愛知大学/法学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
法学科(315名)
所在地
1~4年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●少人数教育を軸に、物事を多角的に捉えて公正さを見いだすリーガルマインドを身につける
●実戦的な教育により、社会から求められる企画力や交渉力、プレゼンテーション能力などを身につける
●地方行政の現場を学ぶ科目を開講。また、法曹・公務員への目標を支援する制度が充実
長い伝統に支えられた法学教育の蓄積を基に、法の原理から現代社会に起こる具体的な問題の解決まで、幅広い知識を修得します。自ら考え、判断することを重視した主体性のある教育を展開しています。
【キャンパス】
名古屋キャンパス
【学生数】
1522人(2022年5月1日現在)
【専任教員数】
29人(2022年5月1日現在)
法学科
【講義・学問分野】
憲法・基本的人権、民法総則、政治学、行政学、法思想史、刑法総論、相続法、国際法各論、刑事訴訟法、民事訴訟法、労働法、公共政策論 など
学部の特色

少人数教育を軸に、物事を多角的に捉えて公正さを見いだすリーガルマインドを身につける

法の専門的な知識や問題解決能力を養い、論理的な思考・多角的な視点から現代社会に不可欠である法的思考力(リーガルマインド)を育成。少人数教育のゼミナールは4年間履修可能で、1年次には法学の基礎知識を学び、2年次からは、法律専門職(司法書士、裁判所事務官など)をめざす「司法コース」、法律を社会に活かす国家公務員・地方公務員をめざす「行政コース」、法的思考力に優れた企業人をめざす「企業コース」の3コースに分かれ、それぞれの専門分野について重点的に学びを深めます。
また、愛知大学法科大学院との連携により、法曹養成のための一貫プログラム「法科大学院連携コース」を設置。法学部2年次から高度な学識や能力を体系的かつ集中的に学び、大学入学から最短5年(法学部を3年で卒業+法科大学院2年)で司法試験合格も可能です。

実戦的な教育により、社会から求められる企画力や交渉力、プレゼンテーション能力などを身につける

正課カリキュラムの一環として、一般市民が裁判員として参加する「模擬裁判」を実施。シナリオの考案、ルールブックの作成、地域社会への広報活動に至るまで、学生が主体となって活動します。実際の事件をモデルに裁判を展開。現実の裁判に近づけるために、実務家教員(弁護士)のアドバイスを受けたり、裁判例や専門書などを入念に調べます。一連の取り組みを通じて、法の実践的な運用能力を伸ばすとともに、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力など社会で必要となるスキルも身につけます。

地方行政の現場を学ぶ科目を開講。また、法曹・公務員への目標を支援する制度が充実

愛知大学では例年、公務員をめざす多くの新入生が入学しますが、とくに2021年度は法学部就職決定者の約3割が公務員として社会にはばたきました。学部では愛知県庁の各部門で活躍する行政パーソンを招き、職業人としての公務員の在り方、実務上のさまざまな実体験、備えるべき使命感や倫理原則などについて学ぶ科目「政治学特殊講義」を開講。多様な制度や政策、組織が絡み合って動く行政への理解を深めます。
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学べること
法学科

現代社会に不可欠な法的視点を養う
法的な視点や思考は、今や、法律の専門家だけでなく、全ての社会人に不可欠な能力です。本学科では、1年次から4年間履修できる少人数ゼミナールを軸に、2年次から「司法コース」「行政コース」「企業コース」の3つの履修モデルと「法科大学院連携コース」(法曹養成の特別プログラム)に分かれます。法律専門職をめざす、公務員を希望する、企業に関わる法律のスペシャリストになる、といった自分の希望する進路や関心に合ったより高度な専門知識を身につけます。
<履修モデル1:司法コース>
●法律専門職(司法書士、裁判所事務官など)をめざす
司法書士、裁判所事務官などの専門的な公務員、法律専門職の養成を目標とし、法律全般を学びます。人間社会への深い洞察力など、社会正義の実現をめざす人に欠かせない資質を養います。
<履修モデル2:行政コース>
●法律を社会に活かす国家公務員・地方公務員をめざす
法の専門知識と並んで、社会の基本的な仕組みをしっかりと理解することに力を注ぎます。憲法・行政法・民法・刑法・政治学・行政学など、公務員採用試験の主要科目を念入りに学修するのはもちろん、公務員に求められる資質や見識を養うための特別な授業も実施しています。
<履修モデル3:企業コース>
●法的思考力に優れた企業人をめざす
ビジネスの現場で役立つ法知識を身につけ、法的思考力を養います。憲法・刑法などの基本をおさえた上で、民法・商法などビジネスに直結する分野を学ぶと同時に、幅広い教養を身につけられるよう、多様な科目を開講します。専門演習では、プレゼンテーションやディベートなどを行い、企業人に求められる能力を養います。
<プラス1履修モデル:法科大学院連携コース>
全国有数の合格実績を誇る本学法科大学院と連携し、司法試験合格に向けて一貫した集中的教育プログラムを提供します。法学部2年次より、本学の法科大学院(未修者コース)1年次必修科目も履修し、高い教育力の恩恵を、学部に所属しながら余すところなく享受。法曹養成に必須の高度な学識や能力を体系的かつ集中的に学ぶことができます。最短で、法学部入学から5年間(法学部を3年で卒業+法科大学院2年間)で司法試験合格も可能です。
【授業・講義】
実践的な法知識を養う「模擬裁判」
市民参加型の裁判員模擬裁判を毎年開催しています。現実の裁判を正確にシミュレートするために、学生は裁判例や専門書などを綿密に調べ、扱う事件や公判の内容を決めていきます。当日は一般市民から選ばれた“裁判員”も参加します。これらの経験を通じて学生は、教室で学んだ刑法や刑事訴訟法が実際にはどのように運用されるのかを学びます。また、企画運営や広報活動も学生主体で行うため、企画力や交渉力、プロジェクト管理能力やプレゼンテーション能力など、社会で役立つ力を身につけることができます。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
名古屋市東区筒井二丁目10-31
企画部入試課(車道キャンパス)
TEL.(052)937-8112・8113(直通)(平日9:00~17:00)