大東文化大学/スポーツ・健康科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
スポーツ科学科(165名)
健康科学科(100名)
看護学科(100名)
所在地
1~4年:埼玉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
スポーツ・健康科学部の偏差値を見るプロフィール
●スポーツ文化の発展と市民の健康づくりに貢献する
●実技、実習科目を重視したカリキュラムで専門知識や技術、実践能力を磨く
●多種多様の設備が充実した実習・実験施設で学べる
各学科の最終目標は異なりますが、共通点としては“人間”を対象にしていることです。各学科が共同で取り組む課題もあります。スポーツ文化の発展、スポーツ指導者の育成、市民の健康づくりに貢献する人材の育成をめざします。
【キャンパス】
埼玉東松山キャンパス
【学生数】
1366名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
64名(2024年5月1日現在)
【大学院】
スポーツ・健康科学研究科/スポーツ・健康科学専攻(M)
スポーツ科学科
【講義・学問分野】
スポーツ指導者の育成、アスリートの育成、研究者の養成
健康科学科
【講義・学問分野】
生命倫理、ライフサイエンス、基礎医学、臨床医学、栄養学、スポーツ生理学、生化学・有機化学、自然科学
看護学科
【講義・学問分野】
在宅・地域・公衆衛生看護学、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、母性看護学、小児看護学、精神看護学
学部の特色

スポーツ文化の発展と市民の健康づくりに貢献する

本学部の共通点は“人間”を対象にしていることです。例えば、本学の過去の箱根駅伝の輝かしい成績をご存じの方もいると思いますが、マラソンなどの長距離ランナーの健康状態が運動によってどのように変化するかは極めて興味深いことです。各学科の協力により検査データなどの変化を医学的に解釈し、より優れたスポーツマンを育てる指標の一つにする努力もしてきました。

実技、実習科目を重視したカリキュラムで専門知識や技術、実践能力を磨く

教室での講義はもちろん、グループで行う実技や実習科目を重視したカリキュラムを展開。それぞれの学科の専門的知識と同時に、技術やチームの一員としての実践能力を磨きます。スポーツや医療の現場では、健康やスポーツに関する科学的知識のもと、豊かな人間性を有し、人を第一に接することができる人材が求められます。本学部ではこうした社会の要請に応えるため、スポーツ、学校教育、健康、医療、食品の分野で活躍するための高い専門性とリーダーシップ、協調性を兼ね備えた人材を育成します。
多種多様の設備が充実した実習・実験施設で学べる
本学部の学びの拠点となる埼玉東松山キャンパス9号館には、健康・医療分野における高度な機器が取りそろえられています。スポーツ科学科の学生が利用する1階には、トレーニングルームや実験室を配置。スポーツの基礎トレーニングだけでなく、専門分野の実技などにも活用されています。
学べること
スポーツ科学科

知識・技能・指導力という3つの柱を基本に、スポーツ分野で活躍する人材を育成
知識・技能・指導力という3つの柱を基本に、生理学、解剖学、スポーツ心理学など身体について科学的に学び、スポーツ分野で活躍する人材を育成します。また、スポーツを取り巻く環境や周辺事情を知ることで、スポーツと社会・地域の関係性について考察、教室で学んだ知識を地域やフィールドで生かす実践力を養います。
【研究テーマ】
ヘルスプロモーション、健康で活力あるまちづくり/近代日本経済史・社会福祉論/器械体操のコーチング/スポーツ史・文化論/動作スキル・上達の科学/トレーニング科学/保健体育科教育に関する実践的研究/スポーツバイオメカニクス/生涯スポーツ論/保健体育科教育学/スピード系トレーニングの研究/運動生理学/スポーツ心理学に関連した諸事象の検討/教科教育法(保健体育)/運動器リハビリテーション/トレーニング生理学、スポーツ測定法/スポーツに関する政策・法・マネジメント/ストレングス&コンディショニングトレーニング科学/各種球技種目の技術・戦術・コーチング ほか
【授業・講義】
スポーツを知的に解説する科学理論を修得
生物学、解剖学、スポーツ心理学、スポーツ栄養学を通して身体について科学的に学ぶことで、スポーツを科学的理論で解説できるようになります。これは指導現場で働く人材の育成には欠かせない内容となっています。また、スポーツを取り巻く環境や周辺事情も学び、スポーツと社会・地域の関係性についても考察します。
健康科学科

健康づくりに貢献する資格取得と最新の設備による科学的アプローチ
保健医療分野の国家資格や健康に関する科学的な素養を身に付けた、健康づくりに貢献できる人材を育成します。「臨床検査学」「食と運動」「自然科学」の3分野において高度な指導を実現。臨床現場や食品・スポーツ関連企業、教育関連企業への就職をめざし、病気に関する知識、栄養学、自然科学など「健康」を深く探求できます。
将来の目標に合わせて選べる3つの専門コースを用意。臨床検査技師をめざす人のための「臨床検査コース」、食品や栄養、運動関連に特化した「健康マネジメントコース」、自然科学を学び、中学校・高等学校理科の教員免許取得が可能な「理科コース」の3つのコースに分かれ、それぞれの目標に沿った専門的なカリキュラムを受けることが可能です。
【研究テーマ】
各種スポーツを通した健康増進、ロコモ予防の可能性を探る/新しい遺伝子解析技術の開発/学校に学ぶ子どもたちの生活習慣の現状把握と課題の検討/免疫科学的手法を用いた新たな臨床検査法の研究開発/感染症対策、感染症危機管理について学ぶ/土壌動物、土壌生態 ほか
【授業・講義】
保健医療の現場で働く基礎となる知識を学び、現場で役立つ実践力を養う
1年次は「健康科学」を構成する基本理論や基礎科目を学び、2年次以降はコースを選択し専門分野を深く学びます。解剖・生理学、臨床検査学や栄養学、食品科学、体力科学に関する科目や実習のほか、臨床検査技師をめざす学生は3年次に病院での臨地実習で実践を学びます。4年次は卒業研究や国家試験受験対策も実施します。
【2023年度臨地実習実績】
JR東京総合病院、国立がん研究センター中央病院、埼玉医科大学病院、聖マリアンナ医科大学病院、自治医科大学附属病院 など
看護学科

自ら考え行動できる看護師を育成するため、大学教育としての看護学を追究
デジタルトランスフォーメーション(DX)の力を活用し、看護教育の新たなステージを切り開いていきます。VR等を駆使し現代の医療現場が求める即応力を持つ看護職を育成。例えば、受診場面での安全かつ制御した環境での看護、患者との対話やチーム連携のソフトスキルを実践的に学び、変化する時代に柔軟な対応力を養います。
電子カルテシステム、多様なシミュレーションモデル等「看護DX」を通し次世代の看護師に必要な「デジタルリテラシー」と「人間力」を兼ね備えた人材をめざします。医療現場は高度化・多様化し、これまで以上に柔軟性と応用力が求められています。これらの課題に対応し、患者に寄り添う看護を実現できるよう最先端の教育環境を提供します。
【授業・講義】
1年次からスタートする実習は、学習の順序性に応じて多くの現場を経験できる
実習は少人数グループで行い、教員が専門領域に応じて全グループを個別に引率することで手厚い教育を行います。実習先は大規模病院から訪問看護ステーションまで多様な施設と提携しているので、幅広い分野の学びを得ることができます。また、多くの現場を経験することで卒業後の進路選択の参考にもなります。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
〈埼玉東松山キャンパス〉
埼玉県東松山市岩殿560
入学センター
(03)5399-7800
【URL】
スポーツ・健康科学部の主な就職先
【スポーツ科学科】
リコー、日本製鉄、アルビレックス新潟、赤城乳業、東海旅客鉄道(JR東海)、藤田観光、国家公務員(法務省矯正局矯正職員)、地方公務員(江東区役所)、地方公務員(東京消防庁消防官)、中学校教員(埼玉県・公立)
【健康科学科】
国立国際医療研究センター病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、虎の門病院 …ほか