きょうとたちばな

京都橘大学

私立大学 京都府

京都橘大学/健康科学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

理学療法学科(66名)ヘルスプロモーションコース、スポーツ・運動器障害コース、脳・神経障害コース作業療法学科(40名)地域の医療と福祉コース、こころと子どもの支援コース救急救命学科(50名)
臨床検査学科(80名)

所在地

1~4年:京都

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●一拠点の総合大学で、幅広い教養に支えられた医療のスペシャリストを養成
●「チーム医療」を学ぶ環境が充実
●充実した学びの環境で、臨床にいかす実践力を磨く

健康科学の実践的な知識・技術を持ち、人が健康に長く生きられる社会の実現に貢献する理学療法士、作業療法士、救急救命士、臨床検査技師を育てます。

【学生数】

944人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

53人(2023年5月1日現在)

【大学院】

健康科学研究科(博士前期・後期課程)

理学療法学科ヘルスプロモーションコース、スポーツ・運動器障害コース、脳・神経障害コース

【講義・学問分野】

人体の構造と機能、病理学、理学療法技術学、スポーツ障害論、運動療法学、動作分析学、生活技術学、地域理学療法学、運動器障害系理学療法学、中枢神経障害系理学療法学、発達障害系理学療法学、義肢装具学、こころとからだの健康科学、健康心理学 ほか

作業療法学科地域の医療と福祉コース、こころと子どもの支援コース

【講義・学問分野】

作業学、病理学、身体機能作業療法学、レクリエーション演習、地域包括ケアシステム演習、作業療法評価学、地域作業療法学、日常生活支援学、高齢期作業療法学、リハビリテーション工学、職業リハビリテーション、臨床心理学、健康心理学 ほか

救急救命学科

【講義・学問分野】

病理学、薬理学、公衆衛生学、救急医学、救急処置、救急疾病、救急外傷医学、救急救命実習(水難)(同乗)(病院)、小児科学、精神医学、産婦人科学、公安職研究、危機管理論、救急医学英語 ほか

臨床検査学科

【講義・学問分野】

病理検査学、生理機能検査学、微生物検査学、血液検査学、臨床化学検査学、遺伝子・染色体検査学、医動物学、臨床細胞学演習、こころとからだの健康科学、医療安全管理学 ほか

入学者・卒業者数

入学者数

245人
男女比
女子生徒数
130
男子生徒数
115
地元占有率

卒業者数

306人
就職者・進学者数内訳
就職者数
267
進学者数
9

学部の特色

一拠点の総合大学で、幅広い教養に支えられた医療のスペシャリストを養成

健康科学部では4学科を設置し、健康に関わる専門知識とスキルを養い、生命を支えるスペシャリストを養成しています。一拠点総合大学である利点をいかし、学部を越えた総合的な学びを実現。文理多彩な幅広い教養に支えられた人間性豊かな医療人を育てます。
また、看護学科をはじめとした複数の医療系学科が集い、多様な医療領域について知識を広げることができ、臨床現場で求められている「チーム医療」を学べます。

「チーム医療」を学ぶ環境が充実

複数の医療系学科が1キャンパスに集う環境のもと、健康科学部間の連携はもちろん、看護学部との連携も強化され、異なる医療領域について知識を広げることができます。また、「チーム医療」を目の当たりにできる臨地実習・臨床実習などを多彩に実施。さまざまな医療現場を体験し、コミュニケーション能力やマネジメント能力といったチーム医療でいきる実践力を身につけることができます。

充実した学びの環境で、臨床にいかす実践力を磨く

学科のスキル修得の施設「レクリエーションルーム」

作業療法学科と臨床検査学科の学びの拠点「啓成館」には、実践的に学べる実習室をはじめ、教員研究室や共同研究室、普通教室、ラーニングコモンズなどを配置しています。理学療法学科の関連施設を整備した「優心館」や救急救命学科の実習室を備えた「明優館」とあわせて、医療人として必要な実践的かつ高度なスキルを身につけるための学習環境が充実。一人ひとりの確かな成長をバックアップするとともに、即戦力として社会で活躍できる人材の育成をめざしています。

学べること

理学療法学科

科学的な視点と豊かな教養を身につけ、心身両面を支援できる理学療法士をめざす

医療・介護施設などで運動療法や物理療法を用いたリハビリテーションを行う「理学療法士」を養成します。演習や実習を中心とした科目により高度な専門知識と技術を身につけ、現代社会において求められる科学的な見地から心理的側面にアプローチできる力を身につけた理学療法士をめざします。将来の目標にあわせて3つのラーニングコースを設置しています。

〔ヘルスプロモーションコース〕
体の機能低下を和らげる方法と、低下の要因となる生活習慣病や転倒、慢性呼吸器疾患などの予防策を学習。高齢者の健康づくりを支える理学療法士をめざします。

〔スポーツ・運動器障害コース〕
スポーツ活動中のケガや骨・関節疾患のリハビリテーション、栄養指導、メンタルケアなどを学びます。

〔脳・神経障害コース〕
脳性麻痺(小児)、脊髄損傷など、身体と密接な関係にある脳・神経の障害の原因を探究し、リハビリテーションの方法を専門的に学びます。

●理学療法士の国家試験において高い合格率を誇る!
国家試験対策講座の開講や国家試験模擬試験の実施など、万全の体制で国家試験合格をサポートしています。2023年3月卒業生の理学療法士国家試験合格率は、98.3%(受験者58名中57名合格)を達成しました。

【授業・講義】
理学療法士として国際的な視野を養う海外研修を実施

国際的な視野をもった理学療法士を育成するため、オーストラリアでの海外研修を実施しています。現地の大学・専門学校の授業や実習を体験、また現地の病院で実技実習を体験するほか、理学療法施設を見学します。海外の理学療法の現状を学ぶとともに、理学療法士をめざす現地の学生と交流を持つ貴重な機会となります。

作業療法学科

チーム医療、在宅ケアなど社会のニーズに応える作業療法士をめざす

身体や精神、発達などに障がいを伴う人に対し、作業をとおして心身機能の回復を図り、自分らしい生活や社会復帰を支援できる作業療法士を養成します。医学や作業に関わる科目を1年次から段階的に配置し、作業療法士に必要な知識と技能を修得。また、早期から将来の目標を明確にし、知識と技能を深めていくため、4年間を通じた臨床実習を実施します。多彩な授業や実習をとおして実践的なスキルを育むとともに、「チーム医療」や「在宅ケア」の現場で多くの専門職と連携しながら専門性を発揮できる幅広い力を養います。より高度な専門知識を養う2コースを設置しています。

〔地域の医療と福祉コース〕
高齢者や障がい者など、予防・医療・ケアのニーズが増加傾向にある現代社会の課題に向き合うため、病院や介護老人保健施設、訪問リハビリテーションなどで科学的・精神医学的な視点から、患者さんの社会参加を促して生活の質を高める作業療法士をめざします。

〔こころと子どもの支援コース〕
こころに病をもつ人々に対して、地域で暮らし、就労を支えるための知識と技術をもった作業療法士を育成します。また、発達障がいなどをもつ子どもに対して神経学的なアプローチを行い、子どもが直面する課題を子どもの将来を見据えながら解決できる作業療法士をめざします。

●充実のサポートが実証する国家試験合格率
学内に複数の医療系学科がある京都橘大学は、充実した国家試験対策によって毎年高い合格実績を残しています。2023年3月卒業生は作業療法士国家試験において合格率97.1%(受験者34名中33名合格/全国平均83.8%)を達成しました。課外プログラムや国家試験模擬試験を実施し、苦手分野は少人数制での学習指導を行い、万全の対策で個々のステップアップをサポートします。

【授業・講義】
心が動けば体が動く、集団療法の主導力を育成する「レクリエーション演習」

高齢者・精神領域を想定した演習では、体操や脳トレで運動能力や脳の活性化を図るレクリエーションを、小児領域を想定した演習では遊具による活動や感覚遊びなどを行い、集団療法の実施のスキルを体得します。学生は遊びを実際に体験し、対象者が楽しみながら取り組めるアイデアを展開し、集団を導く力を養っていきます。

救急救命学科

シミュレーション訓練によって現場で即応できる総合力を養う
いのちを救う現場で活躍する救急救命士になるための全てを学ぶ

ハイレベルな救急救命士をめざし、基礎医学や救急医学、救急疾患についての知識を総合的に身につけます。最新機器を使った学内での実習に加え、救命救急センターや大学病院、消防署など最先端の救急医療施設における臨地実習により、救急医療の現場で必要とされる高度な救命技術と的確な判断力、シミュレーション力、問題解決力を養成します。また、医師・看護師との連携や、患者・家族のケアのためのコミュニケーション能力も育みます。

●救急救命士の国家試験において2年連続となる合格率100%を達成!
救急救命士国家試験へのサポート体制も万全で、2年連続で合格率100%を達成しました(受験者51名全員合格/2023年3月卒業生実績)。また、44名中42名が公務員試験にも合格。ここから日本全国へ多くの救急救命士や消防官が巣立っています。

【授業・講義】
実際の事故や現場を想定した各種施設での臨地実習

日々、臨機応変な対応が求められる救急救命士の現場。いかなる状況でも冷静に的確な対処ができるよう、救命救急センターや総合病院、消防署などで臨地実習を行います。

●消防署見学実習
消防署の協力により消防署内を見学。施設・設備と機能、活動内容、救急事務などについて説明を受け、救急車や救急用資材などを実地見学します。

●救急救命海外実習
実習先は世界最高レベルの救急医療体制が整うアメリカなど。国際的な救急活動も視野に入れた貴重な実習です。

●救急救命災害演習
頻発する日本や外国の自然災害を事例として、予想外のさまざまな要因による危機への組織的な対応を学びます。危機管理のプロセスと体制を、災害対策基本法を例に学修し、自然災害への対応を基礎としながら、どのような要因による危機にも対応できる危機管理体制とは何かについて考えます。

●救急救命実習(水難)
水難救助法に関する知識や基本的な泳法、救助法、応急手当などを身につけます。

臨床検査学科

病院から在宅医療まで、チーム医療に貢献する臨床検査技師を育成

臨床検査技師の活躍の場は病院にとどまらず、在宅医療における検査や多様な企業で製品開発や品質検査の一翼を担うなど多種に広がっています。分析した有用なデータで医療を支え、さまざまなケースが想定される医療現場で、チーム医療に貢献できるコミュニケーション力と高い倫理観を養うカリキュラムを構築しています。
4年間を通じて全員がゼミ(総合演習)を受講します。大学で、臨床検査を学ぶために必要なスタディスキルやアカデミックスキルを学ぶ演習、医療現場におけるコミュニケーションスキルやチーム医療を学ぶ演習、臨床検査に関する研究方法を学ぶ演習などをとおして、生涯学び続ける方法と姿勢を段階的に身につけます。

●「細胞検査士コース」を開設
細胞検査士は、日本臨床検査医学会および日本臨床細胞学会が認定する臨床検査技師の上位資格で、顕微鏡を使って細胞検査を行い、がん細胞を発見することを業務とする高度な専門職です。臨床検査学科では、細胞検査士コース(選択制)を開設しており、臨床検査技師との2つの免許・資格の同時取得が可能です。

●就職後も見据え、高度な専門知識を学ぶ領域別演習を開講
臨床検査技師は、免許を取得して実務経験を積むことにより「超音波検査士」「認定輸血検査技師」「認定臨床微生物検査技師」「認定臨床化学者」など、より高い専門性を証明する認定資格が数多くあります。卒業後にさらなるキャリアアップをめざすため、こうした認定資格で求められる高度な専門知識に触れる演習科目を4年次前期に開講します。

●充実のサポートが実証する国家試験合格率
「国家試験対策委員会」を結成し、学生同士で学びあえる学習環境を整え、また、定期的に学内模試や業者模試を取り入れるなど万全の対策で個々のステップアップをサポートしています。臨床検査技師国家試験においては、全国平均(77.6%)を大きく上回る合格率93.0%(受験者71名中66名合格/2023年3月卒業生実績)を達成しました。

【授業・講義】
今まさに求められる臨床検査技師を養成「微生物検査学実習」

模擬検体を実際の検査室で行われるのと同様の手順・方法で検査。グラム染色や培養、微生物の同定および薬剤感受性試験などの実習をとおして各技術を修得し、検査の流れを把握します。同時に、医療従事者の手洗い、個人用防護具の着脱方法、感染制御の病院内実例など、感染対策についても知識を深めます。

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