北里大学/理学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
物理学科(53名)
化学科(80名)
生物科学科(80名)
所在地
1~4年:神奈川
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
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●生命から宇宙まで、あらゆる自然現象における原理や法則を探究する
●最先端の基礎科学研究に取り組み、研究者・技術者・教育者としての能力を修得する
●専門分野に特化した研究のみでなく、複数の分野にまたがる学際研究も活発
本学部は「物理学科」「化学科」「生物科学科」の3学科で構成されています。理学部は基礎科学の研究テーマに長期的な視点で取り組んでいます。学部では、基礎科学に関する幅広い知識と能力を身に付けることを目的としたカリキュラムを設置しています。また、多くの卒業生が大学院へ進学し、最先端の基礎科学研究に取り組みます。
【キャンパス】
相模原キャンパス
【学生数】
920名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
47名(2023年5月1日現在)
【大学院】
理学研究科(M/D)
物理学科
【講義・学問分野】
物理学全般
化学科
【講義・学問分野】
化学全般
生物科学科
【講義・学問分野】
生物学全般
入学者・卒業者数
入学者数
230人- 女子生徒数
- 87人
- 男子生徒数
- 143人
- 地元出身学生数
- 99人
- 入学者総数
- 230人
卒業者数
202人- 就職者数
- 88人
- 進学者数
- 104人
学部の特色
生命から宇宙まで、あらゆる自然現象における原理や法則を探究する
広大な宇宙から身の回りの物質や生命、そして極微の素粒子まで、あらゆる自然現象の原理や法則を探究するのが「理学」という学問分野です。なぜ現在の宇宙は存在するのか?自然界に無い物質の合成方法は?なぜ哺乳類であるシマリスが冬眠するのか?…好奇心を追求し、その答えを自ら探し出すことが科学の本質です。
最先端の基礎科学研究に取り組み、研究者・技術者・教育者としての能力を修得する
学部では講義・演習・実験により、基礎科学研究に関する基本的な知識と能力を身に付けます。そして、全員が1年間の卒業研究に取り組むことにより、未解決の問題に対して、自身で考えて成果を得るための能力を修得します。大学院進学率が平均5割と極めて高いことも特徴です。
専門分野に特化した研究のみでなく、複数の分野にまたがる学際研究も活発
医療・生命科学の総合大学において、理学部は「すぐに役立つとは限らない」研究テーマに長期的な視点で取り組んでいます。同時に学内の様々な生命科学に関する研究を基礎科学の視点から支えています。そのため、細分化した専門分野に特化した研究のみでなく、複数の分野にまたがる学際研究も活発です。
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学べること
物理学科
物理学・数学の基礎をマスターし、物理の視点で物質・数理・情報・生命の科学に取り組む
物理学科では、広大な宇宙で起きている現象からミクロな生命現象まで、さまざまな現象にひそむ真理に迫り、実験や数理モデル、計算機によるシミュレーションといった手法を駆使して、自然界の法則性を解明していきます。
〈1・2年次はコアカリキュラムを履修〉
1・2年次に、物理学・数学の基礎をマスターするための「物理コア・カリキュラム」を導入。高等学校での数学、物理の履修状況も配慮し、グループでの実験・演習による徹底した少人数教育を行います。学生一人ひとりの理解度を把握しながら授業を進め、また必要に応じて習熟度を客観的に確認します。そのほか、情報科学や生命科学の基礎科目も学びます。
〈3年次では選択科目により専門分野の理解を深める〉
3年次からは光物性物理学、量子物理学、生命物理学、固体物理学の選択科目が展開され、学生の興味や将来の目標に合った分野の学習に集中的に取り組むことができます。他学科の講義や化学・生物学の実験を通して、理学系の領域全体を広く履修することも可能です。
化学科
化学の基礎を理論と実験で修得し、新しい物性や機能をもつ化合物の開発に挑む
化学は物質について総合的に研究する学問です。現代化学に求められる能力は、「分子レベルの設計により目的にあった物性や機能をもつ化合物を創り出し、その反応を明らかにする」こと。化学科では、こうした役割を果たすために必要な専門知識や技術を体得することを勉学の目標としています。理学の理論をしっかりと把握したうえで、さまざまな化学領域で物質の構造や機能、反応について理解します。
〈物理学や生物学などの隣接分野も多数配置〉
カリキュラムとしては、1~3年次までに無機・有機・物理化学など幅広い化学の基礎を身に付けます。基礎的な化学実験も1年次から始まります。物理学や生物学といった他学科の科目も履修できるので、隣接する学問分野の基礎知識や実験能力を身に付けることも可能です。3年次になると、選択科目の幅も増え、さまざまな化学の領域をより専門的に学んでいきます。4年次には研究室に所属し、自分の卒業研究をまとめていきます。
生物科学科
生物学から基礎医学まで幅広く学べる科目群で、生命現象を分子のレベルで理解する
生物科学についての深い知識と高度な専門研究の技法を身に付け、生物学や基礎医学の分野で最先端の研究を担える人材の育成を目標としています。遺伝子の構造や機能から、発生・免疫・記憶・行動といった生命の活動まで、分子のレベルで探究します。
〈充実した実習と豊富な専門科目を用意〉
最新のLAN や液晶プロジェクターを備えた講義室での講義と、セルソーターなど先進的な装置や自由に操作できる顕微鏡を備えた実習室での実験を両輪とするカリキュラムが用意されています。4年生で各研究室に配属となりますが、1〜3年生も各研究室を訪ねて質問する姿が見られるのは生物科学科ならではです。
アドミッションポリシー
選抜者基本方針
理学部は、自然科学の基礎知識に立脚して社会の広い分野において研究者・専門技術者・教育者として活躍できる人材、また大学院でさらに高度な教育を受けるための能力を有する人材を養成することを目的としています。入学者の受け入れにおいては、高校までの基礎学力と、これに基づく筋道立った思考力を備え、かつ知的好奇心が旺盛な入学者の選抜を行うことを基本方針としています。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
神奈川県相模原市南区北里1-15-1
理学部入試係
(042)778-9172
【URL】
理学部の主な就職先
【物理学科】富士ソフト、日立情報通信エンジニアリング、フコク情報システム、TISソリューションリンク、ITS、NECプラットフォームズ、東京エレクトロンデバイス、シーアールイー、ティー・アンド・シー、パナソニックインダスリアルマーケティング&セールス、メイテック、JA全農青果センター …ほか
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