東邦大学/理学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
化学科(80名)
生物学科(80名)
生物分子科学科(80名)
物理学科(70名)
情報科学科(100名)
生命圏環境科学科(60名)
所在地
1~4年:千葉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
理学部の偏差値を見るプロフィール
●科学の視点から考える力を磨き最先端分野で活躍できる研究者・科学技術者へ
●希少で高価な最新の設備・機器を扱える!充実した環境で最先端の研究ができる
●卒業後の幅広い進路を見据え、「教員養成課程」や「臨床検査技師課程」などさまざまな資格を取得できる
教員と学生の対話を通じて学生一人ひとりの個性や自主性を尊重した指導を実施。このため研究への取組みの姿勢や考え方を肌で感じることができます。他学部との共同研究や外部の研究機関との連携を推進しており、最先端分野の研究に触れる機会にも恵まれています。
【キャンパス】
習志野キャンパス
【学生数】
1966名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
107名(2024年5月1日現在)
【大学院】
理学研究科/化学専攻(M/D)、生物学専攻(M/D)、生物分子科学専攻(M/D)、物理学専攻(M/D)、情報科学専攻(M/D)、環境科学専攻(M/D)
化学科
【講義・学問分野】
化学、医療技術学、地球・宇宙科学、環境科学、エネルギー・資源工学、応用化学、材料工学
生物学科
【講義・学問分野】
生物学、バイオ・生命科学、医療技術学、環境科学
生物分子科学科
【講義・学問分野】
生物学、バイオ・生命科学、化学、医療技術学、医用工学
物理学科
【講義・学問分野】
数学、物理学、地球・宇宙科学、原子力工学、電子工学、応用物理学、材料工学
情報科学科
【講義・学問分野】
数学、システム・制御工学、情報工学、通信工学、画像・音響工学、医用工学、医療技術学
生命圏環境科学科
【講義・学問分野】
地球・宇宙科学、環境科学、エネルギー・資源工学、医療技術学、化学、生物学、環境工学
学部の特色

科学の視点から考える力を磨き最先端分野で活躍できる研究者・科学技術者へ

理学部では、基礎的な自然科学を対象とする化学科、生物学科、物理学科と、より応用に近い分野を対象とする生物分子科学科と情報科学科、生命圏環境科学科、さらに教養科も備え、専門性と人間性を備えた研究者、科学技術者を育成します。
実習や演習といった実践的な教育を多く取り入れ、学生が自ら問題を見つけ、考え、解決する力を育むことに重点を置いています。自然科学の土台を支えながら、最先端分野の発展に貢献する人材の育成を実践しています。

希少で高価な最新の設備・機器を扱える!充実した環境で最先端の研究ができる

理学部では、学科ごとに最先端の研究テーマを扱えるように、最新の設備・機器を導入しています。各学科には第一線で活躍する研究者や技術者が使用するような高機能の機器も数多く設置され、他大学や企業、研究機関と比較してもハイレベルな設備環境を実現しています。これらを在学中から取り扱えるため、学生は卒業後、就職先で使われている最新の機器にもスムーズに対応することができます。

卒業後の幅広い進路を見据え、「教員養成課程」や「臨床検査技師課程」などさまざまな資格を取得できる

卒業後の幅広い進路を見据え、教員養成課程や臨床検査技師課程(※)など、さまざまな資格・免許の取得を視野に入れたカリキュラムで学生をサポートしており、毎年100%に近い数値の就職内定率を誇ります。
教員養成課程では、中学校および高等学校教諭一種免許状に加え、聖徳大学通信教育部との連携により小学校教諭一種免許状の取得もできます。また、臨床検査技師課程を経て、臨床検査技師をめざすことも可能です。理学部でこの国家資格が取得できるのは、首都圏では東邦大学だけです。
※一部学科のみ。
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学べること
化学科

自然科学の基幹となる「化学」を幅広く応用できる力を養う
工学はもとより薬学、医学などの分野で、広く生かされている「化学」。幅広い応用分野に対応できるよう講義・演習・実験を連携させ、問題発見・解決能力を養います。
また、実験を重視し、1年次の基礎化学実験、2年次の無機・分析化学実験、3年次の有機化学実験と物理化学実験、4年次の卒業研究など、4年間にわたって充実した実験科目を配置しています。専門性の高い機器操作を通して、より実践的な実験技法が学べます。
【教育の特色】
1.実験科目が充実
2.効率的な教育システム
3.幅広い研究分野
4.臨床検査技師の養成(定員約15名)
【授業・講義】
地球環境の謎を化学的な分析手法で解き明かす
■地球化学教室
46億年にわたる大気・海洋・大陸の進化、生命の起源と進化、そして地球環境変動の解明に向け、その足掛かりとなる堆積物・堆積岩を対象に化学的な分析手法でアプローチ。現代における環境汚染、地球温暖化などの原因解明や、生態系の保全にも挑みます。
生物学科

分子から生態まで、生物の幅広い世界を探究。充実した実習が特長
生物のあらゆる現象を研究対象にしており、生態学、分類学、行動学などマクロな分野から、遺伝学や細胞学、生化学というミクロな分野までバランス良く学べます。研究室も幅広く、生態系研究室が多いのも国立、私立大学を問わず類稀な特徴です。
また、マクロ系分野の教育・研究の充実が特徴である生物学科では、2、3年次に、自然の中で調査・研究を行う野外実習科目を配置。さらに一人一台ある顕微鏡などの機器を利用した実験実習科目も多く、実践的に生物学を学ぶことができます。
【教育の特色】
1.段階的・体系的な学び
2.野外実習や実験など充実した実習カリキュラム
3.個性や長所を生かせるクラス担任制の教育
4.臨床検査技師の養成(定員約15名)
【授業・講義】
生物の適応進化・多様化のメカニズムを明らかにする
■地理生態学研究室
生物のからだの形や大きさ、色は、どのようにして多様に適応進化したのでしょうか。
昆虫や陸産貝類を主材料に、形態解析や行動実験、分子実験から、生物の形態や体色が多様化するメカニズムを研究しています。
生物分子科学科

医療、農業、食品、化学工業などで注目。生命現象を分子のレベルで解き明かす
生物分子科学は、化学の知識や手法を用いて生命現象をより深く探究する学問です。遺伝子やタンパク質など分子レベルの研究を通して、医療・創薬・化学工業・分子育種など多様な分野に貢献できる人材を育成します。本学科では実験を重視しており、生物分子科学実験として、遺伝子解析実験や有機化学実験など、基礎から応用まで20種類以上の実験を用意。最先端の研究で実際に使用されている設備環境での実験や実習を通して、実践的な知識・技術を身に付けます。また、医学部や付属3病院、薬学部との共同研究も盛んに行っています。
【教育の特色】
1.多彩な専攻分野
2.基礎から応用まで20種類以上の充実した実験カリキュラム
3.資格試験の高い合格率と安定した就職・進学率
4.臨床検査技師の養成(定員約15名)
【授業・講義】
自然免疫と老化との関わり
■永田研究室
からだの細胞は常に新しく産み出され、役割を終えた死細胞は免疫細胞によって除去されますが、免疫機能が落ちると死細胞が蓄積し、老化に伴う疾病の原因となります。死細胞の除去機構の解明を通じて、免疫と老化との関わりを追究します。
物理学科

宇宙から最先端物質科学まで幅広い知識と技術を学ぶ
物理学科では、物理の基礎を体系的に学ぶとともに、研究の最先端を見据え、自然界の基本法則を探究する知的好奇心あふれるスペシャリストを育成しています。1・2年次のうちに基礎を固め、3年次では2コースに分かれてより専門的に学びます。その一つとして「物理エンジニアコース」は、2004年にJABEE(日本技術者教育認定機構)によって、物理・応用物理学関連分野では全国初の認定プログラムとして承認され、このコースを修了した学生は、国家資格である「技術士」の第1次試験が免除されます。
また、神岡宇宙素粒子研究施設の見学会をはじめ、国内外での学外研修を定期的に実施し、研究の最先端を肌で感じられる貴重な機会が提供されています。
【教育の特色】
1.最先端の施設・設備が揃う充実した研究環境
2.国際水準の教育が受けられるJABEE認定プログラム
3.国内外での学外研修
【授業・講義】
ブラックホールから宇宙の大規模構造まで
■宇宙物理学教室
私たちの宇宙は、微視的な素粒子に働く力や巨視的なスケールで卓越する重力などが支配するさまざまな物理過程が絡まり合いながら成り立っています。本研究室では、これらを考慮しつつ、中性子星・ブラックホールなどの高密度天体から、銀河・銀河団などの大規模構造、さらには宇宙の進化まで、理論的な研究を行っています。また、進展著しい重力波や、さまざまな波長の電磁観測に関する研究も行っています。
情報科学科

情報科学の最先端分野を2つの選択制コースで学びを深める
数理的な理論分野からコンピュータ・メディア処理技術、生命科学の応用分野まで、幅広い研究体制を整え、最先端分野で活躍できる人材を育成しています。
1年次は数学・情報科学の基礎を固め、2年次からは、自分の進路や目標に合わせて2つの専門コースに分かれて学びます。「数理知能科学コース」では、数理的な手法をもとに、自然・社会および人間の知的活動をモデル化し、さまざまな問題・現象の理解・解明をめざします。「メディア生命科学コース」では、コンピュータに関する基礎知識とプログラミング等の利用スキルを中核として学び、情報処理や医療や生命、自然環境などの分野へ応用するために必要となる考え方や具体例を学びます。
【教育の特色】
1.進路・目標で選ぶ2つの専門コース(2年次以降)
2.学生のニーズに合わせたきめ細かい教育
3.最新のコンピュータを利用できる充実の設備環境
【授業・講義】
コンピュータビジョンと機械学習
■数藤研究室
画像や映像、センサデータをコンピュータで学習し人間のように理解させることをめざす、コンピュータビジョンや機械学習といった領域の研究に挑戦。魅力的な応用例を提案することが目標です。
生命圏環境科学科

環境問題を理論と実践の両面から学び、その克服に挑む
持続可能な社会をつくるため、理学の力と社会科学の視点を融合させ、自然と社会を包括したより良い「生命圏」を探究します。
1・2年次に化学・生物学・物理学・地学といった基礎理学をはじめ、人文・社会科学の視点、コミュニケーション力などを総合的に修得。3年次から4つのコースに分かれ、実験・実習を通してより発展的で専門性の高い環境科学を学びます。また、野外実習など自然を直接体験する学習を重視しているのも特長です。1年次の環境科学体験実習をはじめ、2年次の環境科学プロジェクト実習とハワイでの環境科学海外研修、3年次の専門的な野外実習など充実した実習科目があります。
【教育の特色】
1.段階的・体系的な学び
2.すべての理系分野を学べる基礎科学実験
3.野外実習・実践型実習が充実
4.臨床検査技師の養成(定員約5名)
【授業・講義】
地下の流体の“動き”と“働き”を探る
■地殻力学・地下水理学研究室
流体の地下での振る舞いや力学特性への影響は、地震の発生メカニズムや廃棄物の地中処分などさまざまな分野に関係する重要な性質。室内岩石実験や野外調査に、数値計算などを組み合わせることで、これらの性質の解明に取り組んでいます。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
千葉県船橋市三山2-2-1
入試広報課
(047)472-0666