、林業そして農村・中山間地のカテゴリーの下、最新のトピックスもふまえさまざまな知識に触れることで、今後の学びのきっかけを広く得ることができます。
農学科/応用生命科学プログラム

生命現象と応用関連分野を研究する
最新のバイオサイエンス・バイオテクノロジー・ゲノムサイエンスなど、微生物・植物・動物の生命現象とその応用に関する高度な専門知識と実験技術を幅広く修得した、化学(医薬品、化粧品、化成品など)・食品・環境・農業・エネルギーなどのバイオ関連分野で活躍できる人材を育てます。
【授業・講義】
生物化学実験
酵素、タンパク質、アミノ酸、遺伝子、デンプン、脂質などに関する生物科学の基本的実験操作法を習得します。
農学科/食品科学プログラム

食品に関わる先端的な研究と開発ができる
現代の食品には、栄養価、おいしさ、健康など多様な機能が求められています。本プログラムでは、食品成分・栄養素などの化学的基礎から、食品の原材料、加工・機能・機能性・安全性・マーケティング、さらに免疫など、現代の食の課題解決に至る高度な知識と技術を学びます。これにより、食品関連企業や公的研究機関で、研究者や技術者などとして活躍できる人材を育てます。
【授業・講義】
食品化学
食品の製造には、さまざまな化学変化が必要であり、製造後も食品成分は絶えず変化し続けています。この授業では、食品成分の化学変化と食品の調理・加工・保存・悪変などの関係について具体的な例を挙げながら解説します。
農学科/生物資源科学プログラム

動植物・食料資源の先進的利活用をめざす
農畜産物の品質と生産性の向上、環境にやさしい農業の実現、および農山村地域の発展に貢献できる幅広い専門知識と技術を持つ人材を育てます。そのために、動植物におけるバイオテクノロジーなどの先端技術の開発・応用や、国際的な視点も有した農山村資源の総合的な利活用などに関する教育研究を行っています。
【授業・講義】
食料資源経済学
世界の食料需給の状況や食料に関する生物資源の適切な利用と管理、バイオテクノロジーの利用、食品の安全性問題に焦点を当て、開発途上国および先進国が直面する問題を明らかにします。
農学科/流域環境学プログラム

自然環境と調和した豊かな人間生活の創出
地域の自然環境と調和した持続的な農林業の営みを可能にするための森林や野生動植物の保全、農業支援システム、水や土の保全に関する幅広い専門知識と技術を持つ人材を育てます。専門知識を学ぶ座学のほかに、野外での実習・演習科目も多く、実際に目で見て、体を動かして学びます。
【授業・講義】
流域環境GIS
GISとは「地図をコンピュータで扱うためのシステム」。厳密には「地理空間情報を扱うためのシステム」です。この科目では、流域環境、農業、林業を念頭においたGISの利用について学びます。
農学科/フィールド科学人材育成プログラム

生態学、環境動態、災害科学を実践的に学ぶ
理学部と農学部の教員が協働で授業や実習を担当する学部横断型プログラムです。生態・森林再生・保全学、海洋・気象学、地形・地質学、自然災害科学・砂防学・防災学など多様なフィールド科学分野の講義および実習科目が用意されています。これらの豊富な科目群の学修やフィールドでの実習体験を通して、野外のさまざまな場面での問題解決に必要な科学的知識と実践的な技術を身に付けます。
【授業・講義】
フィールドワーカーのためのリスクマネジメント実習
天気の読み方、地図の読図法、救急救命法、木登り調査法、露営法、ロープワークなど野外での調査遂行に必要な技術を正確に習得し、困難な状況でも調査を安全に遂行できるようなリスクマネジメント能力を身に付けます。
アドミッションポリシー
求める学生像
新潟大学農学部は、生命(いのち)の尊さを基本に、農業およびバイオ・食品関連産業の発展、持続的な食料生産と環境保全を目指し、幅広い基礎学力と応用力を育む教育を行っています。そのために、地域や社会が抱える諸問題を多角的視点から総合的に理解し、具体的な解決策を提言できる構想力、リーダーシップと高い倫理観をあわせ持ち、我が国のみならず、広く世界で活躍することに意欲のある学生を求めています。さらに各学位プログラムにおいて、以下のような学生を求めています。
〇応用生命科学プログラム:化学と生物学を基盤とし、最新のバイオサイエンス・バイオテクノロジー・ゲノムサイエンス等、微生物・植物・動物の生命現象とその応用に関する高度な専門知識と実験技術の修得に強い関心のある人。
〇食品科学プログラム:現代の食品に求められる栄養価、美味しさ、健康など多様な機能を理解できる化学や生物の基礎学力を持ち、食品成分の化学的基礎から、食品の開発、製造、販売まで食に関する幅広い分野に強い関心のある人。
〇生物資源科学プログラム:動植物の遺伝子から個体を取り巻く環境までを理解し、生物資源の利活用におけるバイオテクノロジーや先進的技術の開発と応用に挑戦する意思を持ち、さらに国際的視点を持ちながら食料生産や農山村地域の持続的発展に強い関心のある人。
〇流域環境学プログラム:河川上流の森林地帯から中山間地を経て下流の平野部に至る流域を対象とし、地域の自然環境と調和した持続的な農林業の生産活動に強い関心のある人。
〇フィールド科学人材育成プログラム(分野横断型):野生動植物の生態や保全、自然環境に配慮した防災・減災対策・災害復興、生態系や自然災害に関わりの深い環境の動態に関する知識や技術の修得と、多様なフィールドでの実践活動に強い関心のある人。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
新潟市西区五十嵐2の町8050
農学部学務係
(025)262‐6605
【URL】
農学部の主な就職先
農林水産省、林野庁、国土交通省国土地理院、新潟県、東京都、ブルボン、日清食品、日清製粉グループ本社、カネカ、電通総研、西松建設、新潟交通 …ほか
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