日本福祉大学/教育・心理学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
子ども発達学科(120名)
学校教育学科(95名)
心理学科(100名)
所在地
1~4年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●70年に及ぶ実績に裏付けられた養成ノウハウで保育者をめざす
●総合的に子どもの成長を支える、人間力の高い教育者をめざす
●多様な分野で活躍できる心理学の専門家をめざす
子どもを取り巻く社会が多様化・複雑化する現代、保育・教育・心理の専門性を持つ人材へのニーズが高まっています。その要請に応えるため、2020年4月より「教育・心理学部」が新たにスタート。乳幼児期から青年期までを通した心身の発達を学び、子どもたちや家族、地域社会の課題に向き合い、相手の目線に立って解決できる力を養います。
【キャンパス】
美浜キャンパス
【学生数】
956人(2023年5月1日時点)
【専任教員数】
44人(2023年5月時点)
子ども発達学科
【講義・学問分野】
保育職論、社会福祉論、教育福祉論、障害児保育演習、子育て支援演習 など
学校教育学科
【講義・学問分野】
家族社会学、子ども家庭福祉論、教育と発達の心理学、教育方法論、教職インターンシップ、学校福祉論、知的障害児の心理、特別支援教育概論、知的障害児指導法 など
心理学科
【講義・学問分野】
心理学概論、心理学研究法、心理支援演習、心理データ処理演習、心理学実験、臨床面接法演習、ビジネス心理学演習、心理アセスメント演習、臨床心理学演習、コミュニケーションスキル演習I など
学部の特色
70年に及ぶ実績に裏付けられた養成ノウハウで保育者をめざす
乳幼児期を中心に、子どもの発達に適した保育・養護の考え方・内容・方法や、音楽・造形・体育などのこころとからだを育む方法を学習。講義科目で得た気づきは、多彩なテーマを掲げる専門演習での研究や、実習棟で行う演習科目群により、さらに深化させていきます。
本学は1953年の開設当初より保育士養成課程を置き、全国に先駆けて4年制の保育者養成を行っており、70年を超す歴史を持っています。また、男性保育士を多く輩出し、保育・児童福祉の現場で所長、施設長などの管理職として多くの卒業生が活躍しています。たとえば、名古屋市立の保育所では園長の約6人に1人※が本学卒業生です。このように本学では高い職業意識を持った保育士を養成し、全国の公立保育園に数多く送り出しています。
※2021年4月現在(95園中、17園)
総合的に子どもの成長を支える、人間力の高い教育者をめざす
社会福祉に関する本学の教育・研究の成果を生かし、「ふくし」の視点を備えた教員の養成をめざしています。教科の内容や指導法とともに、現代社会における子どもや家庭をめぐる教育問題について学び、教育現場での幅広い対応力を養います。
●教育現場を肌で感じる「教職インターンシップ」
2年次と4年次に、主に小中学校で実施する職場体験です。授業見学や授業補助のほか、課外活動や職員室での教員の仕事に携わりながら児童・生徒たちと交流。2年次という早期から「学校で働くこと」を体験し、将来は教員になるという自覚を養います。教員採用試験合格後の4年生も参加できるため、就職までの準備にも役立っています。
多様な分野で活躍できる心理学の専門家をめざす
基礎心理と研究手法を早期に修得。大学での専門的な学びへ展開できるように、講義や演習の学習方法やレポートの書き方などを学ぶ「総合演習I・II」、心理学の基礎となる「心理学概論」「心理学研究法」を1年次に履修。人間の心の理解を深めながら、実験・観察・調査・面接といった心理学の研究手法を早い段階で修得し、3年次以降の専門的な学びにつなげます。
●大学院進学で公認心理師・臨床心理士をめざす
修了すると実務経験なしで公認心理師・臨床心理士受験資格が取得できる大学院を併設しています。本学科の学生が毎年進学しており、成績優秀者を対象とした学内選抜入試も実施しています。心理学の高度専門職をめざす学生のために、進学サポート体制も充実しています。
学べること
子ども発達学科
子どもとふれあうチャンスを豊富に設けたカリキュラム
講義・演習科目の進度に合わせ、2年次以降段階的に実習科目を配置。学習効果を高めるため事前事後学習にも力を注いでいます。さらに、実習以外でも子どもや保護者・保育者に接する機会を豊富に用意しています。
また、保育士と幼稚園教諭の2つの資格・免許状が取得可能です。保育所、幼稚園、認定こども園、児童福祉施設などへの進路が開けます。
【授業・講義】
保育職論
保育者の専門性や職務を多角的に知り、保育の社会的意義を理解したうえで、望ましい保育者像をイメージするのが授業のテーマです。保育実践記録を通して保育の基本的なあり方を知り、保育者の専門性と社会的役割を学びます。
学校教育学科
各免許状に対応した科目群をまとめた2つの履修モデル
「学校教育モデル」では、小・中学校の教員をめざせます。教育実習と2回の「教職インターンシップ」によって、2年次以降、継続的な現場学習を可能にしています。2年次の教職インターンシップを終えると学校とのつながりができ、その後もボランティアとして学校を訪れる学生も少なくありません。
また、「特別支援教育モデル」では、特別支援教育に関わるさまざまな事項(学校教育、障害理解、障害児・者の福祉など)の学びを通して、障害児教育に関わる高度な技能と知識を備えた専門職を育てます。多様な障害の特性、障害児の発達や心理、取り巻く環境について理解を深め、障害児を支援し、教育する力を身に付けていきます。
【授業・講義】
教育実践入門
試験の合格や資格を取るといった単なる自分のための学びではなく、他者(子どもや保護者)の役に立つため、教育者にふさわしい実力を身に付けるための学びとは何かを考えます。「自分の日常生活には関係ない」という他人事の姿勢から、自分の問題に引きつけて捉える当事者性のある学びへと転換させるにはどうしたらよいのか。まずは、自分自身の学びを振り返ってみることから始めます。
心理学科
ユニットを選択し 専門の学びを追究する
心理学科の最大の特徴であるユニット制。ユニットとは“心理学を自分の将来にどう生かすか” に対応した学びのルート(科目の選択パターン)のことです。4年間を通して幅広く心理学を学びつつ、2年生からは、「臨床心理ユニット」「発達・福祉ユニット」「応用・社会ユニット」の3つのユニットから、自分自身がめざす心理学の生かし方を選び、より深い学修・研究に取り組みます。
<3つのユニット>
臨床心理ユニット:生きづらさを抱える人を支援する
発達・福祉ユニット:人の発達と生活に寄り添う
応用・社会ユニット:社会の中で心理学の学びを生かす
【授業・講義】
公認心理師演習・実習
公認心理師資格課程には2年次から登録。資格のための演習・実習も2年次から開始。早い段階から心理学の実践現場を体験し、実践力を身に付けます。
アドミッションポリシー
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【住所・電話番号】
愛知県知多郡美浜町奥田会下前35-6
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