東京理科大学/理学部第二部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
数学科(120名)
物理学科(120名)
化学科(120名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
理学部第二部の偏差値を見るプロフィール
●「日本で唯一の夜間理学部」建学の精神を受け継ぎ科学技術の礎となる理学を追究
●4年間で理数系教員免許を取得できるサポート体制が充実
●忙しい社会人の方もより学びやすくなる長期履修制度を導入
十分な基礎学力の上に高度な専門知識を習得し、強い倫理観と豊かな人間性を持った人材を育成します。
【キャンパス】
神楽坂キャンパス
【学生数】
1604名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
38名(2024年5月1日現在)
数学科
【講義・学問分野】
解析学分野、代数学分野、幾何学分野、位相数学分野、確率論・統計学分野、離散数学分野、教育数学分野
物理学科
【講義・学問分野】
宇宙物理分野、統計力学・数理物理分野、固体物理分野、生物物理分野、原子物理・粒子線物理分野
化学科
【講義・学問分野】
有機化学分野、無機化学分野、物理化学分野
学部の特色

「日本で唯一の夜間理学部」建学の精神を受け継ぎ科学技術の礎となる理学を追究

本学部は、1881年に前身となる「東京物理学講習所」設立当初の夜間授業の教育からスタートしました。それは理学部第二部の歴史そのものであり、今日までその精神が引き継がれています。理学部の第二部が第一部と異なるのは、主として講義の時間帯が夜間であることです。教員は夜間学部における教育に関する経験も豊富で、一人ひとりが「短時間で質の高い内容」を実現するために独自の工夫を凝らしています。また、毎年およそ3割の学生が研究者を志して大学院に進学しています。

4年間で理数系教員免許を取得できるサポート体制が充実

教職課程も充実しており4年間で理数系教員免許を取得することが可能です。本学は伝統的に教員養成に力を入れており、毎年、多数の教員を送り出し、高い社会的評価を得ています。本学OB・OGによる教員採用試験対策講座(論作文添削、面接や模擬授業の指導、合宿による集中講座など)といったサポートも充実しています。社会人で教員をめざしている学生や、より深く理学の根本を学びたいと通っている現役教員の学生もいます。

忙しい社会人の方もより学びやすくなる長期履修制度を導入

長期履修制度は、卒業に必要な単位を修得するのに5年以上かかることが入学前から分かっている場合に適用される制度です。在学期間は5年~6年で、入学から卒業にかかる期間の学費(授業料+教育充実費)は、4年間で卒業する場合のトータルとほぼ同額です。仕事に合わせて無理のない時間割を組むことができます。
※1年次で入学し、かつ、週30時間以上業務に就いていて、2年次進級条件を満たした学生が、2年次から適用されることになります。
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学べること
数学科
多岐にわたる分野で活躍できる応用力のある数学家を育成
本学科では第一部と同様に、「十分な基礎学力の上に高度な専門知識を身に付け、豊かな教養に裏打ちされた強い倫理観と豊かな人間性を持った人材の育成」を教育目標に掲げています。社会のさまざまな分野で、直接的または間接的に数学的素養が必要とされる現代において、それらの要求に応えることができる人材の育成をめざしています。解析学、代数学、幾何学などの数学の基本的な分野はもとより、統計学、情報数学、離散数学などの、いわゆる応用数学の分野も充実。また、多数の中学校・高等学校教員を社会に送り出してきた伝統をふまえ、教員育成にも力を注いでいます。
物理学科
自然と美しさと壮大さにふれる物理学の世界を探究
科学技術の発展という枠組みの中で、物理学は時代を切り拓くために大きな役割を担ってきました。特に現代のエレクトロニクス、コンピュータの発展は、物理学を根本原理として成り立っており、多くの実質的利益を現実的に作り上げています。また、物理学は自然の美しさと壮大さを感銘的に示しており、物理学を学ぶこと自体が1つの偉大な知的創造ともいえます。物理学を学ぶ者は、その美しさを享受することができるのです。しかし、独学で習得できるほど簡単ではなく、だからこそ大学教育が必要となります。本学科では、そのより有効な教育を、学生に提供しています。
化学科
「物質の本質」を探究し持続可能な社会の実現をめざす
化学は物質の本質を探究し、その成果を応用して新たな有用物質を創製する学問であり、21世紀の重要課題である生命科学の基盤でもあります。現代に生きる私たちは、化学の進歩による多くの恩恵を受けてきました。例えば医薬品、合成樹脂、セラミックの進歩は、生活を豊かに変えてきました。しかし、その全てがよかったといえないことは、昨今の地球環境の悪化からも明らかです。限りある空間の中で豊かに生き続けるためには、グローバルな視点に立ったよりよい物質作りを考える必要があります。そのため本学科では、化学の幅広い知識の獲得と深い探究の両面からアプローチしていきます。
理学部第二部の主な就職先
中学校・高等学校教員、NECソリューションイノベータ、日立システムズ、三菱電機 ほか
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