あいち

愛知大学

私立大学 愛知県

愛知大学/文学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

人文社会学科(172名)
人文社会学科/現代文化コース[東アジア文化専攻、哲学専攻、図書館情報学専攻、メディア芸術専攻]
人文社会学科/社会学コース[社会学専攻]
人文社会学科/欧米言語文化コース[現代国際英語専攻、ドイツ語圏文化専攻、フランス語圏文化専攻]
歴史地理学科[日本史学専攻、世界史学専攻、地理学専攻](70名)
日本語日本文学科[日本語日本文学専攻](48名)
心理学科[心理学専攻](55名)

所在地

1~4年:愛知

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●人と社会に関する幅広い学問領域をカバーする4学科13専攻を設置
●文学部は研究が面白い。高度な専門教育を通じ、とことん学ぶ
●文学部で教員をめざす。教員養成と試験対策のサポートが充実

愛知大学文学部では、哲学、文学、史学、心理学、社会学といった、人と社会を対象とするさまざまな学問領域を対象とし、学びを深めます。こうした幅広い学問に触れながら、学生が学修と探究の世界に入っていきます。専門教育では、自ら課題を見つけ、資料やデータの読み取りやフィールドワークなどを行いながら、物事を論理的に考え、新しいことを提言できる「わざ」を身につけます。

【キャンパス】

豊橋キャンパス

【学生数】

歴史地理学科:224人、日本語日本文学科:152人、人文社会学科:1010人、心理学科:254人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

41人(2023年5月1日現在)

人文社会学科

【講義・学問分野】

下記の各コースの欄をご覧ください。

人文社会学科/現代文化コース[東アジア文化専攻、哲学専攻、図書館情報学専攻、メディア芸術専攻]

【講義・学問分野】

現代文化基礎論、東アジア文化総論、中国思想、文化交流史、書画論、哲学基礎演習、西洋近代哲学史、ドイツ哲学講読、図書館情報サービス、情報処理、メディア芸術概論、映画論 など

人文社会学科/社会学コース[社会学専攻]

【講義・学問分野】

社会学概論、社会調査法、地域社会学、家族社会学、社会心理学、メディア社会論、市民参加論、社会階層論、ジェンダー・セクシュアリティ論、社会調査実習 など

人文社会学科/欧米言語文化コース[現代国際英語専攻、ドイツ語圏文化専攻、フランス語圏文化専攻]

【講義・学問分野】

欧米言語文化概論、English Communication 基礎演習、Contemporary International English概論、ドイツ語圏文化概論、ドイツ文学鑑賞、フランス語学概論、フランス事情、欧米言語文化演習 など

歴史地理学科[日本史学専攻、世界史学専攻、地理学専攻]

【講義・学問分野】

歴史学総論、地理学総論、日本考古学、日本文化史、ヨーロッパ文明史、日本民俗学、地図学、地理学フィールドワーク実習、世界史学講読、地理学講読、歴史・地理学特殊講義 など

日本語日本文学科[日本語日本文学専攻]

【講義・学問分野】

日本語日本文学基礎演習、日本近代文学概論、日本古典文学概論、日本近代文学史、日本語史、漢文学、日本語教育研究、日本語文法論、日本語日本文学演習 など

心理学科[心理学専攻]

【講義・学問分野】

心理学概論、心理的アセスメント、心理学統計法、知覚・認知心理学、学習・言語心理学、比較心理学、臨床心理学概論、発達心理学、健康・医療心理学、心理学研究法、教育・学校心理学、産業・組織心理学 など

入学者・卒業者数

入学者数

378人
男女比
女子生徒数
219
男子生徒数
159
地元占有率
地元出身学生数
248
入学者総数
378

卒業者数

368人
就職者・進学者数内訳
就職者数
334
進学者数
7

学部の特色

人と社会に関する幅広い学問領域をカバーする4学科13専攻を設置

愛知大学文学部には、4学科に13の専攻を設置しています。その学問は哲学、史学、地理学、社会学、心理学、言語学、文学(日本文学・欧米文学)、さらには図書館情報学、メディア芸術まで、とてつもなく幅広い分野にまたがっています。専攻に所属する前の1年次には、これらの広大な学問分野の入門科目を自由に選択して学ぶことが可能です。2年次以降も、他専攻の科目の授業を受けることができ、専門教育や研究活動を支える土台を築きます。

文学部は研究が面白い。高度な専門教育を通じ、とことん学ぶ

133万冊を超える資料を所蔵する図書館が研究の強い味方に

愛知大学文学部の特長として、専門教育の充実をあげることができます。文学部では2年次から専攻に所属して専門教育科目を学びますが、ここでは徹底した専門教育が施されます。専門知識の習得はもちろんのこと、研究活動に必要な調査や実験、文献の精読の方法など、研究活動に必要な能力を3年次までにしっかり養い、4年次にはきめ細かな指導のもと、卒業論文に取り組みます。この過程で、学生は、数多くの資料やデータを読み解きながら、自分なりの仮説を立て、考えをまとめて、論文の執筆や発表を行います。

文学部で教員をめざす。教員養成と試験対策のサポートが充実

教員志望の学生による免許教科の勉強会

愛知大学では、全学部(文学部 心理学科を除く)で教員免許状の取得が可能ですが、その中でも文学部は全学部で最も多くの学生が教職課程を履修し、最も多くの教員採用実績があります。名古屋・豊橋両キャンパスにある「教職課程センター」によるサポートが充実しており、教員として豊富な経験をもつスタッフが常駐し、教員採用試験合格に向けて、1年次から多くのプログラムを運営しています。中学校教諭一種免許状、高等学校一種免許状に加え、佛教大学通信教育課程との連携協定に基づき、小学校教諭一種免許状の取得も可能です。また、教員志望の学生らが運営し、教材の研究や現職教員から指導法を学ぶ勉強会も行っています。

<愛知教育大学と連携協定を締結>
本学学生は、同大教職大学院に特別選抜(推蔵入試)で入学、実践力ある高度専門職業人としての教員をめざし、さらに学ぶことや、学部在学中から同大学院の行事に参加することが可能です。

学べること

人文社会学科/現代文化コース[東アジア文化専攻、哲学専攻、図書館情報学専攻、メディア芸術専攻]

文化・哲学・情報・芸術から学ぶ

●東アジア文化専攻
現代のアジア諸国と日本の複雑な問題を理解するには、東洋的な視点と西洋的な視点を結合して捉えることが重要です。この専攻では、日本・中国・韓国などの思想・哲学を中心にアジアの文化を学修。西洋の思想や学問との比較を通して、現代の私たちに身近な問題を自分で考え、解決していく力を養成します。
●哲学専攻
哲学とは何か。実は、この「○○とは何か」と問うことそのものが哲学といえます。この専攻では、西洋の哲学者たちの思索を多様な講義科目や著作などから学び、哲学の理論的・歴史的知識を修得。演習での議論や卒業論文の執筆を通して、自分の思考を哲学的に緻密な言葉で表現する能力を身につけます。
●図書館情報学専攻
書籍が紙媒体から電子媒体へと急速にシフトする中、今や図書館情報学の研究対象はソーシャルメディアなどのデジタル情報にまで広がっています。図書館における情報の流通・組織化・提供方法についての知識を修得するとともに、情報コンテンツの意義や活用技術を探る高度な調査力と分析力を身につけます。

【授業・講義】
哲学概説

哲学は昔の大思想家の思想を勉強するだけのものではなく、物理学などと同じように現在進行形の学問です。幸福とは何か、道徳の原理は何か、格差はどの程度許されるか、知識とは何か、「芸術」を定義することは可能かなど、さまざまな問題についての、現在段階での諸説、諸議論を解説します。

人文社会学科/社会学コース[社会学専攻]

社会の構造や動きを実証的に捉え、現代社会の抱える問題に迫る

変化する日常の中で「より人間らしく、より住み心地の良い社会をどのように築いていくのか」を考えるためには、社会の仕組みや決まりを客観的・批判的に捉えることが必要です。社会学専攻では、社会調査に関わる科目を通して社会の構造や動きをデータで捉える技法を学び、現代社会の抱える問題に多角的に迫ります。

【授業・講義】
カルチュラル・スタディーズ(文化研究)

家族の多様化がいわれる中で、さまざまな家族/パートナー関係の在り方を肯定する人が増えています。しかし一方で社会には「標準家族」への強固なこだわりも存在します。たとえば「こどもは十分な愛情を受けて育つべきだ」という言葉のもとに「愛情を注ぐ母親」がいる家族が想定され、それ以外の家族を生きる人びとに不利益を強いる構造があります。この講義では家族の現実を捉えるために、家族を個人的経験からではなく、社会の関係から考えていきます。

人文社会学科/欧米言語文化コース[現代国際英語専攻、ドイツ語圏文化専攻、フランス語圏文化専攻]

言語と文化を追究することにより、国際的な視点を育む

各国の蓄積された文学・文化を探求し、正確な解釈と言語運用能力を習得。それぞれの専攻語圏にある協定大学との交流も盛んに行われています。
●現代国際英語専攻
英語コミュニケーション能力を伸ばすとともに、英語圏の文化・文学や英語そのものも研究対象とします。標準的な英語だけでなく、世界各地で独自の変化を遂げた英語(インドやシンガポールなど)にも触れることで、英語と英語圏文化の多様性を理解し、世界中の人々と対話できる能力を養います。
●ドイツ語圏文化専攻
EU最大の話者数を誇るドイツ語の修得と、ドイツ語圏の文学・文化の本質に迫ります。歴史、環境問題、クラシック音楽からポップカルチャーまで、多様なドイツ語圏文化に接することができる他、協定大学(ブレーメン大学、ブレーメン経済工科大学)との交流も積極的に展開しています。
●フランス語圏文化専攻
国連の公用語でもあるフランス語を基礎から学び、世界に広がるフランス語圏の文学・文化を探究します。交換留学制度、認定留学制度を利用して、フランス各地の大学で学ぶこともできます。文化的な差異を理解し、言葉の背景にある文化やライフスタイルを学びます。

【授業・講義】
英米文化研究Ⅰ概論

アメリカの植民地時代から現代に至る時代の移り変わりとそれに伴って生まれた文化、とくにアメリカ文学史を中心に学びます。エドガー・アラン・ポーやアーネスト・ヘミングウェイなどの代表的な作家や作品についてだけでなく、その作品に投影された時代背景や思想を理解します。

歴史地理学科[日本史学専攻、世界史学専攻、地理学専攻]

“時間”と“空間”という双方の軸から、人間の営みを考える

歴史学と地理学を総合的に学ぶことのできる東海地方では数少ない学科です。史料に基づいて歴史を学び、フィールドワークによるデータ収集や文書の精読を通して、生きた地域の姿や歴史を把握します。このように過去の社会や出来事を明らかにすることで、現代社会の諸問題を検討し、未来の姿を展望する力を身につけます。

<日本史学専攻>
日本史を広い視野で捉え、専門的かつ主体的に研究できる力を育てます。2年次より講義および史料講読を行い、基礎的な知識を身につけます。3年次以降は、専門的な演習などで研究能力を高め、卒業論文に結実させます。現場に赴き、歴史的景観や現物を見るフィールドワーク、史料重視の教育も大きな特色です。
<世界史学専攻>
多様な世界各地域の歴史過程を理解することは、現在の世界を理解するのに必要不可欠な知識を身につけることにつながっています。講義や演習、講読を通して歴史学の手続きを学び、同時に社会でも役立つスキルを磨いていきます。
<地理学専攻>
地理学とは、自然や人間の諸活動がどのような秩序の下で地表空間に展開しているかを解明する科学です。地理学専攻では、人間の生きる基盤としての土地から、歴史や文化を読み解きます。「フィールドワーク実習」でデータを収集する技術を身につけ、演習や「地図学」を通して、データを図表に表示し伝える技術を修得します。

【授業・講義】
歴史・地理学演習Ⅲ

中世ヨーロッパは十字軍や百年戦争など争いが続く一方で、騎士道や宮廷文化が発展した華やかな時代でもありました。中世史を、イギリス史やフランス史など一国史ではなくヨーロッパ全体を俯瞰して学ぶ中で、学会で通用するレジュメや発表の形式、学術的な文章の作法を身につけます。

日本語日本文学科[日本語日本文学専攻]

世界の視点から「日本語・日本文学・日本語表現」を多角的に見つめる

多文化共生社会の中で、日本語を母語としない人々と共生していくためには、日本の言語や文化への理解や教養が必要です。本学科では「日本語」の歴史的成り立ちや特性について学び、それを起点として「日本文学」や「日本語表現」について探究します。こうした学びは、国語の教員として海外にルーツを持つ子どもと関わるときや、ビジネスの現場で外国人と話すときなど、多様な場面で役立ちます。

【授業・講義】
日本近代文学特殊講義

テーマは「〈ポストヒューマン〉の文学を読む」です。〈人新世〉や〈食物連鎖〉といったキーワードの元に今ある〈人間〉の限界を見極め、もしかしたら〈人間〉は他のようにもあり得るのではないかという問いを受講者と共に追跡します。〈人間〉の後に到来する〈ポストヒューマン〉のヴィジョンを白紙の上に描き出してきた埴谷雄高、安部公房、澁澤龍彦などの文学を読むことを通じて〈人間〉の行方について考える授業です。

心理学科[心理学専攻]

さまざまな実験・実践を通して人間行動を解き明かす
豊富な実験・実習を通して人間行動の不思議に迫る

人工知能やビッグデータなど、情報技術が発達する社会では、人間の行動や心を研究する心理学の知見が欠かせません。本学科では、心理学の理論を学ぶと共に、実験・実践を通して人間行動の謎を解き明かします。また、少人数教育で学生同士や教員との意見交換を促し、理解を深めます。国家資格・公認心理師の受験資格に必要な科目を開講するなど、資格取得のサポートも行っています。

【授業・講義】
組織行動マネジメント

心理学は、産業・組織の分野にも応用されています。この授業では、目まぐるしく変化する物理的・社会的環境の中で、働く人の心理的健康を保ち、組織と個人の持続的な発展を促す行動マネジメントの理論・方法を最新の研究から学びます。また、企業の人材育成等に関わる実務家を講師として、現場での問題解決について議論したり、スキル訓練の方法を体験することで、自らのキャリアと関連づけて受講生が理解を深める機会を設けます。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

名古屋市東区筒井二丁目10-31
企画部入試課(車道キャンパス)
TEL.(052)937-8112・8113(直通)(平日9:00~17:00)

【URL】

https://www.aichi-u.ac.jp/college/lett

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