東邦大学/薬学部の詳細情報

人々の健康に責任を持つ「心の温かい薬の専門家」の育成を目標に、質の高い医療人の育成を行っています。自然科学系総合大学の強みを生かし、チーム医療が重視される医療現場に対応するため、全学部合同参加の「チーム医療演習」や「実用医療英語」など、共通教育を実施しています。さらに医学部と薬学部では合同授業も行っています。医・薬の学生が少人数チームを組んでディベートを実施し、チーム行動を通して他者理解・共同作業を体験できる学びの場となっています。また、研究活動にも力を入れており、研究者をめざす人のために4年間の大学院（博士課程）を設置。チーム医療の一員として活躍できる薬剤師や未来の医療の発展に貢献する創薬研究者を輩出します。

本学部では5年次に実施される病院や薬局での実務実習に円滑に対応できるよう、4年次の「プレ実務実習」で薬剤師の業務に必要な知識と技術、態度などを身に付けます。学内にはモデル薬局、無菌調剤実習室、注射調剤実習室など実際の薬局や病院薬剤部を忠実に再現した施設を完備しています。薬学部の教員と現役薬剤師の指導のもと、より臨床に即したプレ実務実習が行えるので、安心して5年次の実習に臨むことができます。

東邦大学には、医学部に隣接し、特定機能病院でもある大森病院、東京・渋谷に近く、地域の中核病院である大橋病院。千葉県にあり、地域住民の医療・健康を支えプライマリ・ケアを実現する佐倉病院があります。付属病院は、単なる実習の受け入れ先として協力するのではなく、質の高いチーム医療の一員として活躍できる薬剤師の育成に力を入れることを目標としており、万全の教育体制を整えています。実習の効果を高めるため、付属病院内に薬学部専用の講義室を設置し、薬剤師による講義をはじめ、レポート作成や情報収集の場として活用しています。また、薬学部内に実習病院・薬局との連携を統括する臨床薬学研修センターを設置し、外部との連携を積極的に行っています。

• 薬学部の入試情報 （入試科目・入試日程）
• 薬学部の倍率・合格最低点・合格平均点
• この大学に通っている大学生の声
• 薬学部の偏差値・入試難易度

自然科学系総合大学の強みを生かし、他学部や付属病院と連携。他学部の学びに触れながら薬剤師をめざせる

医学部、薬学部、理学部、看護学部、健康科学部で連携した「チーム医療演習」では、各学部の学生が班に分かれ、医療現場の事象に関する共通のテーマに取り組みます。実際の医療現場で働いている病院スタッフも参加し、多職種連携を実践的に学びます。
さらに、医学部と薬学部では合同授業も行なっています。医・薬の学生が少人数のチームを組み、授業内に提示される論題について肯定派・否定派に分かれて議論するディベートを実施しており、学部の垣根を越えたチーム行動を通し、他者理解・共同作業を体験できる学びの場となっています。

【教育の特色】
1.担任制の丁寧な指導
2.質の高い実践的な実習が充実
3.効率的な教育システム
4.医学部と薬学部の合同授業

【授業・講義】
実務実習

実務実習は、病院・薬局で各11週間にわたり行われます。処方箋に基づいて薬を調合するだけでなく、患者さんとじかに接することによって、患者さんの視点から考えることの大切さを学びます。実習先の業務にスムーズに対応できるように、事前にプレ実務実習として学内実習を行い、薬剤師の業務に必要な知識や技術、態度などを身に付けます。