北海道医療大学/歯学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
歯学科(80名)
所在地
1~6年:北海道
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
歯学部の偏差値を見るプロフィール
●多職種連携、高齢者歯科診療、訪問診療など、これからの歯科医療を学ぶ
●ヒト型患者ロボットや海外臨床研修で、最新の技術・知見を学ぶ
●「着実な学力アップ」と「手厚いサポート」で国家試験合格へ導く
人体に酷似したマネキン「シムロイド」、双方向マルチメディアシステムなどが整うマルチメディア臨床基礎実習室を3・4年次の基礎実習、5年次の臨床実習で活用します。臨床に近い実習環境で、綿密な技術と診療の流れを体得できます。臨床実習では、本学の歯科訪問診療チームに同行する機会もあります。また地元住民の方々が、3年次「医療コミュニケーション」・4年次「歯科医療行動科学」では模擬患者として、5・6年次登院実習では実際の患者として協力しています。そして手厚いサポートにより国家試験合格へ導きます。
【キャンパス】
当別キャンパス
【学生数】
436名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
103名(2024年5月1日現在)
【大学院】
歯学研究科/歯学専攻(博士課程)
歯学科
【講義・学問分野】
内科学、外科学、個体差健康科学、歯学概論、解剖学・口腔解剖学、生理学・口腔生理学、歯科理工学、口腔衛生学、歯冠補綴学、歯内療法学、小児歯科学、歯科麻酔学、法医・歯学、口腔インプラント学
学部の特色
多職種連携、高齢者歯科診療、訪問診療など、これからの歯科医療を学ぶ
学部の枠を越えた多職種連携科目でチーム医療を学び、歯科医師の役割や仕事を深く理解できます。地域に根差した大学として、地域医療や高齢者医療など、確実にニーズが高まる現場を学生のうちに学べる機会が豊富です。リハビリテーション科学部の教員からベッドや車いすの移乗介助の方法を学んだり、地域の福祉施設・障がい者施設での体験学習、また臨床実習では、年間約6000件もの診療実績がある本学の歯科訪問診療チームに同行して診療の補助を行ったりなど、医療系総合大学だからこそ実現できる学びがあります。
ヒト型患者ロボットや海外臨床研修で、最新の技術・知見を学ぶ
デジタル技術の発達に伴う歯科技術の進化に対応するため、3D歯形測定器や、高齢患者特有の動作を再現するヒト型患者ロボット「シムロイド」などの最新機器を用いて診療技術を磨きます。全ての実習室にはモニターが付き、動画や録画で確認をしながら習熟度に応じた予習・復習ができます。
また、アジア圏やヨーロッパなどの20大学と提携を結んでおり、希望者は1~2週間の海外臨床研修を通して各国の医療事情や最新の知見を学ぶことができます。大学院では、研究者はもちろん、認定医・専門医をめざすことも可能です。
「着実な学力アップ」と「手厚いサポート」で国家試験合格へ導く
1・2年次に歯科医師にとって重要な基礎科目「生物学」「物理学」「化学」をしっかりと固め、総合学力試験で学年ごとの総復習、3年次以降には、これまでの知識の定着を目的とした科目を配置し学び残しがないよう、『着実な学力アップ』を図ります。
入学から卒業まで、学生1人につき主任・副主任・担当の3名で学修支援、生活相談、メンタルケアにも応じます。学力不安や苦手科目を抱える学生には個別サポートや補講を実施し、1年次からつまずきを防ぐ指導体制を築いています。
学内の専門委員会が試験の傾向や学生の苦手分野を徹底的に分析し、国家試験対策講義に反映。「教員1人あたり学生3.9人」の少人数制だからできる『手厚いサポート』で国家試験合格へ導きます。
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学べること
歯学科
6年間をどう学ぶ?
◆1年次~歯科医師になるという意識、意欲を高めながら、医療人の基礎固めをする
基礎教育科目が中心ですが、専門科目も学ぶため早くから歯科学生である自覚を持つことができます。「医療倫理学」や、福祉施設などでの研修や救命法を学ぶ「医療人間学演習」など、全人的ケアへの認識を深める授業も充実。
◆2年次~カリキュラムの多くが専門科目になり、学びの領域は全身へ
1年次で学んだ基礎を本格的な専門教育へとステップアップさせます。歯科医学の基礎として組織学や解剖学で全身への理解を深めるほか、臨床で使用される金属材料、有機・無機材料の取り扱い、加工を学びます。
◆3年次~専門基礎科目のほか、マネキンの人工歯を使った実習も
模型やマネキンの人工歯を使って、虫歯を削り、金属を詰める「保存修復学実習」など、歯科医師に近づく実感をいっそう強く認識する実習が始まります。全身医学への理解を深めるため、整形外科学など隣接医学についても学びます。
◆4年次~専門臨床科目を学び、後期にはCBTやOSCEで臨床実習前のチェック
「歯周治療学」「小児歯科学」「口腔外科学」など、実際の医療技術を学ぶ科目がカリキュラムのほとんどを占めます。後期には、知識や態度、技能など臨床の基礎能力を評価する共用試験(CBT、OSCE)が行われ、5年次からの臨床実習に備えます。
◆5年次~学内の予備実習を経て、附属医療機関での臨床実習がスタート
臨床シミュレーションシステム(PCT)を使って治療技術をトレーニングし、学生が交互に患者役となる診療実習、診療の介助などをする患者実習を経て、附属医療機関での臨床実習が始まります。臨床実習は、積極的に患者さんと接する診療参加型です。
◆6年次~臨床実習に続いて模擬試験、卒業試験で6年間の学びを総括し、国家試験に臨む
5年次から引き続き5月までは臨床実習。
その後、これまでの基礎、臨床の知識を総括する「歯科医学総合講義II」が行われます。研修先を決定し、秋からは模擬試験と卒業試験で国家試験に備えます。
【授業・講義】
診療参加型の実習「臨床実習」
附属医療機関などで行われる臨床実習では、検査、診断、診療など可能な限りチェアサイドで診療に参加します。教員の指導のもとで実際の患者さんの歯の研磨や切削も行います。
地域で活躍する開業歯科医から総合歯科診療を学んだり、福祉スタッフと連携し高齢者や障がい者のケアを行う訪問診療の現場を経験したりと本学独自のプログラムで、これからの時代に即応できる実践力を身につけます。
アドミッションポリシー
歯学部歯学科では…
歯学部歯学科では、学位授与の方針の要件を修得し、多職種連携によるチーム医療をはじめ地域社会や国際社会に貢献できる自立した歯科医師を養成することを目標としています。そのため、本学科では、以下のような資質を持った人材を広く求めます。
1.歯科医師として医療現場で活躍するという強い意志を持っている人
2.生命を尊重し、他者を大切に思う心がある人
3.生涯にわたって学修を継続し、自己を磨く意欲を持っている人
4.保健・医療・福祉に関心があり、地域社会および国際社会に貢献するという目的意識を持っている人
5.入学後の修学に必要な基礎学力*を有している人
*基礎学力について
歯学部歯学科では、専門科目でヒトの体の構造と機能を学ぶとともに歯科治療に用いる様々な材料の物性、化学薬品の性質、検査・治療器具の理論を学びます。そこで生物、物理、化学、数学などの科目を理解し、応用できることが入学後の学修成果を高めることになります。さらに、専門科目を学ぶ際には英語刊行物の理解が必要になることがあり、また、国際化していく医療現場で貢献する準備として英語力が必要になります。ここに示す「基礎学力を有し」とはこれらの科目を高校で履修していることをさします。ただし、理科3科目全ての履修は限定されるため、少なくとも1科目を履修しており、未履修の科目については合格後に本学が提供する教育プログラムを受講することを推奨します。
なお、入学者選抜区分ごとの入学希望者に求める能力、水準等の判定方法は以下のとおりです。適性を総合的に評価して入学者を選抜します。
「総合型選抜」は、これまでの学習・活動履歴や人物ならびに目的意識と入学後の学習意欲を面接・プレゼンテーション・調査書等により評価します。また学力試験により基礎学力を評価します。
「学校推薦型選抜」は、学校長等からの推薦をうけて、人物ならびに目的意識と入学後の学習意欲を面接・プレゼンテーション・調査書等により評価します。また学力試験により基礎学力を評価します。
「一般選抜・共通テスト利用選抜」は、これまでの学習・活動履歴や人物を調査書等により評価し、学力試験により、英語・数学・理科等の多様な基礎学力を評価します。
「社会人特別選抜」は、人物ならびに目的意識と入学後の学習意欲を面接・プレゼンテーション・調査書等により評価し、さらに学力試験により基礎学力を評価します。
「外国人留学生特別選抜」は、人物ならびに目的意識と入学後の学習意欲及び日本語能力を面接・プレゼンテーション・調査書等により評価し、さらに学力試験により基礎学力を評価します。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
北海道石狩郡当別町金沢1757
入試広報課
【フリーダイヤル】0120-068-222