東京理科大学/理学部第一部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
数学科(115名)
物理学科(115名)
化学科(115名)
応用数学科(120名)
応用化学科(120名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
理学部第一部の偏差値を見るプロフィール
●自然の真理を探究し、科学技術の創造と発展を担う
●基礎学問と応用理学がバランスよく配置された環境で自然現象の解明と探究をする
●高度な専門知識を身に付けた人間性豊かな人材の育成をめざす
「科学技術の創造」を支える力の源泉として、多方面に極めて多くの人材を社会に送り出しています。
【キャンパス】
神楽坂キャンパス
【学生数】
2751名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
94名(2023年5月1日現在)
【大学院】
理学研究科(M/D)
数学科
【講義・学問分野】
代数学系、幾何学系、解析学系、確率論・統計学系、数学教育系
物理学科
【講義・学問分野】
宇宙素粒子系、地球惑星系、量子情報系、物質科学系、物理教育
化学科
【講義・学問分野】
有機化学系、無機化学系、物理化学系、化学教育系
応用数学科
【講義・学問分野】
数理データサイエンス系、数理モデリング系、知能数理系
応用化学科
【講義・学問分野】
有機化学系、無機化学系、物理化学系
学部の特色

自然の真理を探究し、科学技術の創造と発展を担う

本学の前身である1881年に創設された「東京物理学講習所」以来の「理学の普及」と、「東京物理学校」以来の伝統である「実力主義」を求める厳格な教育の実践を教育・研究の基本理念としています。そのため、真に実力を身に付けた学生のみを卒業させる「実力主義」の伝統を堅持し、厳格な教育課程を実践します。

基礎学問と応用理学がバランスよく配置された環境で自然現象の解明と探究をする

理学とは、自然界に存在するさまざまな物質や諸現象の解明、自然に関する真理を探究する学問です。今日では工学、情報科学、薬学、生命科学さらには社会科学などの諸分野へ応用され、それぞれの分野の発展を支えています。本学部では基礎学問だけではなく、応用理学をバランスよく学ぶことができます。

高度な専門知識を身に付けた人間性豊かな人材の育成をめざす

現代社会が求める新しい「科学技術の創成」へ向けて、十分な基礎学力の上に高度な専門知識を身に付け、ますます発展・変動している社会情勢の中で活躍できる能力を習得します。専門的学力と問題解決能力に加え、人倫をわきまえた人間性豊かな確固とした信念と実力を備えた人材を育成しています。
この学部のことを詳しくチェック
学べること
数学科
「生きた学問」数学を通し、新しいものを生み出す
数学は紀元前から存在している歴史の長い学問です。しかし、その研究対象は整数のように初めから伝わるものばかりではなく、時代とともに新しいものも現れています。数学はまるで生きているように、新しいもの、意外なものを生み出せる興味深い学問といえるでしょう。数学科は伝統的に数多くの教員を社会に送り出してきており、教員志向の学生の要望に応える教員養成カリキュラムを提供しています。最近では、急成長を遂げるコンピュータ関連産業や情報産業のニーズにも応じ、実業界において臨機応変に活躍できるように、その教育内容をより一層充実させています。
物理学科
素粒子から原子、地球、宇宙までさまざまな現象・法則の解明に挑む
宇宙から原子まで自然界で起こる現象について、数学という客観的な言葉で、簡単な法則として理解しようと試みるのが物理学です。重力波の直接観測、ヒッグス粒子の発見、超新星とニュートリノ天文学、物質中のディラック電子など、近年も新たな展開が見られるように、今後も多くの可能性を秘めた学問であるといえます。物理学科では、宇宙や地球(大気)、物性(物質)、原子核、および物理教育と、さまざまな物理学の領域を専門とする教員がそろい、理論、実験の両面から活発な研究を行っています。実力主義の伝統に立脚した教育に定評があり、物理教員の育成にも力を入れています。
化学科
ミクロとマクロの視点から物質の構成原理を明らかにする
化学はミクロ(分子・原子)からマクロに至る多元的な視点に立ち、物質が構成される原理と構造変化の様相を扱う学問です。科学的に興味深い物質や、人間生活にとって有用なものを創り出し、住みやすい社会・自然環境の構築に寄与しています。近年は専門分野の細分化とともに、学問分野の総合化・学際化・国際化が進んでいます。化学科では、時代の要請に応えるため、幅広い基礎学力の養成と同時に境界領域の基礎も学べるカリキュラムを構築。生命科学や物質科学などの幅広い分野に対応できる学際的な能力を備えた研究者・技術者・教育者の育成に尽力しています。
応用数学科
数学の真理を柔軟に応用し、よりよい未来をつくる
応用数学は現在の科学の発展に大きく寄与しており、データサイエンス、人工知能、IoT等を支える基盤としても欠かすことができません。人の心理や行動、企業や社会の活動、自然の摂理など、社会のあらゆるものは数学で動いています。普遍的な数学の真理を柔軟に応用することで、よりよい未来をつくることができるのです。応用数学科は理論と応用の両面を志向する数理学系学科として、1961年に全国に先駆けて開設されました。幅広い分野に数学を応用するために必要な対象を分析・理解し、抽出した問題を解決する数理的な能力を備えた研究者・技術者・教員・公務員の育成に努めています。
応用化学科
生活を豊かにする新物質の創造に取り組む
応用化学科では、有機化学、無機化学、物理化学の3分野に分かれて教育・研究を行っています。私たちの生活を豊かにする新物質の設計や合成、物質が機能を発現するメカニズムを解き明かしながら、基礎化学の理解を応用研究に発展させ、バイオ、医薬、環境、エネルギーなどの各分野で役立つ応用化学をめざします。化学の基礎科目に加えて多彩な選択科目も用意し、幅広い領域をカバー。各分野の第一線で活躍している教員が研究を推進しており、世界最先端の高度な研究に取り組めます。時代のニーズに応じた研究を自分自身の手で行おうとする優秀な研究者、技術者を育成します。
理学部第一部の主な就職先
SCSK、TIS、富士ソフト、日本IBM、NECソリューションイノベータ、日本レジストリサービス、富士通、野村総合研究所、NTTデータ、キオクシア、三菱UFJ銀行、りそなグループ …ほか
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