追手門学院大学/心理学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
心理学科(220名)
所在地
1~4年:大阪
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
心理学部の偏差値を見るプロフィール
●人間関係から教育、ビジネス、犯罪まで、心理学を幅広く学べる〈心理学専攻〉
●知の創生(人工知能)と知の探究(認知科学)の融合。真に役立つAIの創発〈人工知能・認知科学専攻〉
●国家資格・公認心理師の受験資格取得に対応
幅広い分野にわたって開講される科目でより深く、体系的に学べるカリキュラムを設置し、3年次からはゼミの研究と並行して3つの実践プログラムに取り組む「心理学専攻」、プログラミング演習や情報リテラシー、人工知能の概論はもちろん、数学を基礎から学ぶ「人工知能・認知科学専攻」の2専攻を設置しています。
【学生数】
937人(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
36人(2024年5月1日現在)
【大学院】
心理学研究科(博士前期・博士後期課程)/心理学専攻
心理学科
【講義・学問分野】
社会心理学、対人行動論、発達心理学、認知心理学特講、子ども学、人工知能・認知科学概論1、メディア概論、パターン認識概論、学習アルゴリズム など
学部の特色

人間関係から教育、ビジネス、犯罪まで、心理学を幅広く学べる〈心理学専攻〉

心理学は人間関係や教育、ビジネス、犯罪抑止など、さまざまな分野に応用できる学問。心理学専攻ではこれらの多様な領域をカバーする「社会・犯罪心理学」「認知・脳神経科学」「発達・教育心理学」「臨床心理学」の4コースを開設。国家資格・公認心理師の受験資格取得に対応したカリキュラムも設けています。
心や行動をデータ化・数値化する心理学を学び、科学的なものの見方を身につけるとともに、コミュニケーション能力や論理的思考能力も修得できます。

知の創生(人工知能)と知の探究(認知科学)の融合。真に役立つAIの創発〈人工知能・認知科学専攻〉

人工知能・認知科学専攻では、人工知能、認知科学を融合させ、人とAIの接点を探りながら、人に優しいAIの実現をめざしています。
この専攻では、AIの基礎から最先端技術までを体系的に学びます。同時に数理的手法を用いて人間の知能を解明する認知科学や、多様な分野の心理学も幅広く学ぶことができます。これにより、AI技術の深い理解とともに、人間とAIの関係性への洞察を深める力が身に付きます。

国家資格・公認心理師の受験資格取得に対応

本学の大学院(心理学研究科 心理学専攻 博士前期課程)に進学すれば、臨床心理士・臨床発達心理士・学校心理士も取得可能です。大学院には4つのコースがあり、そのうち「臨床心理学」「生涯発達・生涯教育心理学」の2つのコースで国家資格である公認心理師の取得に対応しています。
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学べること
心理学科
心や行動をデータ化・数値化する心理学、人間とAIの関係性への洞察力を身に付ける
●心理学専攻
専門教員陣による、心理学のすべての領域が学べる4つの専門コースを設定。さらに、3つの実践プログラムとの組み合わせにより実践の場で活かせるスキルが身に付きます。
◆社会・犯罪心理学コース
複数の人がいる状況での個人の心理や、犯罪に至る心の動き、人々の犯罪に対する意識などを学びます。
◆認知・脳神経科学コース
五感と心の結びつきなど、身体と精神のメカニズムを、心理学の実験を通じて追究します。
◆発達・教育心理学コース
人間の発達と心の関係や、教育現場での心の問題について考察。子どもの成長・発達を支援する力を養います。
◆臨床心理学コース
カウンセリングや心理療法、心理検査法などの実習を中心に、臨床心理士になるための基礎力を身につけます。
[3つの実践プログラム]
・ビジネスリサーチプログラム
就労をはじめ社会生活のあらゆる場面で役立つ、幅広い内容の心理学を学びます。
・メンタルケアプログラム
教育や医療・福祉の現場で必要とされる人の心のケアの領域について、学びます。
・チャイルドサポートプログラム
幼児や児童を中心に生涯にわたる人の発達と教育のサポートについて学びます。
●人工知能・認知科学専攻
人工知能領域の3つの分野と、認知科学領域の2つの分野があります。4年間で人工知能・認知科学の両領域の学びを深めながら、選択した1つの分野に関して、より深く学びます。
[人工知能領域]
◆画像・映像メディア分野
AI(人工知能)を活用してより正確に画像や映像などの視覚情報を処理。自動車の自動運転や顔・虹彩などの生体認証にも利用されています。
◆言語メディア分野
人の言語機能とコンピュータの言語処理について学修。翻訳分野ではAI(人工知能)の活用により、これまでより格段に精度が上がっています。
◆機械学習・データサイエンス分野
AI(人工知能)・深層学習を用いた音声や言語、画像などの様々な情報の分析や生成の方法を学びます。
[認知科学領域]
◆思考・意思決定分野
人の思考の特徴について、判断・推論・意思決定などのトピックから学びます。人間がどういうプロセスを経て意思決定を行うのか、また、どのような判断を下すのかといった思考のメカニズムを分析し、より優れたAI(人工知能)の開発に役立てます。
◆身体性認知・制御分野
人が動作や運動などをする際の脳の働きを分析する学びです。身体の認知や環境の知覚から、適切に自らの
身体を制御する脳のメカニズムを理解し、人と同じように滑らかで効率的にロボットの体を制御できるAI(人工知能)の開発をめざします。
【授業・講義】
自然言語処理応用
コンピュータに言葉を理解させる自然言語処理技術を用いて、翻訳システムや対話システムのような人間の役に立つシステムをどのように構築し、どのように活用していくかを実際の応用例に沿って学んでいきます。
アドミッションポリシー
入学者受け入れ方針
心理学部では、入学する皆さんが、心理学や人工知能・認知科学分野の基礎的知識・技能を学び、人間の心や情報について深くかつ幅広く考える力を身につけることを目指します。また、そこで身につけた知識や考える力を社会の中で生かし、豊かな人生を送るための教育及び今後急速に変化していく情報化時代を生きるための教育を行うことを目標としています。
このような目標を達成するために、心理学部では、
(1)人間の心や行動、情報に対する幅広い関心と探求心を持っている。
(2)文理を超えた幅広く開放的な思考の力を持っている。
(3)自分や他者の心に向き合い、他者とのつながりの中でお互いが心豊かに生きるための科学的知識・技能を学ぼうとする意欲がある。
(4)心理学、人工知能・認知科学に関する理論や方法を習得できるまで主体的に努力する粘り強さを持っている。
(5)卒業後は、心理学、人工知能・認知科学の知識を活かして社会に貢献しようと考えている。
以上のような心と意欲と能力を持つ学生を求めています。
心理学部では、専門の学術的な論文を読み、心についての実証的研究や情報学に関わる勉学を進めていくために、国語、数学、英語などの各科目についての知識を有し、それらの基本的内容を理解していることが必要です。具体的には、心理統計学や人工知能を学ぶためには数学の知識が必要です。また、英語を中心とした語学力は、欧米の学術論文を読むために必要不可欠です。さらに、日本語で書かれた文章の読解、自分の主張を他者に伝えるための語彙力・表現力等国語の力は、学問を学ぶための基本的な能力であると同時に、対人コミュニケーション力の基礎をなし、心理学や人工知能・認知科学で学んだことを実践するうえでぜひ身につけておきたい能力です。
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心理学部の主な就職先
ニデック、フジパングループ本社、べべ、トランスコスモス、リコージャパン、ニトリ、パリミキ、ユニクロ、AOKI、日本郵便、日本郵政、かんぽ生命保険 …ほか
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