東北学院大学/工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
機械知能工学科(115名)
電気電子工学科(130名)
環境建設工学科(115名)
所在地
1~4年:宮城
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
工学部の偏差値を見るプロフィール
●「創意工夫」により、新たな技術の開拓と社会実装を担う技術者を育成
●学習に関する相談は専任スタッフへ「理数基礎教育センター」
●頼りになる先輩に聞こう! スチューデント・チューター(ST)制度
日進月歩で発展を続ける科学技術に即応した専門知識を身に付けるとともに、実験・実習などにより自らの体験を通して理解を深めます。
【学生数】
1671名(2024年5月1日現在)※情報基盤工学科生含む
【専任教員数】
58名(2024年5月1日現在)※情報基盤工学科含む
【大学院】
工学研究科/機械工学専攻、電気工学専攻、電子工学専攻、環境建設工学専攻
機械知能工学科
【講義・学問分野】
ロボット基礎工学、メカトロニクス基礎・総合、生体機械工学、福祉機械工学、ユニバーサルデザイン、知能材料工学、環境エネルギー工学 など
電気電子工学科
【講義・学問分野】
電力発生工学、パワーエレクトロニクス、情報通信工学、ネットワークプログラミング、電気電子材料工学、電子デバイス工学 など
環境建設工学科
【講義・学問分野】
環境建設計画、地震工学、環境保全工学、地盤力学、上下水道工学、都市計画、建築環境工学、構造力学・演習、住居計画、日本建築史、鉄筋コンクリート工学、建築法規 など
学部の特色
「創意工夫」により、新たな技術の開拓と社会実装を担う技術者を育成
工学は、数学、物理や化学などのサイエンスを理解した上で、人類の生活を豊かにするために技術を開発し社会へ還元する学問です。定着に長い時間がかかる他の学問と異なり、開発した技術が比較的早いサイクルで社会に受け入れられることも特徴です。また、技術開発のみならず、経済、経営や法律などの観点もなければ、独りよがりの技術となってしまいます。
土樋・五橋キャンパスでは、文系の学生とも気軽に意見を交換しながら、日本、世界、人類の幸福のためにどんな技術が必要かについての夢を膨らませてください。総合大学である本学の強みが発揮されるはずです。また、座学のみならず、実験や研究活動を通して、自身の感性や五感を駆使した体験や技術開発の思考が育まれることを期待しています。
工学部は、社会の基盤となる重要な技術が網羅された3学科で構成されています。機械知能工学科では、自動車、ロボティクスを含むものづくり技術、電気電子工学科では、電力・制御、情報・通信、半導体・デバイス等の電気系関連技術、環境建設工学科では、環境土木、建築・設計の基礎から応用、先端技術までを座学、演習、研究を通して学ぶことができます。また、必要とされる単位を取得することで、各種国家資格等も取得することが可能です。技術立国日本を基盤から支える技術者を養成します。
学習に関する相談は専任スタッフへ「理数基礎教育センター」
工学部では工学の専門分野を学ぶための基礎力向上を目的とした「理数基礎教育センター」を設けています。すべての学科の基盤となる物理や数学の修得をサポートする理数基礎教育センターでは学生と教員の対面型教育・相談型教育よって、基礎知識を着実に積み上げ、各学科の専門分野への学びにつなげます。勉強の仕方や学習に関する質問や悩みに対して、担当指導教員が分かりやすくていねいに指導し、学ぶ楽しさや考えるキッカケになるよう支援します。
頼りになる先輩に聞こう! スチューデント・チューター(ST)制度
STとして選ばれた約十数名の4年生もしくは3年生が担っています。彼らは、主として1年生の数学や物理などの基礎科目に対して、講義の中で演習の援助を行ったり、センターにおいて講義の予習や復習の補助も行っています。大学入学直後に戸惑いがちな勉強の進め方や大学生活全般のアドバイスも行っており、みんなから頼りになる先輩として親しまれています。
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学べること
機械知能工学科
自立したエンジニアとして活躍できる人材を育成
機械知能工学科では21世紀の専業を支えるキーテクノロジーとしての機械工学を伝統的な基礎から最先端まで学び、今この瞬間にも進化を続ける機械についてさまざまな角度から理解し、知識と技術、豊かな創造性を養成します。機会と人間社会を結び付け、自立したエンジニアとして活躍できる人材を育てます。
【4つの学習プラン】
・スマートデザインプラン
伝統と最先端が共存する、機械設計や加工、材料の分野を並行して身につけることで、機械工学の根幹「動くモノづくり」を素材からメカの設計まで通して実現します。
・グリーンエナジーシステムプラン
エネルギーからエンジン、自動車・航空機まで、暮らしにかかわる機械の専門分野に取り組むため、熱と流れの分野を融合的に学び、これからの社会基盤を支えます。
・バイオロボティクスプラン
人間を工学的立場から理解し、人間を助けるコンピュータ制御の機械に活かすことを目的に、生体、福祉、人と機械の接点からロボット開発まで一体的にカバーします。
・メカノエンジニアリングプラン
広い視点から機械分野を見渡し、総合的な知識で可能性を広げ、多様な問題を解決するため、特定の分野に絞らずに、3つの専門領域をバランス良く学びます。
電気電子工学科
電気・電子分野を総合的に学び、時代のニーズに応える
電気電子工学科は現代社会を支える電気関連技術を総合的に学び、社会のニーズ、時代の変化に対応できる技術者を育てます。「電力・制御系」「情報・通信系」「電子・材料系」の3分野を網羅的に学ぶことができ、情報技術を活用した発・送電技術や、未来の情報通信を支える新しい材料・デバイス技術の最先端の知識を修得できます。
【専門分野】
・電力・制御系
自然エネルギーから電気エネルギーへの変換技術や電気機器の効率化技術など、現代社会が抱える問題や要望に応えられる知識と技術を学びます。そして「電力の発生とそれを共有する技術」「電力を広く応用する技術」「電力系統を安全に効率よく制御する技術」を身につけます。
・情報・通信系
電子メールなどの文字情報、電話などの音声情報、テレビなどの映像情報など、デジタル化されているさまざまな情報を支えるIT(情報技術)。ITの4種の基盤技術である「情報返換技術」「情報処理技術」「情報伝送技術」「情報交換技術」の基礎を習得します。
・ 電子・材料系
社会のインフラを支える高機能電子デバイスや、新たなエレクトロニクスを開拓するための電子材料に関する知識・技術を習得します。特に「デバイス・マテリアル基礎」「マテリアル工学」「デバイス工学」の3分野の学びを充実させ、創造力と応用力を備えた技術者を養成します。
環境建設工学科
土木、環境、建築、3つの柱で明日の都市づくりを担う
地球環境保全という大きなテーマのもと、「次世代に残すべき美しい環境を守るための建設(土木・建築)技術とは何か?」の問いに挑戦しているのが、環境建設工学科です。目標とするのは環境工学の素養を持った建設系技術者を養成すること。環境問題から建設事業、さらに芸術や倫理なども含めた広範な科目履修により、実践型技術者に必要な実力を養います。
【専門コース】
・環境土木コース
環境分野では、都市環境や水環境における水質汚濁などの諸現象や浄化方法、土壌汚染について生物工学・化学的なミクロの視点から地球規模環境のマクロな視点まで、環境問題を解決するための基礎知識と環境保全技術を学びます。土木分野では、ダム、橋梁、トンネル、道路などの構造物について、基礎調査~計画~設計~見積~施工という一連のプロセスおよび施工結果のフィードバックによるより良い構造物の構築に必要な知識を総合的に身につけます。また、自然災害の発生メカニズムや対策工法,メインテナンス工法についても学びます。
・建築コース
建築や都市を構成する、ビルや住宅などの建築物-その成立をリードする建築士は、設計や設備、材料などの専門知識を総動員して、安全で高性能・高効率な建築物を造る責任があります。また、魅力ある空間デザインなども求められます。このため建築コースでは、さまざまな建築ニーズに対応できる多角的な学習カリキュラムを組んで、学生個々人がめざす専門性を高めていきます。
アドミッションポリシー
工学部 アドミッションポリシー
1.東北学院大学の教育理念である「キリスト教による人格教育」を基礎とする教育プログラム(聖書とキリスト教に関する授業及び大学礼拝など)について理解し、主体性を持ちつつ多様な人々と協働して学ぶことを強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度)
2.科学技術に関する広い知識の獲得に意欲があり、工学部及び各学科の教育理念・目的や教育内容を理解した上で、工学部各学科における主体的な学びを通して社会に貢献すること強く望んでいる。(主体的に学ぶ態度)
●機械知能工学科……機械を学び、理解し、創造することへの強い関心と意欲があり、それらを遂行するために必要な基礎知識を有するとともに、社会の一員としての自覚を有している。
●電気電子工学科……電力・制御系、情報・通信系、電子・材料系に関する広い知識の習得に意欲があり、これらの分野の学びを通して社会に貢献することを強く望んでいる。
●環境建設工学科……環境、土木、建築分野で不可欠な科目(数学、力学、計画、設計製図、実験など)を学ぶ強い意志があり、これらの分野の技術者として、社会への貢献を希望している。
3.高等学校における学習によって、工学部での学修に必要な高等学校卒業相当の基礎的知識及びそれらを応用する力を有している。(知識・技能)
4.高等学校において得た知識・技能を活用し、達成すべき水準の思考力及び日本語力を用いて、大学での学びに関わる基礎的・一般的問題及び質問に文章及び口頭で答えることができる。(思考力・判断力・表現力)
以下の項目に該当する者については、5又は6を評価に加える。
5.スポーツや文化活動などで優れた実績を残し、本学入学後も課外活動の活性化に貢献しようと考えている。(知識・技能/主体的に学ぶ態度)
6.外国人留学生、帰国生、社会人として、大学における学修にそれぞれの強みを生かそうとしている。(知識・技能/主体的に学ぶ態度)
工学部 各学科の求める学生像
機械知能工学科 求める学生像
1.機械工学を学ぶために必要な数学、物理、英語の基礎学力を有している。
2.技術者として必要な自立・自律する心を育てることと、社会の一員としての責任を自覚し、積極的に学ぼうとする意欲を有している。
3.本学科を志望する明確な理由やそれを明らかにできる活動や経験があり、それを自らの言葉で表現することができる。
電気電子工学科 求める学生像
1.電気電子工学を学ぶために必要な数学・物理・英語の基礎学力を有し、自ら学習しようとする積極性を身に付けている。
2.先端科学技術に強い関心をもち、理工系学生にふさわしい強い学習意欲と高い目標を有している。
3.本学科の教育内容を十分に理解し、本学科を志望する理由、勉学動機を有している。
環境建設工学科 求める学生像
1.本学科で学ぶために必要な基礎学力を有し、環境・土木・建築分野の勉学と仕事に興味と意欲を有する。
2.本学科で学んだ知識を基礎として、様々な技術的課題を関連付けて考察でき、社会の多様な要望に答えるために必要な「考え抜く力」を養う意欲を有する。
3.社会人として、技術者として不可欠なコミュニケーション力を養うとともに、信頼される社会人に不可欠な基本的生活習慣を身につける意欲を有する。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
入試部アドミッションズ・オフィス
(022)264-6455
【URL】
工学部の主な就職先
安藤ハザマ、一条工務店、エクシオグループ、大林組、鹿島建設、関電工、きんでん、鴻池組、佐藤工業、三建設備工業、清水建設、新菱冷熱工業 …ほか
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