甲南大学/グローバル教養学環の詳細情報
岡本キャンパス学科・定員・所在地
学科・定員
グローバル教養学環(25名)
所在地
1~4年:兵庫
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
グローバル教養学環の偏差値を見るプロフィール
●グローカル人材として社会の第一線で活躍できる人物を育成
●4年間で2か国へ留学する「ダブル留学」を通して、複数の言語圏で学び、暮らすことにより、異文化に対する思考を養う
●STAGEのための特別な学習環境を設け、教員陣がチーム体制で4年間の学びを徹底サポート
本学は、グローバル教育の新たな展開として、これまでの伝統と革新を生かし、文部科学省が定める「学部等連係課程制度」に則した教育組織「グローバル教養学環(英語名称 STAGE:Special Track for Accelerated Global Education)」を2024年4月に開設。”STAGE”は、学部やセンター等の組織の枠を超えて世界を知る教員陣13名が充実したグローバル教養の学びを提供する、1学年25名のための特別な学位プログラムです。
【キャンパス】
岡本キャンパス
【学生数】
24人(2024年5月1日現在)
グローバル教養学環
【講義・学問分野】
複数言語圏へのダブル留学、複数の言語運用力・異文化調整力、国際理解、社会科学(経済、法、政治、経営)、統計・データサイエンス・AI、実践課題に取り組むグローカル実践プロジェクト、STAGE演習 等
学部の特色

グローカル人材として社会の第一線で活躍できる人物を育成

文化や言語の壁を越えて世界の人々と協働し、さまざまな課題解決に取り組むグローカル人材として世界基準で考え、社会の第一線で活躍できる人物を育成します。
予測困難といわれる時代、多様な価値観が錯綜するグローバル社会で活躍するためには、以下の力を身につけたグローカル人材として社会へ出ていくことが必要です。
1)文化や言語の壁を越えて人々と協働するための言語運用力と異文化調整力
2)新たな価値創造や課題解決を行うための政策・企画立案力
3)データサイエンス・AI、ICTの活用等を含めた文理横断的な知識と技能
“STAGE”では、「複数言語の運用力強化」「社会科学(経済、法、政治、経営)」「実社会の課題に取り組むプロジェクト」「データサイエンス・AI」等を適切に組み合わせて学ぶことにより、世界基準で考え、行動できるグローカル人材として、キャリアを切り拓いていくためのグローバル教養を身につけます。

4年間で2か国へ留学する「ダブル留学」を通して、複数の言語圏で学び、暮らすことにより、異文化に対する思考を養う

“STAGE”では、複数言語圏への「ダブル留学」を卒業要件のひとつとして、異なる言語圏での留学や生活を体験し、異文化に対する思考を養います。複数の外国語によるコミュニケーション能力を高め、留学によって現地の生活空間に身を置くことで、さまざまな国の人々と意思疎通を図り、異文化に触れる経験をすることは重要です。複数言語圏への「ダブル留学」を通して、異文化を単に比較し相違点に気づくだけでなく、異なる文化背景を持った人々や社会に対する寛容性と、価値観の違いに起因するさまざまな問題解決のための能力を育てます。

STAGEのための特別な学習環境を設け、教員陣がチーム体制で4年間の学びを徹底サポート

1学年定員25名に対して、13名の専任教員がアカデミック・アドバイザーとしてチーム体制で指導にあたる等、充実した指導体制で学びのサポートを行います。また、学びの環境面では、STAGE生専用のラウンジやプロジェクトルーム、大型LEDビジョンで海外と臨場感ある遠隔授業が可能な施設を新設。岡本キャンパスにあるグローバルゾーン“Porte”で、海外協定校から留学中の外国人学生と交流する等、日常から留学体験も可能です。
学べること
グローバル教養学環

【13名の専任教員が4年間徹底サポート】
〔STAGE演習〕
1年次から4年次まで、少人数クラスのゼミを必修科目としています。1学年定員25名に対して、13名の専任教員がアカデミック・アドバイザーとしてチーム体制で指導にあたります。
ゼミでは、「ダブル留学の計画立案」「ワールドニュースを題材にしたワーク」「留学中に海外からゼミ参加」「国際交流イベントの企画・実施」「外国人留学生や学外の企業・自治体等との共同プロジェクト」「海外大学とのオンライン接続による共同授業」等、刺激と挑戦に溢れた取り組みを実施します。年次進行的に5つの研究テーマグループ(「持続可能な社会」「地域創生」「異文化間コミュニケーション」「グローバルイシューズ」「グローバルビジネス」)に分かれて、STAGEでの学びを包括的に生かして卒業研究に取り組みます。
【政策・企画の立案や推進に必要な知識・技能を身につける】
〔グローカル実践プロジェクト〕
企業や行政等から課題を受け、グローカル力の発揮によって解決をめざすグローカル実践PBL科目を配置しています。留学での経験や社会科学の知識、データサイエンス・AI活用力を生かし、地域や企業が抱える課題解決に取り組みます。
〔社会科学・国際理解〕
経済学、法学・政治学、経営学の幅広い知識は、課題解決につなげる政策の企画・策定に関わるうえで必要です。また、グローカルに活躍するためには、世界が直面している課題を学び国際社会を理解することも重要。キャリアプランの実現に向けて、社会科学の知識・国際理解を深めます。
〔データサイエンス・AI〕
統計・データサイエンス・AI等を活用して、実践課題等の解決ができる人材になるための素養を身につけることを目標に、リテラシーから応用基礎レベル相当までを学修することができます。また、情報倫理やセキュリティ問題についても必要な知識を得る科目も配置します。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
神戸市東灘区岡本8-9-1
アドミッションセンター
(078)435-2319(直)
グローバル教養学環の主な就職先
〈想定される進路〉
金融、保険、IT関連、環境産業、商社・貿易、各種製造・販売業の国際部門、報道機関等のグローバルに活躍する民間企業、行政機関、地方自治体、NGO等の各種団体 等
※2024年4月開設