南山大学/人文学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
キリスト教学科(20名)
人類文化学科(110名)
心理人間学科(110名)
日本文化学科(100名)
所在地
1~4年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
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●人間の本質を多面的に追究。人間とは、そして生きる意義とは何かを深く考察します
●主体的な学習を尊重し、学習意欲の向上と自己成長を図る
●基礎演習から研究プロジェクトへ
物の時代から心の時代へ、そして生命の時代へと移り変わったいま、「人間とは何か」「人生とは何か」「人と人との対話はいかになされるべきか」という根源的な問題が問われています。人文学部では4つの学科の専門分野を追究しながら、人間に関する洞察力を養い、さまざまな問題を広く深く考察します。文化、歴史、社会など人間に関する幅広い教養をもとに、現代の問題状況を洞察・理解する能力、柔軟なコミュニケーションによって他者を理解し受け入れる能力、そして、どんな職業に就いても他者と成長しながら、現状をよりよくしていこうとする能力を育てます。
【学生数】
1456人(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
61人(2023年5月1日現在)
【大学院】
人間文化研究科(修士課程、博士前期・後期課程)、国際地域文化研究科(博士前期・後期課程)
キリスト教学科
【講義・学問分野】
宗教、思想、倫理 など
人類文化学科
【講義・学問分野】
歴史、文化、哲学 など
心理人間学科
【講義・学問分野】
心理、教育、人間関係 など
日本文化学科
【講義・学問分野】
日本文化、文学、日本語学、日本語教育 など
入学者・卒業者数
入学者数
356人- 女子生徒数
- 237人
- 男子生徒数
- 119人
- 地元出身学生数
- 268人
- 入学者総数
- 356人
卒業者数
315人- 就職者数
- 285人
- 進学者数
- 11人
学部の特色
人間の本質を多面的に追究。人間とは、そして生きる意義とは何かを深く考察します
キリスト教学科、人類文化学科、心理人間学科、日本文化学科の4学科で構成される人文学部。物から心や生命へとライフスタイルの軸が転換していく21世紀において、「人間とは何か」「人生とは何か」「人と人の対話はいかになされるべきか」といった根元的な問題を深く考えることをめざします。
主体的な学習を尊重し、学習意欲の向上と自己成長を図る
人文系・外国語系学部の在学生の過半数が、「自身の教養や視野を広げるために進学した」と話しています。豊富な知識を駆使して創造的に発想する「リベラルアーツ」の志向が学部全体に浸透しており、学科毎の教育目標はもちろん、全人的教育についても注力しています。
基礎演習から研究プロジェクトへ
1年次には、その後の学修の基礎となる外国語科目や共通教育科目に加えて「基礎演習Ⅰ」を配し、「読む・書く・聞く・話す」の4技能を磨きます。2年次には、「基礎演習Ⅱ」をはじめとする多様な学科科目を履修、幅広い教養を身につけ、現代人や現代社会が抱えるさまざまな問題を洞察・理解する能力を養います。3・4年次には、少人数制の演習をカリキュラムの中心に据え、より専門性の高い学修を進めるとともに、主にアクティブラーニング的手法によって、1・2年次で養ってきた技能をさらに磨きます。さらに、4年次には各自が選んだテーマで研究プロジェクトを推進。4年間の学修の集大成としての研究報告論文(卒業論文)を執筆します。
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学べること
キリスト教学科
人類の不変の課題について多角的に学び、現代社会で生きる力を身に付ける
大切な課題にじっくりと取り組むために、少人数制の落ち着いた学習環境を整えています。少人数編成の講義はもちろん、教員と親しく交わりながら学ぶ演習や研究プロジェクトなど、さまざまなチャレンジをしながらゆっくりと取り組むことで問題の核心を捉える視点を養います。また、欧米やアジアの現代語をはじめ、ヨーロッパの古典、中世キリスト教文献、旧約聖書と新約聖書を深く知る道具となる古典語(ラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語など)についても学ぶことができます。日本の宗教思想などを学ぶと共に、東西ヨーロッパのキリスト教の歴史と思想、キリスト教音楽にも触れ、現代世界における自分の位置付けについても考えていきます。
【授業・講義】
キリスト教倫理学(基礎論A・B、各論A・B) [2年次以降]
人間の生き方と行為をキリスト教の価値観に照らし合わせて考えます。「基礎論」では歴史的展開の中で大切にされてきた様々な美徳について理解し、「各論」では私たちが日常生活で出会う生命倫理・社会倫理の問題を吟味します。
人類文化学科
人類の文化の歴史と多様性について学び、人間の普遍的な本質に迫る
知識の実際的な活用方法を訓練するため、教員との距離が近い少人数制の演習を多く配置しています。特に「フィールドワーク(文化人類学)」「考古学実習」「文献資料講読(日本・中国・西洋、民族誌)」では、生の資料に触れながらの実体験を通して、実践的に研究する姿勢を養います。
キャンパス内の「人類学博物館」には、考古学と文化人類学の豊富な資料を収蔵しており、実物の資料を手に取って学べることも本学科の大きな特徴です。また、博物館学芸員養成課程の科目の多くが人類文化学科の学科科目と共通しており、博物館学芸員の資格を無理なく取得することができ、学習の成果を社会貢献に生かすことも可能です。
【授業・講義】
フィールドワーク(文化人類学) [2~4年次]
文化人類学の基本であるフィールドワークの手法を体験的に学ぶ科目です。学内での文献調査と学外での現地調査を組み合わせ、一年かけて民族誌を書き上げます。調査実習は、国内と国外から選択できます。
心理人間学科
「人間とは何か」について、理論と体験の両方から深く探求する
心理人間学科における学びの特色は、実体験を通して学ぶ、仲間と共に学ぶという点にあります。「人間関係プロセス論」「人間関係トレーニング」「人間関係フィールドワーク」などでは、ラボラトリー方式の体験学習を用いた学びが展開されます。また小学校などを訪問し、参与観察を行う授業もあります。自らの体験から知見を導き出すトレーニングを重ねることで、実社会で活用できる能力を身につけていきます。また「心理学実験演習」や「心理調査法」、「質的研究法」といった研究の方法を身につける授業でも、受講生仲間とともに演習を通して学んでいきます。いわゆるゼミ(「心理人間学演習」)でも、教員や仲間の力を得ながら、各自が自分の研究テーマを追究し、研究プロジェクト論文にまとめます。
【授業・講義】
心理人間学演習(ゼミ) [3~4年次]
心理学、教育学、人間関係論にかかわる様々な領域のゼミから、自らの関心に合ったゼミを選択・所属し、研究を進めます。演習内容は、本や論文を読み議論することや研究計画を発表し検討すること、さらに学内外にフィールドを求めて実際的な活動を行うことなど多様です。
日本文化学科
文学、文化、人間などを総合的に学び、「日本」を内と外から探求する
「文化って何だろう」人間と真摯に向き合おうとする時、この問いは生まれます。そこから、さらに深く掘り下げると、「どんな人たちなのか」「どんな生活をしているのか」といった問いへと、つながっていきます。本学科では、それらの問いが日本と日本人に向けられています。現在の世界は大きく変動し、日本もまたそのまっただ中にあります。本学科では、激動の時代にある日本を内側から深く見つめ、外からも客観的に見据える力を身に付けます。日本文化・日本文学・日本語学・日本語教育の4領域が総合的に学べ、またどれか一つを専門的に深めたり、他の言語や文化との比較研究をすることもできます。
【授業・講義】
日本文化学入門[1~4年次]
「日本文化」は決して固定的なものではなく、その歴史を通じてダイナミックに変化してきました。映画や小説といった身近な題材を事例に、現代日本の文化・社会の特性を学び、「日本文化」の多様性への理解を深めます。
アドミッションポリシー
本学部が求める学生像
●文化、歴史、社会、および人間のあり方についての知的関心をもっている人
●自己や他者との対話を通して成長してゆこうとする主体性と協調性をもっている人
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
名古屋市昭和区山里町18
入試課
(052)832-3013(直)