専修大学/国際コミュニケーション学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
日本語学科(71名)
異文化コミュニケーション学科(150名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
国際コミュニケーション学部の偏差値を見るプロフィール
●学びを通して視野を広げ、グローバル社会で活躍できる人材育成をめざす
●多面的アプローチで「日本語」を学べる
●言語と異文化を学び、世界を広く見渡す力を身に付ける
東京の中心神田キャンパスを拠点に、2020年に誕生した最も新しい学部が国際コミュニケーション学部です。言語・文化・歴史など多様な科目と多くの海外体験を通して、真の国際性を養成します。
【キャンパス】
神田キャンパス
【学生数】
933名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
43名(2023年5月1日現在)
日本語学科
【講義・学問分野】
日本語の歴史的研究、日本文学概論、社会言語学、日本語情報処理、コーパス日本語学、日本語教育実習 など
異文化コミュニケーション学科
【講義・学問分野】
世界の文化を知る、異文化交流ワークショップ、海外研修、多文化共生論、Topics in English、地域研究、メディア文化論、身体とコミュニケーション、移動と交流の文化史 など
入学者・卒業者数
入学者数
270人- 女子生徒数
- 202人
- 男子生徒数
- 68人
- 地元出身学生数
- 100人
- 入学者総数
- 270人
学部の特色
学びを通して視野を広げ、グローバル社会で活躍できる人材育成をめざす
本学部では、日本国内・国外双方で日々グローバル化が進む現代社会に、確かな国際理解をふまえて立ち向かえる人材を育成します。まず考察の基盤として、日本語を含む諸言語と文化の関係を理解し、言語教育の手法、コミュニケーションのあり方を学修し、本学が掲げる21世紀ビジョン「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」をめざします。また、同じ神田キャンパスにある法学部・商学部と連携した科目も用意。幅広い学びの視野が身に付きます。
多面的アプローチで「日本語」を学べる
日本語には、古語から現代語まで時代による言葉の変化や、テレビドラマやインターネット・SNSなどで使われる言葉の地域や世代による違いなど、多様な研究対象があり、さらには文法論・音声学・音韻論・語彙論・日本語教育学といった対象の捉え方も多様です。日本語学科では、こうした日本語の持つさまざまな特徴や性質に学問的・理論的観点からアプローチ。「学ぶ側」と「教える側」の両視点から日本語習得のプロセスを理解し、日本語のエキスパートとして、グローバル社会での活躍をめざします。
言語と異文化を学び、世界を広く見渡す力を身に付ける
英語をはじめとする複数の言語を学び、学生全員が留学を体験するのが異文化コミュニケーション学科です。世界の地域や文化に対する知識と理解を深め、幅広いコミュニケーション能力を身に付けることにより、貿易や観光、運輸、マスコミ、国際関係機関など、さまざまな国際的分野で活躍できる人材をめざします。
学べること
日本語学科
日本語を深く学び、日本語のエキスパートをめざす
1年次は研究の手法や日本語データの加工処理といった学びの基礎を養い、2年次以降は言語の歴史や現代語の研究、資料研究など、多様な角度から日本語を学びながら、ことばを用いたよりよいコミュニケーションを考えます。また、めざす進路や興味に応じた7つの履修モデルを通して専門性を高め、身近な日本語への知見を深めます。
●国語教員志向型
中学校、高等学校の国語教員免許状取得をめざします。古典語・現代語の教養を身に付け、日本語の奥深さとおもしろさを伝える能力を磨きます。
●日本語教師志向型
日本語を学ぶ人に、ことばの意味や文法などを伝える技術を学修。一定以上の単位の修得で、日本語学校就職時に提示できる修了証を発行します。
●高度日本語専門職志向型
日本語の深い理解や造詣を背景にした専門職をめざすモデルです。校閲、ナレーション、放送、演劇など、将来活躍できるフィールドは多岐にわたります。
●社会言語学重点型
さまざまな業界の用語や交通網の発達により広まったことばなど、言語と社会の関係性をひも解きます。音声学や統計学の手法も応用。
●コーパス日本語学重点型
膨大なデータを蓄積した「日本語コーパス」を活用し、古典から現代に至るまでのことばの変遷を探究。情報処理能力も身に付きます。
●古典日本語重点型
古代から現代に至る日本語がどのようなメカニズムで変化してきたかに関心を持つ人向けのモデルです。文法の変化、発音の変化による仮名遣いの混乱などを考察します。
●多言語学習重点型
日本語の探究と英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語・スペイン語・中国語・アラビア語など多様な言語の学びを選択。語学力を修得するとともに比較文化的な視点も養います。
異文化コミュニケーション学科
複数の言語を使いこなし、実践的なコミュニケーション能力を身に付ける
英語のほかに中国語、コリア語、スペイン語、フランス語、ドイツ語から希望の言語を選択して履修します。2年次前期には異文化体験と語学力強化をめざし、アメリカ・カナダ・中国・韓国・メキシコ・フランス・ドイツなどに全員が留学(4~5か月間を予定)。留学先として選んだ国・地域の言語について高度な運用能力を身に付け、選択したもう一つの外国語も意思疎通ができるレベルまで語学力を磨きます。
また、留学で身に付けた語学力をベースに実践的なコミュニケーション能力やグローバルな視点を養う、3領域の専門科目群を用意。各領域の科目を組み合わせて横断的に学ぶことで異文化理解を深め、新たな課題を発見します。
●地域
北アメリカ・ラテンアメリカ・ヨーロッパ・アジアなどの各地域について基礎から学修し、さらに地域とテーマを絞って深く研究します。
●文化
思想・宗教・環境・多文化共生などをキーワードに、歴史と現代文化を学び、多様化する世界を読み解く力を養います。
●コミュニケーション
言語習得のしくみ、ことばと社会の関係を理解しながら、ダンス、演劇、武道、映画、音楽、写真など非言語コミュニケーションの多様なあり方を学びます。
アドミッションポリシー
入学者受入れの方針
国際コミュニケーション学部は、卒業認定・学位授与の方針及び教育課程編成・実施の方針に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能、能力、態度を備えた人を求めます。
●日本語学科
(1)日本語学に対する興味と関心や学習意欲を有している人
(2)学部教育を受けるために必要となる基礎的な学力として、高等学校の主要科目における教科書レベルの知識を有している人
(3)高等学校までの学習を通じて、社会の諸課題の解決に取り組むための思考力やコミュニケーション能力の基礎を身につけている人
●異文化コミュニケーション学科
(1)言語文化に対する興味と関心や学習意欲を有している人
(2)学部教育を受けるために必要となる基礎的な学力として、高等学校の主要科目における教科書レベルの知識を有している人
(3)高等学校までの学習を通じて、社会の諸課題の解決に取り組むための思考力やコミュニケーション能力の基礎を身につけている人
問い合わせ先
【住所・電話番号】
東京都千代田区神田神保町3-8
入学センターインフォメーション
(03)3265-6677