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介護福祉業界で働こう

~4人に1人が65歳以上という超高齢社会になっている日本。このような状況の中で、社会から大きな期待をかけられているのが介護・福祉業界です。今後も成長が見込める、将来性の高い業界といえるでしょう。~

どんな業界かを知ろう!

相手を理解して適切にサポート!体だけではなく頭も心も使う

介護の仕事というと、車いすを押したり、食事やお風呂のサポートをしたりするなど、体を使う仕事をイメージする人も多いのではないでしょうか? しかし、実際は体だけでなく、頭も、そして心も使って、一人ひとりを適切にサポートする必要があるのです。  例えば、何度もナースコールを押して介護職を呼ぶ高齢者がいたらどうすればいいでしょうか。何か用があるのにうまく言えないのか。誰かにそばにいて欲しいのか。その人の気持ちになって考えること、つまり、その人の心に寄り添うことが介護職には求められます。  相手を深く理解し、心に寄り添いながらサポートしていくには、知識や技術を身につけ、必要な情報をキャッチするだけでなく、感受性やコミュニケーション能力など介護職自身の「人間力」を高めていくことも必要になります。仕事を通して学び、人間的に成長することで、よりよい介護が提供できるようになる。自分の成長と仕事のレベルアップが結びついているところが、介護の仕事の魅力でもあります。

人の役に立てる仕事!もっと多くの「ありがとう」を聞くために

多くの介護職が介護の仕事のやりがいとして、真っ先に挙げるのは、人の役に立てること。いつもは1人で立つことができない高齢者が、工夫を凝らして企画したレクリエーションに引き込まれ、思わず1人で立ち上がったのを見たときの感動。お風呂に入って思わず漏らした「ああ、気持ちいい」という一言を聞いたときの喜び。そんな「心の報酬」を力にして、人の役に立ち、もっと多くの「気持ちいい」や「ありがとう」を聞くために、介護職は仕事に取り組んでいます。
長い人生を歩んできた高齢者を介護職としてサポートすることは、その人の歩んできた人生を一緒に振り返り、理解し、そして、人生の最終章を共に歩いていくことでもあります。若いみなさんが元気とエネルギーを高齢者に与える代わりに、高齢者はみなさんに、人間の一生とは何か、人生とは何かという深い問題を考えるきっかけを与えてくれることでしょう。

介護福祉業界は今後も成長が見込める将来性の高い業界

日本は世界で類を見ないほどのスピードで高齢化が進み、2015年時点で人口の4人に1人が65歳以上の高齢者となりました(※)。そしてこの高齢化は今後もますます進むと予測されています。高齢者が増えれば当然、介護にあたる人材も必要になります。介護福祉業界は、これからも成長が見込める将来性の高い業界だと言えます。 現在、介護福祉業界は人手不足が課題となっています。また、介護は体力を使うハードな仕事です。そのため、政府が外国から介護人材を受け入れる方針を打ち出したり、企業が介護用ロボットを開発したりするなどしています。このように介護福祉の仕事は、国や社会がサポートに力を入れる重要な仕事であることは間違いありません。

※平成28年度版「高齢社会白書」(総務省)

施設介護と在宅介護 多様な職場から活躍の場をさがそう!

介護の職場には大きく分けて、入所して利用する高齢者に24時間交替制で勤務してサービスを提供する「施設」と、自宅で暮らす高齢者にサービスを提供する「在宅」があります。
 施設介護の職場には、一生を過ごす住まいである特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)、体の機能回復のためのリハビリを行う介護老人保健施設、治療・介護を受けながら長期療養する介護療養型医療施設、民間企業が運営する有料老人ホーム、認知症の高齢者が少人数の家族的な雰囲気で暮らす認知症グループホーム、自宅で暮らす高齢者が数日から1ヶ月程度、入所して利用するショートステイ(短期入所生活介護、短期入所療養介護)などがあります。
 在宅介護の職場には、ホームヘルパーとして高齢者を訪問して自宅での生活をサポートする訪問介護、家のお風呂には入れない高齢者を、運び込んだ組み立て式浴槽でお風呂に入れる訪問入浴、自宅から通ってくる高齢者に食事やお風呂を提供するデイサービス(通所介護)、訪問介護・通所介護・ショートステイの3つのサービスを高齢者の事情に合わせて提供する小規模多機能型居宅介護、高齢者からの呼び出しに応じて夜間に訪問介護を提供する夜間対応型訪問介護などがあります。

こんな仕事があります!

ひとくちに介護福祉業界といっても、さまざまな仕事があります。
代表的な仕事を挙げてみますので、気になる仕事をクリックして仕事内容をチェックしてみましょう。