北海学園大学/学部・学科
学べること
多様な分野の魅力に触れられるのは総合大学ならでは
本学のカリキュラムは大きく分けると、学部ごとの「専門科目」と、全学部対象の「一般教育科目」で構成されています。
一般教育は、豊かな教養を培うための幅広い学びの提供を目的としており、多様な科目が開講されています。一般教育科目を学ぶことには、大学で学んでいくための基盤となる技能や教養を身に付ける狙いがあります。同時に、専門科目と関連づけながら学んでいくことにより、専門分野の知識体系の位置づけや自分にとっての学ぶ意味を理解する力が養われます。
専門科目は学生それぞれが所属する学部・学科ごとに開講され、各分野についての専門的な内容を学んでいくものですが、一般教育科目は学部・学科に関わらず、さまざまなジャンルの中から興味や関心に応じて選べるのが魅力です。特に本学の場合は、総合大学としての多様な分野の教員がそろっているため、科目の選択肢が豊富に設定されており、レベルの高い講義を受けられるメリットがあります。将来、社会人として活躍するために欠かせない教養を磨くとともに、新たな分野の学びを通して自分の興味・関心や可能性を広げることができます。
教職課程をめざす皆さんへ
中学校・高校の教員になるための「教育職員免許状」を取得できる教職課程は、1・2部全学部・学科に設けられています。免許取得に必要な科目・実習に加えて学外でのインターンシップなど実践力を伸ばす取り組みも設定し、教員をめざす学生をサポートします。
小学校・特別支援学校の教員になるための「教育職員免許状」の取得をめざす学生には、星槎大学との連携により、通信教育(一部スクーリング含む)を利用して免許を取得することが可能です(受講の際は別途受講料が必要です)。
教員への道のりを的確にサポート
取得できる教育職員免許状の種類・教科は学部・学科によって異なりますが、教員をめざす学生へのサポートは全額を挙げて展開していきます。教職課程の履修についての相談をはじめ、教育実習や採用試験に向けては早くから準備のためのガイダンスを行うなど、4年間通して指導に当たります。
こうした手厚いサポートの成果もあって、これまでに北海道内の中学校・高校を中心に約1300人の教員を送り出しており、教育現場で多くの先輩たちに出会うことができます。
その他の資格取得のための課程
●図書館学課程
1部・2部全学部・学科で学ぶことができ、所定の科目と単位を修得すると、「司書」の資格が卒業と同時に取得できます。また、小・中学校、高校の図書館を管理・運営する「司書教諭」の資格取得も、所定の科目と単位を修得し教員免許状を取得することにより可能になります。
図書館学を学ぶことによって、資料や情報検索の知識を身に付けられるため、将来の仕事に役立つ方法論や情報活用能力を高められます。
●社会教育主事課程【1部学生対象】
所定の科目の単位を修得すると、卒業時に課程修了証書が交付され、「社会教育士(養成課程)」と称することができます。社会教育主事は、都道府県および市町村の教育委員会事務局に必ず置かなければならない専門的教育職員で、地域社会教育計画の総合的な立案から学習課題の設定、社会教育職員や実践活動者への指導・助言などを行います。
実際になるためには、自治体職員として採用されることが必要ですので、自治体職員をめざす場合、有意義な資格といえます。
●学芸員課程【1部学生対象】
所定の単位を修得することが必要で、卒業時に修了証書が交付され、これにより、国家試験を受けることなく資格取得ができます。学芸員は、博物館、美術館、動物園、水族館などの社会教育機関において、資料の収集・保管・調査研究や普及活動の事業を担当する専門的職員で、博物館には配置が求められています。
この課程では、専門知識や実務経験を充実させるために、博物館などで実習を行うほか、現役学芸員による講義や講演を設けています。
●日本語教員養成課程
文化庁が提示した教育内容に基づき、課程修了者には卒業時、「日本語教員養成課程修了証」を交付します。各国で日本語学習者のために現地で指導できる日本語教員が求められているほか、国内でも必要とされるなど活動の場は広がっています。
本課程では、幅広い知識と基本的な教育能力を身に付けることができ、海外の大学や日本の日本語教室で日本語教育を経験できる実習科目も設定しています。