銀行員の就職先・活躍できる場所

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銀行員の就職先・活躍できる場所

銀行にもいくつか種類が

 銀行員というだけあって、主要な就職先はすべて銀行だ。ただし、銀行にもいくつか種類があるので、その違いについて押さえておこう。

○都市銀行

 東京をはじめとした大都市に本店を置いて、全国に業務展開している銀行。多くの人が銀行とイメージして、すぐに思い浮かべる銀行だろう。金融庁が都市銀行として分類しているのは2022年時点で4つのみ。そのうち3行はさまざまな銀行が統合した末にできたいわゆる「メガバンク」と呼ばれる存在で、総資産はそれぞれ数百兆円とも言われている。

○地方銀行

 主に特定の地域で業務展開している銀行。〇〇銀行と、都道府県や地域の名前を冠することが多い。都市銀行に比べて事業規模は小さく、どちらかというと大企業よりも中小企業を相手にした取引が中心だ。金融庁の分類では、2022年時点で62行が指定されている。

○信託銀行

 普通の銀行が行っている預金や貸付といった「銀行業務」に加えて、「信託業務」も行う銀行。信託とは、財産を預かって、代わりに管理・運用することだ。例えば一定のお金を預かって、そのお金を投資に回して利益を出し、受益者に利益を配分する。信託の対象はさまざまで、お金以外に土地や有価証券なども含まれる。信じて託されると書くように、お金の専門家だからこそできる、一部の銀行のみに許された業務だ。

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