富山大学/都市デザイン学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
地球システム科学科(40名)
都市・交通デザイン学科(54名)
材料デザイン工学科(65名)
所在地
1~4年:富山
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
都市デザイン学部の偏差値を見るプロフィール
●安全・安心で持続可能な社会を創る人材に
●富山県全域を学びのフィールドとして、都市デザインに必要な知識と技術を習得
●「デザイン思考」により、創造的でベストな解決策を見出す力を身に付ける
「地球システム科学科」「都市・交通デザイン学科」「材料デザイン工学科」の3学科は、それぞれ自然の理解、まちづくり、ものづくりを追究しながら密接に連係し、持続可能な社会を実現するための「新しいアイデア」の創出をめざします。
【キャンパス】
五福キャンパス
【学生数】
654人(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
50人(2023年5月1日現在)
地球システム科学科
【講義・学問分野】
岩石・鉱物学、地球情報学、気象学、地球科学概論、火山学、海洋物理学、科学英語、一般地質学 ほか
都市・交通デザイン学科
【講義・学問分野】
構造力学、地盤工学基礎、水理・水工学基礎、都市と交通の計画学基礎、都市景観デザイン、防災と情報 ほか
材料デザイン工学科
【講義・学問分野】
材料工学序論、材料力学、計算材料学、物理化学、移動現象論、鉄鋼材料学、相変態序説 ほか
入学者・卒業者数
入学者数
173人- 女子生徒数
- 26人
- 男子生徒数
- 147人
- 地元出身学生数
- 37人
- 入学者総数
- 173人
卒業者数
140人- 就職者数
- 72人
- 進学者数
- 64人
学部の特色
安全・安心で持続可能な社会を創る人材に
本学部では、自然科学と科学技術を基盤とし、社会科学的要素を加味した「自然災害」の予測やリスク管理、社会基盤材料の開発、都市と交通の創造に係わる特色ある国際水準の教育・研究を推進。さらに「デザイン思考」に基づいた創造力を身に付け、問題の発見・解決のできる人材を育成します。
富山県全域を学びのフィールドとして、都市デザインに必要な知識と技術を習得
これからの都市環境は、単なるインフラ整備にとどまらず、地域の自然や歴史文化、産業に根ざしたものが求められます。それには、従来のハード整備だけでなく、ハード・ソフトの両面から安全で安心、快適な都市を考え、地域の活力を創出していくことが必要。そのため本学では、空と海と大地を学ぶ地球科学、都市や交通のプランニングとデザイン、環境づくりを支える材料工学を総合的に学べる3つの専門学科を設置。高低差4000mという壮大で美しい自然を有し、国内トップレベルの先進的な都市づくりを推進している富山県全域を学びのフィールドとし、県内の関係組織とも連携を図り、実践力を身に付けていきます。
「デザイン思考」により、創造的でベストな解決策を見出す力を身に付ける
人間社会と自然環境が共生する理想的な社会の実現に向け、学際融合の手法のひとつに「デザイン思考」を取り入れています。これは、理想を形にするためのクリエイティブな思考法で、「観察、分析、発想、試作、評価」のプロセスを、他分野の人の知識や経験を互いに融合しながらチームで協創することにより、創造的でベストな解決策を見出す力を養います。
また、「デザイン思考」を基に課題解決型学修(PBL)を実施し、学部を横断し地域と連携した実践的授業を行っています。
学べること
地球システム科学科
地球を学び、安全・安心な社会のデザインに生かす
大気から海洋、地球内部まで幅広く「地球」を学び、研究。自然災害などの社会課題に対して、「地球」と「地域」の両方の視点をもって解決策を創造できる人材の育成をめざします。
富山県の高低差4000mのダイナミックでユニークな環境を題材に地球の仕組みを探究し、自然災害の理解と予測により、地域の防災・減災社会の構築に貢献します。
都市・交通デザイン学科
災害に強く、安全・安心で美しい都市をデザインする
社会基盤の設計や施工技術の基礎を身に付けたうえで、先端的な都市・交通計画や地域創生などの幅広い知識について学修。国際水準の学びを行っています。都市政策の先進地・富山で都市環境や公共交通、防災のあり方を探究し、強くしなやかで美しい街づくりを、富山から世界へ発信します。
材料デザイン工学科
命を守り、社会を守る未来の基盤材料をデザインする
深海・地中から洋上・地上、さらには宇宙空間まで、あらゆるところで活躍する材料をテーマに、原子・分子のナノメートルから巨大構造物まで、未来社会の基盤材料をデザインし創出するために必要な科学・工学を学びます。
本学科の教育プログラムには、富山県の基幹産業・アルミをはじめとした軽金属を主軸とした材料工学関連の科目や、鉄鋼工学をはじめとした土木インフラ系関連の科目を設置。座学と実習・実験・演習を相互に連動させて実践力を養います。
アドミッションポリシー
【入学者受入れ方針】地球システム科学科
地球システム科学科では、次のような人材を求める。
・地球の成り立ちや変動、地域の自然や環境に強い関心をもつ人
・高等学校までの基礎学力を十分に備えている人
・ものごとを論理的に考えることを志向する人
・多様な人々と協働することを志向する人
・地球や地域についての知識や視点を将来の職業に活かしたい人
【入学者受入れ方針】都市・交通デザイン学科/材料デザイン工学科
都市・交通デザイン学科及び材料デザイン工学科では、幅広い知識を身に付けるとともに、豊かな人間性を涵養し、地球(環境)、都市・交通、材料に関する深い専門的学識や技術を修得して、地域社会や国際社会の持続的発展に貢献する意欲のある人材を求める。このため、特に以下のような人材を求める。
・都市や地域の創生に興味のある人
・美しい都市や地域の実現に興味のある人
・都市のユニバーサルデザインに興味のある人
・地域を支える、便利で合理的な交通システムの開発や計画に興味のある人
・防災の在り方やその具体的な方策から、安全・安心な社会の実現に興味のある人
・物理学や化学の知識に基づいて、材料の様々な特性・特徴が発現する仕組みの解明に興味のある人
・社会や自然の環境に強い興味を持ち、新素材や新機能材料の開発に興味のある人
都市デザイン学部の主な就職先
●地域システム科学科
国家公務員(警察庁、気象庁、国土地理院、北陸地方整備局、金沢国税局、秋田地方法務局など)、地方公務員 (富山県庁、小矢部市役所など)、高等学校教員、日本郵便、北陸銀行、YKK …ほか