安田女子大学/教育学部の詳細情報

本学は、長年にわたり幼児教育学・保育学に関する教育・研究を行ってきました。
教育者・保育者の資質向上や専門性の高度化が求められる社会的背景に鑑み、これまで築いてきた教育・研究を新設する「幼児教育学科」に継承し、学びを深化・発展させます。

2025年4月、新学科開設に伴い、教育学部は2学科体制（幼児教育学科、児童教育学科）になります。これまで児童教育学科で行ってきた小学校教員養成、保育者養成をそれぞれ学科として独立させ、より充実した教育体制を構築します。

教育現場から「実践に強い安田」の評価を受けており、毎年、教員（小学校、幼稚園）採用試験において高い採用実績を誇っています。特に広島県・市の小学校教諭採用試験においては、学科開設から2023年3月までに2150名を超える合格者を輩出。2024年度の公立学校教員採用試験合格者は53名、うち42名が現役合格でした（2023年12月18日時点）。多くの卒業生が教員の夢を実現させ、各地域で教壇に立って活躍しています。
また、保育科および児童教育学科開設以来、これまでに公立幼稚園教諭および保育士として約1900名が採用試験に合格しています。

●2024年度公立小学校教員採用試験合格者数（2023年12月18日時点）
　◎広島県・市公立小学校：現役29名（既卒含め29名）
●2023年度公立幼稚園教諭・保育士採用試験合格者数（2023年3月8日時点）
　◎広島県・広島市公立保育所：現役40名（既卒含め42名）

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理論と実践を通して、人を育む感性豊かな教育者を育てる

幅広い教養と専門性を身に付け、時代や社会の要請に応えることのできる感性豊かな専門的職業人をめざします。不断の研究能力を兼ね備え、子どもたちが主体的に学び、子どもの自立を促す実践的指導力をもった教員を育てます。
教育学、心理学、教科教育学、教育実習などを中心に教育者になるための理論と実践力をバランスよく学びます。理論的な学びと実践的な学びを結びつけながら、新しい時代に即した教育者を育成します。

【授業・講義】
実践的指導力アップさせる「教職キャリアデザイン」

教職キャリアに関する科目「教職キャリアデザイン」は、高い専門性を身に付ける本学オリジナルカリキュラムです。教員をめざす学生が将来像を思い描きながら、4年間の学修で教職アイデンティティを形成していきます。
授業、教育実習、ボランティア活動など豊富な実体験をふまえ「子ども理解」を深めつつ、指導の心構え・方途など、教育現場で直面するさまざまな問題を少人数で語り合います。4年間を通して体系的に専門性を深め、より多面的な視点で教育を捉えながら「どんな先生になりたいか」「何を学べばよいか」といった各自の学修課題に取り組み、実践的指導力を養います。

幼児教育・保育分野の未来をけん引する保育者等を養成

人生のスタート期であり、人間形成の基礎が培われる乳児期・幼児期のそれぞれの発達特性に応じた関わり方について、子どもたちの豊かな人生を創造しながら、理論と実践の往還的な学びにより専門性を高めます。

【授業・講義】
幼児教育の基礎を学んだうえで、実践力を育む

幼児の心身の発達に関する専門的事項や指導法に関する豊富な学びによって、子どもの豊かな感性を育むことのできる保育者を養成します。幼稚園教諭一種免許状と保育士資格の取得により、両方の資格が必要な「認定こども園」をはじめ、乳児院や児童福祉施設など多様な活躍のフィールドが広がります。

■児童教育学科
１．児童教育・幼児教育・保育に携わることに熱意と志を持っている人
２．協調性に富み、明るく積極的に物事に取り組もうとする人
３．専門科目の学修に必要な基礎学力を有し、学び続ける意欲と向上心の強い人

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