日本福祉大学/教育・心理学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
こども学科(120名)
学校教育学科(95名)
心理学科(100名)
所在地
1~4年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
教育・心理学部の偏差値を見るプロフィール
●社会の問題を「人とのつながり」の中で考えられる保育者を育成
●総合的に子どもの成長を支える、人間力の高い教育者をめざす
●多様な分野で活躍できる心理学の専門家をめざす
子どもや人々を取り巻く状況が多様化・複雑化する今、保育・教育・心理のプロフェッショナルが果たす役割が重要になっています。教育・心理学部では、①保育士・幼稚園教諭を養成する「こども学科」、②小中学校・特別支援学校教諭を養成する「学校教育学科」、③心理的支援者をはじめとする人間心理に精通した人材を育てる「心理学科」を開設しています。各学科の専門科目と地域社会での実践活動に加え、他学科科目も柔軟に履修することで、高度な専門性と幅広い知見、多職種連携の実践力を身につけます。卒業後は、保育・教育・心理分野の専門職はもちろん、それぞれの専門性を企業や行政などの幅広い分野で活かすことができます。
【キャンパス】
美浜キャンパス
【学生数】
887人(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
39人(2024年5月1日現在)
こども学科
【講義・学問分野】
保育職論、社会福祉論、教育福祉論、障害児保育演習、子育て支援演習 など
学校教育学科
【講義・学問分野】
家族社会学、子ども家庭福祉論、教育と発達の心理学、教育方法論、教職インターンシップ、学校福祉論、知的障害児の心理、特別支援教育概論、知的障害児指導法 など
心理学科
【講義・学問分野】
心理学概論、心理学研究法、心理支援演習、心理データ処理演習、心理学実験、臨床面接法演習、ビジネス心理学演習、心理アセスメント演習、臨床心理学演習、コミュニケーションスキル演習I など
学部の特色

社会の問題を「人とのつながり」の中で考えられる保育者を育成

○こども学科
「福祉」「地域」「文化」「社会」など広い視野から学び、「子どもやその親・家族」の支援、「多様性の尊重」「多文化共生」の理解を深めます。「子どもたちが安心できる環境」「子どもが安心して自己実現、自己表現できる生活の場」「誰も排除されない社会」を生活の営みの中で、子どもと共に実現できる力を育成します。
●子どもと家族を取り巻く社会への理解を深める
保育・幼児教育の理論や方法に加え、子どもと保護者を取り巻く社会的な問題の背景まで学びを深めます。社会福祉に関する教育・研究成果を生かし、子どもの貧困、虐待、障害といった福祉的課題についても学び、多様な保育ニーズに応える力を養います。

総合的に子どもの成長を支える、人間力の高い教育者をめざす

○学校教育学科
社会福祉に関する本学の教育・研究の成果を生かし、「ふくし」の視点を備えた教員の養成をめざしています。教科の内容や指導法とともに、現代社会における子どもや家庭をめぐる教育問題について学び、教育現場での幅広い対応力を養います。
●教育現場を肌で感じる「教職インターンシップ」
2年次と4年次に、主に小中学校で実施する職場体験です。授業見学や授業補助のほか、課外活動や職員室での教員の仕事に携わりながら児童・生徒たちと交流。2年次という早期から「学校で働くこと」を体験し、将来は教員になるという自覚を養います。教員採用試験合格後の4年生も参加できるため、就職までの準備にも役立っています。

多様な分野で活躍できる心理学の専門家をめざす

○心理学科
基礎心理と研究手法を早期に修得。大学での専門的な学びへ展開できるように、講義や演習の学習方法やレポートの書き方などを学ぶ「総合演習I・II」、心理学の基礎となる「心理学概論」「心理学研究法」を1年次に履修。人間の心の理解を深めながら、実験・観察・調査・面接といった心理学の研究手法を早い段階で修得し、3年次以降の専門的な学びにつなげます。
●大学院進学で公認心理師・臨床心理士をめざす
修了すると実務経験なしで公認心理師・臨床心理士受験資格が取得できる大学院を併設しています。本学科の学生が毎年進学しており、成績優秀者を対象とした学内選抜入試も実施しています。心理学の高度専門職をめざす学生のために、進学サポート体制も充実しています。
学べること
こども学科

子どもにまっすぐ向き合い、課題解決を支援できる先生に
保育・幼児教育の理論と社会的課題を学び、子どもの心と体をバランス良く育むことのできる保育士・幼稚園教諭をめざします。「教育系」「支援系」「表現系」の3ユニットを設置。なりたい保育士像に合わせてユニットを選んで学び、他ユニットの科目にも触れて応用力を養います。
【授業・講義】
保育職論
保育者の専門性や職務を多角的に知り、保育の社会的意義を理解したうえで、望ましい保育者像をイメージするのが授業のテーマです。保育実践記録を通して保育の基本的なあり方を知り、保育者の専門性と社会的役割を学びます。
学校教育学科

各免許状に対応した科目群をまとめた2つの履修モデル
「学校教育モデル」では、小・中学校の教員をめざせます。教育実習と2回の「教職インターンシップ」によって、2年次以降、継続的な現場学習を可能にしています。2年次の教職インターンシップを終えると学校とのつながりができ、その後もボランティアとして学校を訪れる学生も少なくありません。
また、「特別支援教育モデル」では、特別支援教育に関わるさまざまな事項(学校教育、障害理解、障害児・者の福祉など)の学びを通して、障害児教育に関わる高度な技能と知識を備えた専門職を育てます。多様な障害の特性、障害児の発達や心理、取り巻く環境について理解を深め、障害児を支援し、教育する力を身に付けていきます。
【授業・講義】
教育実践入門
試験の合格や資格を取るといった単なる自分のための学びではなく、他者(子どもや保護者)の役に立つため、教育者にふさわしい実力を身に付けるための学びとは何かを考えます。「自分の日常生活には関係ない」という他人事の姿勢から、自分の問題に引きつけて捉える当事者性のある学びへと転換させるにはどうしたらよいのか。まずは、自分自身の学びを振り返ってみることから始めます。
心理学科

変化の時代を生きる人々のために心理学を生かせる人になる
めまぐるしい社会変化の中で誰もが充実した人生を送れるよう、心理学の知見を幅広い分野で生かすことのできる人材を育成します。このため心理学科では、ユニット制を導入しています。1年次は基礎的な理論や研究手法を学び、2年次からは学びへの関心と将来の進路を考慮して、「臨床心理」「発達・福祉」「応用・社会」の各ユニットから科目を選択し、専門性を深めます。実験・調査・統計処理などの研究方法やカウンセリングなどの支援方法は、4年間を通じた積み上げ式の演習科目や豊富な実習科目で身につけることができます。本学は、公認心理師・臨床心理士の受験資格が得られる大学院を併設しており、本学科卒業生を対象とした学内選抜制度を設けています。
【授業・講義】
公認心理師演習・実習
公認心理師資格課程には2年次から登録。資格のための演習・実習も2年次から開始。早い段階から心理学の実践現場を体験し、実践力を身に付けます。
アドミッションポリシー
本学部が入学者に求める人物像
大学ホームページをご覧ください。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
愛知県知多郡美浜町奥田会下前35-6
入学広報課
(0569)87-2212(直)
【URL】
教育・心理学部の主な就職先
子ども発達学科
●保育・幼児教育専修
【保育所保育士・幼稚園教諭】
安城市、一宮市、岐阜県池田町、名古屋市、日進市、扶桑町、学校法人安城学園、学校法人国風学園すくすくこども園、学校法人蓑川学園竹の子幼稚園、社会福祉法人育生会ふたばみのり園、社会福祉法人となみ中央福祉会、社会福祉法人西三河子供の家 …ほか