中京大学/スポーツ科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
スポーツマネジメント学科(80名)
スポーツ健康科学科(110名)
トレーナー学科(80名)
スポーツ教育学科(160名)
競技スポーツ科学科(310名)
所在地
1~4年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
スポーツ科学部の偏差値を見るプロフィール
●スポーツ科学の総合学部として、多方面から社会課題の解決に挑む
●スポーツ科学、健康科学の幅広い知識を身に付けた、実践に強い保健体育科教員を養成
●最先端の研究施設・設備が整った教育環境
スポーツと健康との関係について科学的な視点から幅広く研究を進める「スポーツ健康科学科」、個人の目標に応じた専門分野の理論と実技を複合的に学ぶ「競技スポーツ科学科」、教育現場で真に必要とされる保健体育科教員を養成する「スポーツ教育学科」、経済・経営・法をスポーツの観点から学修する「スポーツマネジメント学科」、プロチームや医療機関のトレーナーをめざせる「トレーナー学科」を設置。
【キャンパス】
豊田キャンパス
【学生数】
3115名(2025年5月1日現在)
【専任教員数】
61名(2025年5月1日現在)
【大学院】
スポーツ科学研究科/スポーツ科学専攻(修士・博士)
スポーツマネジメント学科
【講義・学問分野】
スポーツ経営学概論、スポーツ法学、スポーツ社会学、スポーツプロモーション論、国際開発論、スポーツ施設管理論 など
スポーツ健康科学科
【講義・学問分野】
健康運動実践学、解剖・生理学、生涯スポーツ論、衛生・公衆衛生学演習 など
トレーナー学科
【講義・学問分野】
トレーナー概論、スポーツ救急処置、運動器の機能解剖学、スポーツコンディショニング論、ストレングス&コンディショニング演習、アスレティックトレーナー実習 など
スポーツ教育学科
【講義・学問分野】
体育実技指導法、学校指導実習、スポーツ教育学、健康教育学、学校保健、体育科教育法 など
競技スポーツ科学科
【講義・学問分野】
スポーツパフォーマンス実習、バイオメカニクス、体育・スポーツ心理学、スポーツ栄養学、コーチング論、トレーニング論 など
学部の特色

スポーツ科学の総合学部として、多方面から社会課題の解決に挑む

本学部は、60年を超える歴史の中で培われた、研究・教育・スポーツ実践分野における高い専門性や実績を生かしながら、さらに進化を続けています。スポーツで「つなぐ」「つくる」「支える」「教える」「高める」の充実した5学科体制により、少子高齢、地域活性、共生社会などさまざまな社会課題に挑む人材を育成します。また、国内外で活躍する世界レベルのアスリートや、それを支えるコーチ・トレーナー、そして中学・高校の保健体育科の教員などを数多く輩出しています。

スポーツ科学、健康科学の幅広い知識を身に付けた、実践に強い保健体育科教員を養成

●教員採用試験サポートプログラム
本学部では、全学科で教員免許状の取得が可能。半世紀にわたる安定した実績に基づく教員養成の確かなノウハウを用いて、教員をめざす学生をサポートしています。早期から体系的な支援を展開し、卒業生も含めて採用まで手厚くフォローしています。また、教育現場で即戦力となる人材を育成するため、全国で活躍する卒業生に協力を得るなど、卒業生とのネットワーク構築にも注力しています。
●小学校教諭免許状取得プログラム
スポーツ健康科学科とスポーツ教育学科では、提携校の通信課程を履修することで、卒業時に小学校教諭二種免許状の取得が可能です。
※中学校および高等学校教職課程を履修するスポーツ健康科学科・スポーツ教育学科生が対象です。
★2024年度小学校教員採用試験現役合格者数(学部全体。公立学校のみ)36人
★2024年度中学校・高等学校保健体育科教員採用試験合格者数(既卒者含む)29人

最先端の研究施設・設備が整った教育環境

豊田キャンパスには、最先端の研究を支えるためのさまざまな研究施設が充実しています。モーションキャプチャシステムにより動作解析を行うバイオメカニクス実験室、人工的に気象条件を設定して運動時の反応を観察できる人工気象室、スイマーの動作を全方位的にビデオ撮影できる回流水槽などを設置しています。
また、世界が注目するトップアスリートを養成するための、最新のスポーツ施設も充実。1周400mの全天候型陸上競技場、屋外50m温水プール、室内25m温水プール、アイスアリーナ、地上2階建ての大体育館などが広大な敷地内に設置されています。
学べること
スポーツマネジメント学科

経済・経営・法など、多様な領域からスポーツの可能性を学ぶ
「経済・経営・法」をスポーツの観点から学修。スポーツビジネスや運営管理に加えて、データサイエンスなどの科目を学びます。スポーツマネジメント事例研究(海外)や、スポーツマーケティングの実務経験がある担当教員による学外連携プログラムを含んだスポーツマネジメント演習も実施します。
●スポーツマネジメントモデル
スポーツ組織やスポーツ関連施設などの運営・管理についての理論と実践を学び、スポーツ事業の効果的、効率的な企画や運営に貢献する能力と資質を養います。
●スポーツプロモーションモデル
スポーツの普及・振興や地域活性化に関する知識や運営手法などを体系的に修得し、スポーツを活用した街づくりや国際協力などの現場において貢献できる知識と行動力を身に付けます。
【授業・講義】
スポーツマネジメント事例研究(海外)
1年次の秋学期にスポーツビジネスにおける世界最大の市場であるアメリカを訪れ、スポーツビジネスの現場を実地に体験する研修を実施。野球などのスポーツチームやスポーツ施設、スポーツ用品メーカー、流通産業などの多様なスポーツ関連企業を視察します。さらに、スポーツエージェント(代理人)やトレーナーなどアスリートを支える人々の職場も訪問し、スポーツに関わる仕事について視野を広げ、自らのキャリアイメージの形成に役立てます。
※状況によって行先などが変更となる場合があります。
スポーツ健康科学科

子どもから高齢者まで全ての世代の健康づくりを支える人材を育成
スポーツと健康科学に関する専門知識を修得したうえで、子ども・労働者・高齢者のステージに合わせた健康づくりを学修。レクリエーションスポーツやスポーツパフォーマンスの回復・向上のための知識と技能も身に付けます。
●健康づくりスポーツモデル
健康づくりのための生涯スポーツに関する理論と実践を学び、青壮年や高齢者を対象にした地域や職域での保健事業の企画・運営・実施能力を身に付けます。
●子どもスポーツモデル
子どもの体力向上やスポーツ機会の充実に関する理論と実践を学び、子どものスポーツ実践を促進するための事業の企画・運営・実施能力を身に付けます。
【授業・講義】
健康運動実習
健康や体力の向上をめざした運動プログラムのつくり方、加齢に伴う身体の変化、運動指導上の注意点などに関する知識を学びます。また、健康づくりの現場でよく行われているウオーキング、エアロビクス、水中運動、自分の体重を使った筋力トレーニングなどを実践し、その指導方法を修得します。これらを通じて、さまざまな人に対する安全で効果的な運動指導力を身に付けます。
トレーナー学科

アスリートのスポーツパフォーマンスの発揮を支える人材を育成
科学的な知識を基に、トレーニング法や健康管理法、運動による障害や外傷への処置法などを修得。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの受験資格も取得可能です。アメリカでトレーナー事例研究(海外)も実施します。
●アスレティックトレーナーモデル
運動による外傷や障害への対応に関する専門的な知識と、科学的根拠に基づいたトレーニング法や健康管理法を修得します。
●ストレングス&コンディショニングトレーナーモデル
競技特性や選手のニーズを分析し、筋力、パワー、筋持久力、スピード、バランスなど、筋機能が関わる全ての体力要素の向上をめざすための計画、実践、指導能力を修得します。
【授業・講義】
トレーナー事例研究+トレーナー事例研究アドバンス(海外)
アメリカにてスポーツパフォーマンスやアスレティックトレーニング、スポーツ医学の最先端を学ぶ研修を行います。トレーナー事例研究では、世界トップレベルのアスリートが訪れるEXOS(スポーツパフォーマンスセンター)にて、世界最高峰のトレーニング理論と実践を学びます。また、トレーナー事例研究アドバンスでは、トレーナー事例研究の学びを深化させるべく、大学院のアスレティックトレーニングプログラムでの研修を行います。
※研修内容は変更・中止になる場合があります。
スポーツ教育学科

保健体育科教員の養成に特化し、文部科学省が定める17競技を受講可能
実践に強い保健体育科教員を養成。スポーツ科学、健康科学の幅広い知識を身に付け、生徒達の多様性と心身の発達段階に応じた実技指導力、課外活動指導力を修得。また、文部科学省が定める17競技を受講でき、多様な競技に精通した教員をめざすことができます。
●学校教育モデル
保健体育科教員として学校教育の中でスポーツを教育するための理論と実践を学修。教員免許状取得のために定められたカリキュラムに加え、学科独自の科目も履修することで、保健体育科教員として求められる資質と能力を身に付けます。
●生涯教育モデル
レクリエーションやスポーツ行政・政策、スポーツ経営に関わる科目など、より幅広い視点からスポーツ教育に関して学修し、生涯にわたるスポーツ教育を行う資質と能力を身に付けます。
【授業・講義】
学校指導実習
教育実習とは別に、大学近隣の小・中学校や高等学校と連携し、教育現場の様子や授業づくり、さまざまな行事や部活動などを参観・実習します。教育実習の前段階の実習として位置付けており、半期にわたって学校生活の日常に溶け込み、子どもや教員の実態を身近に感じることで、指導者としての心構えと実践力を学びます。
競技スポーツ科学科

パフォーマンスを向上させるための方法を、自らの身体で体現したり、コーチング技法などを修得
トップアスリートの養成を目的として、パフォーマンス向上のために競技者自身がスポーツ科学の理論を応用する力と、それを他者に伝えるコーチング技法を修得。引退後のセカンドキャリアについても在学中から考えます。
●競技スポーツモデル
競技パフォーマンスの向上と理論に基づいた競技スポーツの実践力を身に付けます。プロスポーツ、企業スポーツなどのアスリートとしてだけでなく、競技活動を通して培ったリーダーシップ、コミュニケーション能力を生かして広く社会に貢献する人材を育成します。
●スポーツコーチングモデル
他者の競技パフォーマンスを向上させ、理論に基づいたコーチングの実践力を身に付けます。プロスポーツや企業スポーツなど高水準のスポーツだけでなく、子どものクラブ活動などのコーチなど、日本の国際的スポーツ競技力の向上に寄与する人材を育成します。
【授業・講義】
トレーニング演習
トップアスリートおよび競技スポーツ指導者をめざし、スポーツパフォーマンスを構成する筋力、スピード、パワー、持久力の強化方法について、演習を通し具体的実践方法、効果、プログラム構築方法を身に付けます。また、各種トレーニング機器を安全かつ適切に扱い、正しいトレーニング方法を修得。トレーニングを実践するうえで必要な専門用語に触れ、技術を身に付けます。各専門競技種目に求められるトレーニング方法や手順について主体的に考え、提示できる機会もあります。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
豊田キャンパス:愛知県豊田市貝津町床立101
入試センター(名古屋キャンパス)
(052)835-7170(直)
【URL】
スポーツ科学部の主な就職先
■教員採用実績
多数の卒業生が地元愛知県のほか、全国の中学校・高等学校で保健体育科教員として活躍中。
【中学校・高等学校保健体育科教員採用試験合格実績】2024年度:29人(学部全体・既卒含む)
【小学校教員採用試験合格実績】2024年度:36人(現役のみ)
■就職実績(2025年3月卒業予定者内定実績/2024年10月時点)
トヨタ自動車、日産自動車、スズキ、デンソー、アイシン、トヨタ紡織、矢崎総業、豊田鉄工、パナソニック、ビューテック、LIXIL …ほか