成城大学/文芸学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
国文学科(60名)
英文学科(75名)
芸術学科(60名)
文化史学科(60名)
マスコミュニケーション学科(60名)
ヨーロッパ文化学科(60名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
文芸学部の偏差値を見るプロフィール
●各分野の専門家に学び、深い知識と思考力を身に付ける
●他学科の授業も学べる「自由選択」科目や2学科を同時に学ぶ「主専攻・副専攻制度」を利用して、幅広い教養を習得する
●本学独自のプログラム「WRD」を通じて「書く・読む・議論する」力を伸ばす
文学・芸術・歴史を中心とする人類の文化を多角的に研究・考察しながら、豊かな教養、柔軟な思考力、広い視野を習得し、創造的に社会貢献できる人材を育成します。
【学生数】
1701名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
56名(2023年5月1日現在)
【大学院】
文学研究科
国文学科
【講義・学問分野】
素読、漢文学、国語学、古代国文学、中古国文学、中世国文学、近世国文学、近代国文学、書道など
英文学科
【講義・学問分野】
英語文学、英語文学史、英語文化、英語学、英語コミュニケーションなど
芸術学科
【講義・学問分野】
美学、音楽学、演劇学、映画学、日本美術史、東洋美術史、西洋美術史、芸術学・美術史実習など
文化史学科
【講義・学問分野】
歴史学、日本文化史、民俗学、東洋文化史、文化人類学、人文地理学、文化史実習など
マスコミュニケーション学科
【講義・学問分野】
社会心理学、マスコミデータ解析実習、マスコミ史、広告心理学、映像コミュニケーション、ジャーナリズム論など
ヨーロッパ文化学科
【講義・学問分野】
独語コミュニケーション、仏語コミュニケーション、現代ドイツ事情演習、現代フランス事情演習、西洋古典、言語学、独語独文学、仏語仏文学、広域芸術論、哲学、宗教学など
学部の特色
各分野の専門家に学び、深い知識と思考力を身に付ける
本学部では、文学・言語・芸術・思想をはじめ人類学や民俗学、社会心理学、メディア学など、人類が創造してきた文化全般をカバーする6学科があり、それぞれの分野で深い知識を持つ専任教員に少人数クラスで学ぶことができます。また座学だけではなく、学外での実習や研修旅行を行うことで体験的に理解を深めます。知識と体験の両軸で主体的に学ぶ力を身に付け、卒業後に幅広いフィールドで活躍できる人材を育成します。
他学科の授業も学べる「自由選択」科目や2学科を同時に学ぶ「主専攻・副専攻制度」を利用して、幅広い教養を習得する
本学部では、同一のテーマで6学科の教員がリレー形式で講義を行う「文芸講座」を全員必修としています。1年次から複数の視点で物事を捉えることを学び、幅広い教養を身に付けることをめざします。また、卒業に必要な単位の約4分の1に相当する29~32単位を、6学科の中から自由に選択することができます。各自の関心や将来像に応じたカリキュラム編成が可能です。
さらに、自分の所属する学科を主専攻とし、本学部の他学科からもう一つの学科を選んで副専攻に指定することができる「主専攻・副専攻制度」を導入しています。この制度を利用すれば、卒業時には副専攻も履修したことが正式に認定されます。学際的な研究に意欲的に取り組もうという学生や、多角的な視野を身に付けたいという学生には最適な制度です。
本学独自のプログラム「WRD」を通じて「書く・読む・議論する」力を伸ばす
本学部では、初年次教育のプログラムの一つとして、社会で役立つリテラシー「WRD(ワード)」を受講します。WRDとは、「Write=書く・Read=読む・Debate=議論する」の頭文字で、「書く・読む・議論する」力を伸ばす本学独自のプログラムです。大学での学びとは単に情報を集め理解するだけではなく、その素材を基に思考し、自らの言葉で表現したうえで、ほかの人の意見を聞き、議論をし、さらに思考を深めていくという繰り返しによって成長していくことです。WRDではそうした学びが可能になるための基礎を養い、大学、そして社会で生きるために必要な力を身に付けます。
この学部のことを詳しくチェック
学べること
国文学科
古典文学重視のカリキュラムで、古代から現代までの豊かな言葉と文章に触れる
国文学、国語学、漢文学をそれぞれの専任教員のもとで深く学ぶことができます。学びのテーマは「『紫式部日記』を読む」「『平家物語』と能」「茶の湯の道・学・実」「戦後文学を読む」「音声言語の世界への招待」(2023年度参考)など多様です。文献を声に出して読む「素読」や古文のくずし文字を書く授業など、五感を使って日本の「言葉」の豊かさに触れる実感重視の学びが特徴。また、「知る」「考える」「ことばで表現する」ことを通してコミュニケーション能力も高めます。
英文学科
社会に出てからも役に立つ本当の英語力を身に付ける
英語という言語自体を研究する英語学、英語で書かれた文学の研究、英語が使われている地域の文化研究の3つの分野にわたって、真の英語力と国際的教養を養います。英語の本質を知るためにも言語・文学・文化を横断する幅広い学びを通して英語力を身に付けます。「第二言語・外国語習得を促進するメディア活用の理論と実践」「英語音声学」「近代初期英文学および視覚文化研究」「〈女性〉のイギリス文学とその映画化」「ニューヨークからアメリカを学ぶ」(2023年度参考)など、さまざまな角度から英語に触れます。また、TOEIC(R)を年2回受験することで英語の実践力・運用力を高めます。
芸術学科
人とは異なる視点から物事を捉え、個性と多様さで芸術の本質を追求する
本学科では、美学・音楽学・演劇学・映画学・美術史学(日本、東洋、西洋)などの芸術を幅広く学ぶことができます。芸術を研究対象とする学科の中でも分野の偏りがなく、芸術全般への深い理解と洞察力を養えるところが特色です。また、作品鑑賞・見学旅行などの実習を取り入れることで、自分の目で見て、考え、判断するための「感性」を育てます。卒業後の進路は、美術館や博物館で働く学芸員や、映画・映像の世界で活躍する人材も多く輩出しています。
文化史学科
歴史学・民俗学・文化人類学の3本柱で文化を学ぶ
本学科は政治・経済・社会などの分野を越えて、総合的な視点から日本の歴史を学ぶ歴史学、人々の日々の営みや地域ごとの宗教・芸能を学ぶ民俗学、そして東アジアを中心に世界と日本の文化を比較する文化人類学の3つを柱としています。さまざまな文化的・社会的な問題をより多角的・より効果的に分析し、学びのテーマは「聖徳太子信仰の歴史と文化」「民俗信仰の諸相」「日本人の出産と育児 いま・むかし」「〈ひと〉からせまる呪術」「「ベトナム寺院」に集う人びとを通して見る多文化共生」(2023年度参考)など多岐にわたります。また、文化史実習や学科研修旅行などのフィールドワークを実施し、体験的、実践的な学びを重視しています。
マスコミュニケーション学科
多彩な実習・講義で現代社会とメディアの関係を学ぶ
現代社会とメディアとの関係を多彩な学問を通して学ぶ学科です。マスメディアの現状と歴史、ジャーナリズムについての講義をはじめ、社会心理学、広告心理学、コミュニケーション理論、データ解析、さらにはマスメディアの第一線で活躍する講師による講義などを用意しています。例えば「映像コミュニケーション」という授業では、企画、取材、構成、撮影、編集、ナレーション、効果音楽など一連の映像制作の過程を実際に行うことで、映像コンテンツへの関心・理解を深めます。メディアの現場だけでなく、企業の広報、宣伝、マーケティングなど、さまざまな場所で活躍できる力を身に付けた人材を育成します。
ヨーロッパ文化学科
ドイツ語、フランス語を習得し、ヨーロッパの文化を探究する
本学科は、一つの分野に縛られることなく、歴史、政治、文学、哲学、芸術などヨーロッパを複眼的かつ総合的に検討できる学科です。研究の基本となる語学力としてドイツ語、フランス語を基礎から学び、検定試験にも合格できる程度の実力をつけます。その語学力を使いながら、ヨーロッパの文化について追究していきます。1・2年次は歴史、文学、思想、映像などからヨーロッパの文化を総合的に学びます。3・4年次にはゼミを選択し、専門領域の学びを深めていきます。さらに、ギリシア、ローマといったヨーロッパの古典に触れることもできます。