人間環境大学/学部・学科

人間環境大学は、2025年4月より心理学部、環境科学部、看護学部、松山看護学部、総合心理学部、総合環境学部〈仮称〉*の6学部10学科をめざし、より専門性を重視した学びの場へと進化しています。
人間そのものの身体をより健康にするための看護学、人のこころに向き合い、心身の健康を支えるための心理学、豊かな生活を支えるために、健全な生態系と持続可能な社会を創る環境科学。どの分野もこれからの社会を支える重要なフィールドです。そのフィールドで活躍できる未来人を育み、”人間”と”環境”に向き合うことの大切さを伝えていきます。

●心理学部〈岡崎キャンパス〉
「心理学科」では、現代社会における心の問題や心の健康について学び、その専門的知識や支援に携わる実践力をもって、医療・教育・福祉・産業など心に関わる課題解決を必要とされる多くの場において貢献できる人材を育成します。「犯罪心理学科」では、心理学および犯罪心理学に関する専門的な知識とスキルだけでなく、多角的な視点に立脚した思考力と実践力を身につけ、現代社会が抱える諸問題の分析・解決に貢献できる人材を育成します。

●環境科学部〈岡崎キャンパス〉
「フィールド生態学科」では、生物と環境との関係や生物同士の関係を解き明かす生態学を中心に学び、絶滅危惧種の保護や、社会問題となっている野生動物の管理など、現在生じている自然環境と人間社会との複雑な問題の解決方法を考究します。「環境データサイエンス学科」では、我々が直面する社会的課題や環境問題を、データという切り口から客観的に捉え、AIや機械学習などのデータサイエンスの知識と技術により解決する、これからの環境・情報化社会に貢献できる人材を育成します。

●総合心理学部〈松山道後キャンパス〉
「総合心理学部」では、脳科学から人文学・社会学・経営学・経済学まで、総合的な学問である心理学を、深く実践的に学びます。本学部は「公認心理師」受験資格に完全対応しており、卒業後は「心理専門職」はもちろん「ビジネス・クリエイティブ業（商品開発など）」「データサイエンス分野（データ分析など）」「コミュニケーション分野（接客業など）」「公務員（警察官など）」など幅広い業界で心理学の学びを生かせます。

●総合環境学部〈仮称〉*
2025年4月、愛媛県松山市の松山道後キャンパスに「フィールド自然学科〈仮称〉 *」「環境情報学科〈仮称〉*」の設置を構想しています。新学部の学びのスタイルにふさわしい教育環境を有した新校舎の建設も計画中。環境問題や国際問題など、さまざまな社会課題に直面している現代において、課題解決に必要とされる人材を育成します。
＊記載内容は変更になる場合があります。

●看護学部〈大府キャンパス〉
看護職者としての将来の幅を広げる専門知識とスキルの修得をめざします。より発展的な講義に加えて専門領域での病院実習も可能となる「選択強化プログラム（小児、がん、認知症、地域・在宅の4領域から選択）」のほか、看護師に加えて保健師や養護教諭一種資格のW取得を目指す「保健師コース」「養護教諭コース」を用意。国際看護学も4年間で4科目あるなど充実しており、時代に求められる看護職者を育成します。
また併設している大学院看護学研究科（博士前期課程・博士後期課程）には、助産師養成課程や養護教諭専修免許状課程を設置しています。

●松山看護学部〈松山キャンパス〉
看護師資格はもちろん、「＋α」のスキル・資格取得ができることや国際化に対応した最先端のカリキュラムが特徴。看護師と保健師のｗライセンス取得をめざす「保健師コース」（2年次選択）を設置しているだけでなく、より専門的な知識・技術の習得をめざす4つの「選択強化プログラム（小児、がん、認知症、在宅・終末期）」を用意しています。実際の臨床現場を想定し、さまざまな場面を再現することができる高機能シミュレーターを用いたトレーニングを講義に取り入れています。2023年4月からは大学院松山看護学研究科を開設し、学部から大学院まで一貫した環境で、現場経験豊富な教員陣から学ぶことができます。