東北学院大学/文学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
英文学科(150名)
総合人文学科(60名)
歴史学科(170名)
教育学科(70名)
所在地
1~4年:宮城
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
文学部の偏差値を見るプロフィール
●4学科(英文、総合人文、歴史、教育)合わせて15の専門分野の実践的な学び
●高い教育力と多様な語学教育が、高い就職力に直結
●これからの英語教育を担うプロフェッショナルをめざす教育学科
言語や文学、宗教、哲学、歴史、教育などを通じて、人間存在の基本問題について実践的に学び、次代を生き抜く柔軟で創造的な思考を培います。
【学生数】
1926名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
51名(2024年5月1日現在)
【大学院】
文学研究科/英語英文学専攻・ヨーロッパ文化史専攻・アジア文化史専攻
英文学科
【講義・学問分野】
英米文学、英語学など
※教職課程、学芸員、司書の資格課程も開設
総合人文学科
【講義・学問分野】
思想・哲学、文化・芸術、宗教・神学など
※教職課程、学芸員、司書の資格課程も開設
歴史学科
【講義・学問分野】
日本史、アジア史、ヨーロッパ史、考古学、民俗学など
※教職課程、学芸員、司書の資格課程も開設
教育学科
【講義・学問分野】
教育学、児童教育、英語教育、異文化理解教育、教職実践など
※教職課程、司書の資格課程も開設
学部の特色
4学科(英文、総合人文、歴史、教育)合わせて15の専門分野の実践的な学び
文学部では、「ことば」を通して「人間」を学んでゆきます。人間のあり方・生き方を理解する過程で得られた知識や考え方を土台として、他者との共生を可能にする能力と姿勢を育てることをめざしています。Think for Yourself, Think for the Worldという文学部のモットーは、このねらいをまっすぐに表したものです。
自らを知り、自ら考え、他者とともに行動できる人を育てる場、それが文学部です。
高い教育力と多様な語学教育が、高い就職力に直結
1. 強い教育力
日本私立大学連盟(134大学加盟)が実施している「学生生活実態調査」において、「カリキュラム編成満足度」「授業内容満足度」「教員満足度」などで、本学文学部はきわめて高い水準を維持しています。
2. 多様な語学教育
古典語を含む7つの言語(英語、中国語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、ギリシア語、ラテン語)が正課で学べます。もちろん、少人数のクラス編成になっています。
3. 高い研究力
文学部教員は国内外の学会で高い評価を得ています。外部資金導入実績がそれを裏づけています。例えば、2022年度文部科学省・日本学術振興会の科学研究費補助金(研究代表者)の採択件数*は23件(継続を含む)を数えます。採択/申請率、採択/在籍教員率でもきわめて高い水準にあります。
*研究分担者での採択は除いています。
4. 多様な資格取得
文学部では、他に例をみない多くの資格取得に道を拓いています。
教員免許(中・高英語、中・高宗教、中学社会、高校地歴、小学校*)、司書、学校図書館司書、学芸員、社会教育主事試験資格、牧師試験資格**が取得可能です。
*小学校教諭の免許は教育学科の学生が取得できます。他学科の学生は聖徳大学の通信教育と連携することによって在学中に取得することが可能です。
**指定された履修モデルに従って学修した場合、日本基督教団教師検定試験Bコースの受験が可能です。
5. 強い就職力
文学部の学びの原点である「ことば力」と「しごと力」に直結しています。就職状況は他の文系学部とかわらないどころか、むしろ、「しごと」の多様性という点では文系他学科を凌いでいます。特に、伝統的に強い教員養成のほか、近年では航空関連への就職実績で全国上位にランク付けされています。
6. 学びの深化、本学大学院への直結
本学大学院文学研究科3専攻に直結しています。英文学科は英語英文学専攻、総合人文学科はヨーロッパ文化史専攻、歴史学科はアジア文化史専攻・ヨーロッパ文化史専攻に直結し、それぞれに特別選考制度があります。なお、総合人文学科の宗教・神学分野専修の場合、神学系の他大学院(東京神学大学大学院など)の受験も可能です。
これからの英語教育を担うプロフェッショナルをめざす教育学科
教育学科では「人がより良く生きるための学びと人間的成長を支援することができる、豊かな知識・技能・姿勢を備えた人物を養成する」という理念を掲げ、解き方があらかじめ定まった問題を効率的に解ける力を育むだけではなく、社会の変化の中でも伝統や文化に立脚し、高い志と意欲を持ち続けるための素養を持ち、予測不能な出来事にも対処することができる、豊かな人間性を基礎にした教員養成をめざしています。
小学校教諭一種免許状に加え、中学校・高等学校教諭一種免許状(英語)も取得できるようにカリキュラムを整え、地域に貢献できる力のある教員を育てます。
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学べること
英文学科
ことばと人間について研究する
英文学科には、4年間で英語運用能力を徹底的に伸ばせるよう、多くの英語専門科目が体系的に配置されています。さらに、英語に関わる専門研究(英米文学・英語学)を通じて、ことばと人間について深く学ぶことができます。その過程で、知性・人間性を育てることを目標とします。
【英文学科の2つの専門分野】
●英米文学
英米の文学について、時代・ジャンル(小説・演劇・詩)を問わず学ぶことが可能です。人間や社会・文化のありようを考えます。
●英語学
英語の音声、文法、意味、歴史の研究を通して、言語の一般的特性を解明します。言語を人間の認知システムの一つとして科学的に捉える学問分野です。「ことば」と「脳」から人間を理解していきます。
総合人文学科
読む・書くという基本から、「生きること」を学ぶ
建学の精神を継承するキリスト教学をはじめ、思想・哲学、文化・芸術、宗教・神学の3分野を広く深く学ぶことができます。文化や歴史を作った時代的な背景や思想を理解することは、現在や未来を読み解く鍵。芸術や宗教を含めた文化に触れ、読み解き、考えを書き表し、洞察や議論を積み重ね、事柄を多面的にとらえて問題を解決する力(=生きる力)を養っていきます。
【総合人文学科の3つの専門分野】
●思想・哲学
あらゆる時代のヨーロッパ、日本、東洋の哲学や思想を深く掘り下げます。また、倫理科目で人間の生のあり方や平和についても学びます。
●文化・芸術
ギリシヤ・ローマ時代以来のキリスト教文化を中心に多様な文化・芸術について学びます。美術、芸術の見方や考え方が体験をとおして身に付いていきます。
●宗教・神学
キリスト教神学を中心に、旧約・新約聖書神学、キリスト教史などを学ぶことができます。また、世界のさまざまな宗教についても知識が深められます。
歴史学科
世界と地域の歴史を通じて現在、未来をみる
学べるのは日本史、アジア史、ヨーロッパ史、考古学、民俗学の5分野。それぞれの専門を深く、また地域別の歴史を横断的に学ぶことによって、現代社会を正しく見通す力を身に付けます。問題を見つけ解決し、プレゼンテーションで見解を伝えるための取り組み方を実践的に習得。野外調査などのフィールドワークで歴史の現場に触れ、現場を体験することで経験値を伸ばすことができます。
【歴史学科の5つの専門分野】
●日本史
日本古代~現代までの歴史を、東北地方に焦点を当てるなど、さまざまな視点やテーマから学ぶことができます。
●アジア史
多種多様な人々の営みからなる中国、内陸アジア、東南アジアの歴史を、政治や文化、民族などの面から研究していきます。
●ヨーロッパ史
ヨーロッパ史について、固定概念を取り払って事象を分析し、人間の行動や思想に及ぶまで幅広く研究します。
●考古学
日本、アジアなどの遺跡・遺物の測量調査や発掘調査から古代の社会や建造物を探ります。
●民俗学
社会の変化に影響され変化を続けるという民俗の意外性や、モノ作りが伝える生活の変化など、枠にとらわれない民俗学を学びます。
教育学科
これからの時代に対応する指導力と人間力を
子どもを取り巻く環境は加速度的に多様化かつグローバル化しています。現代社会で求められる教員としての指導力とそれを裏付ける専門知識、豊かな人間性を育みます。
【教育学科の5つの専門分野】
・教育学/教育一般、および学校教育に関する基礎的・基盤的な知識・技術・姿勢について学びます。
・児童教育/小学生の学習指導や生徒指導に必要な、基礎的・基盤的な知識・技術・姿勢を学びます。
・英語教育/小学校教師または中学・高校の英語教師として必要な英語力を育て、英語そのもの、そして英語学習・英語指導について深く学びます。
・異文化理解教育/ことばや文化が異なる他者と共生するために必要なことを学びます。
・教職実践/生徒指導、授業作り、ICT教育、防災・安全教育などについて発展的に学び、教師としての実践力を高めます。
アドミッションポリシー
文学部 アドミッションポリシー
1. 東北学院大学の教育理念である「キリスト教による人格教育」を基礎とする教育プログラム(聖書とキリスト教に関する授業及び大学礼拝など)について理解し、主体性を持ちつつ多様な人々と協働して学ぶことを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度)
2. 文学部及び各学科の教育理念・目的や教育内容を理解した上で、文学部各学科における主体的な学びを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度)
(英文学科)
英語力を向上させ、英米文学・言語学を学ぼうとする意欲を持ち、人間と社会が抱える諸問題を解決するための学修に主体的に取り組もうとしている。
(総合人文学科)
思想・哲学、文化・芸術、宗教・神学等の人文諸学を学ぼうとする意欲を持ち、人間と社会が抱える諸問題を解決するための学修に主体的に取り組もうとしている。
(歴史学科)
歴史学をグローバルかつローカルな視点から学ぼうとする意欲を持ち、人間と社会が抱える諸問題を解決するための学修に主体的に取り組もうとしている。
(教育学科)
人間の発達・学習に関する事象と教育の実践について学ぼうとする意欲を持ち、人間と社会が抱える諸問題を解決するための学修に主体的に取り組もうとしている。
3. 高等学校における学習によって、文学部での学修に必要な高等学校卒業相当の基礎的知識及びそれらを応用する力を有している。(知識・技能)
4. 高等学校において得た知識・技能を活用し、達成すべき水準の思考力及び日本語力を用いて、大学での学びに関わる基礎的・一般的問題及び質問に文章及び口頭で答えることができる。(思考力・判断力・表現力)
以下の項目に該当する者については、5又は6を評価に加える。
5. スポーツや文化活動などで優れた実績を残し、本学入学後も課外活動の活性化に貢献しようと考えている。(知識・技能/主体的に学ぶ態度)
6. 外国人留学生、帰国生、社会人として、大学における学修にそれぞれの強みを生かそうとしている。(知識・技能/主体的に学ぶ態度)
文学部 各学科の求める学生像
英文学科 求める学生像
1.十分な基礎学力を有し、知的好奇心が旺盛である。
2.論理的な思考力を有し、自分の言葉で自分の考えを明確に説明することができる。
3.英語を含む外国語学習に強い意欲をもち実践をしている。
4.本学科のカリキュラムを十分に理解し、4年間の勉学に関するプランをもっている。
総合人文学科 求める学生像
1.十分な基礎学力を有し、とくに英語については充実した力を備えている。
2.十分な読解力を有し、自分の考えを論理的に表現することができる。
3.社会に対して強い関心をもち、積極的にかかわろうとする姿勢を有している。
4.思想・哲学、文化・芸術、宗教・神学などの人文諸学に関心をもち、本学科での勉学に強い意欲を有している。
歴史学科 求める学生像
1.幅広い知識を吸収できる柔軟な思考と十分な基礎学力を有している。
2.好奇心旺盛で、自分から率先して学び調べようとする積極性がある。
3.歴史に関する基礎知識を有している。
4.本学科で何を学びたいのか、目的がはっきりしている。
教育学科 求める学生像
1.十分な基礎学力を有し、知的好奇心が旺盛である。
2. 論理的な思考力を有し、自分の言葉で自分の考えを明確に説明することができる。
3.人の学びと教育に関して、強い関心を持っている。
4. 本学科のカリキュラムを十分に理解し、4 年間の勉学に関するプランをもっている。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
入試部アドミッションズ・オフィス
(022)264-6455
【URL】
文学部の主な就職先
住友林業、セキスイハイム東北、積水ハウス、大和ハウス工業、アイリスオーヤマ、伊藤園、河北新報社、タカラスタンダード、凸版印刷、福島民報社、ワコール、ANAエアポートサービス …ほか
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