必見!業界特集

ファッション業界
仕事とは?

服やアクセサリーは私たちの生活をいろどる大切な要素。こうしたアイテムのデザインや販売、着こなしのサポートなどに携わっているのがファッション業界で働く人々です。

ファッション業界について知ろう!

デザイナーから着つけのサポートまで、職種はさまざま

洋服や着物、帽子、靴、アクセサリー、かばん――私たちの周りには、さまざまなファッションアイテムがあふれています。これらがショップに並ぶまでには、「マーケティング」「企画」「デザイン」「制作」「販売」「広報」など、さまざまな職種の人たちが携わっています。
デザインや仕立てに関する職業だけでも、洋服のデザインをするファッションデザイナー、布地をデザインするテキスタイルデザイナー、反物から着物を仕立てる和裁士などが挙げられます。俳優やタレントのために、衣装や小物、髪型などをコーディネートするスタイリストもファッションにかかわる重要な仕事です。
このほか、宝石をデザインするジュエリーデザイナー、和装に慣れていない人に着物を手伝って着せる着付け、人に合わせて着物を見立てる着物アドバイザーなど、実に多様な人たちがファション業界を支えているのです。

ネット通販が普及、SNSを活用した販売戦略も

低価格でデザイン性に優れたファストファッション製品が普及したことに加え、インターネット上で買い物するEC販売が広まったことで、だれもが手軽に流行のスタイルを楽しめるようになりました。EC販売は実店舗と異なり、デザインや色味、サイズ感などがわかりにくいという課題がありましたが、AR(拡張現実)や通信技術の発達により、スマホアプリ等を使ったバーチャル試着システムが実現しています。
また、SNS上では個性的なメイクや服、アクセサリーを楽しむ様子を発信する若者も多く見られるようになり、SNSを通じてトレンドを知り、商品を探す人が増えています。販売員がおすすめのコーディネートを発信するなど、SNSでのアプローチが重要になっています。

ファッションビジネスでも「持続可能性」がキーワードに

2010年代から、世界的にサステナビリティ(持続可能性)という考え方が広く浸透しました。ファッション業界でも、「大量生産・大量廃棄」から脱却し、自然環境に配慮した生産活動や「いいものを長く楽しむ」という考え方への転換が求められています。
また、人口減少が進む日本の国内市場は小さくなっていますが、グローバル市場は拡大が見込まれます。海外からの需要を獲得するために、日本だからこそできるデザインや、国内の伝統技術・技法を生かしたファッションの創造が期待されます。

ファッション業界に向いているのはこんな人

服やおしゃれはもちろん、美容やメイク、カルチャー、食べ物など、さまざまなものに興味も持つような、好奇心旺盛な人に向いています。また、スタイリストやアパレル店勤務の場合、人とかかわる機会が多いので、初対面の人と話すことに抵抗がないタイプのほうが向いているでしょう。
コロナ禍をきっかけに、EC販売が以前にも増して普及しました。SNSを使って情報の収集・発信するなど、ITツールを使いこなせる程度のスキルは身につけておくと安心です。
ファッション業界は華やかに見えますが、競争の激しい世界です。新しい素材や技術について絶えず勉強する姿勢が欠かせないでしょう。

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