こうなん

甲南大学

私立大学 兵庫県

甲南大学/知能情報学部の詳細情報

岡本キャンパス

学科・定員・所在地

学科・定員

知能情報学科(120名)

所在地

1~4年:兵庫

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●知能情報学部の研究(1)「漫才ロボット」─高度な開発を進め社会貢献につなげる
●知能情報学部の研究(2)「モノマネから音声を研究」─音声再生の可能性を探る
●高度な設備による最先端研究を進める

学んだことを自分の目で確認できる演習・実習のような体験型授業と、教員と学生あるいは学生同士が議論しながら進めていく双方向型授業。知能情報学部では、こうした密度の高いカリキュラムを1年次から卒業まで実施しています。高度なシミュレータやモーションキャプチャシステムなど、最新装置を使って研究できる環境も大きな特長です。

【キャンパス】

岡本キャンパス

【学生数】

568人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

19人(2023年5月1日現在)

【大学院】

自然科学研究科

知能情報学科

【講義・学問分野】

AI、データサイエンス、ロボット工学、機械学習、画像工学、クラウドコンピューティング、ヒューマンインタフェース、バーチャルリアリティ、数理情報学 など

入学者・卒業者数

入学者数

130人
男女比
女子生徒数
24
男子生徒数
106
地元占有率
地元出身学生数
93
入学者総数
130

卒業者数

116人
就職者・進学者数内訳
就職者数
100
進学者数
12

学部の特色

知能情報学部の研究(1)「漫才ロボット」─高度な開発を進め社会貢献につなげる

多くの教員・学生の知が集まり開発された漫才ロボット

本学部の多様な研究領域が結集した「コミュニケーションロボットプロジェクトチーム」は、漫才をするロボットを開発しました。その特徴の一つは即興で漫才をすることであり、これはウェブニュースからキーワードとなる単語を取り出し、台本を自動作成するシステムを組み込むことによって可能となりました。今後も最新技術を応用した高度な開発を進め、社会貢献につながる「人の心を和ませ、癒やせるコミュニケーションロボット」の実現をめざします。

知能情報学部の研究(2)「モノマネから音声を研究」─音声再生の可能性を探る

男性が「あ」と発話した時の様子をMRIで撮影したデータ

人間の声はその人の声道(声の通り道)の形で違いが出るのに、モノマネの上手な人はなぜ自在に本人にそっくりな声を出せるのでしょうか? これを解明するためにモノマネの音声を分析すると、声色と抑揚をそっくりにまねているそうです。このノウハウを応用すれば人間さながらの音声合成が実現でき、さらに、声を失った人の音声再生につながる可能性も出てくるでしょう。

高度な設備による最先端研究を進める

モーションキャプチャシステム

本学部のある岡本キャンパス13号館には、自動車の運転を疑似体験できるドライビング・シミュレータ、人物や物体の動きを3次元時系列データとして記録するモーションキャプチャシステム、バーチャルリアリティ(仮想空間)装置などを設置。人間と機械のインテリジェンスを追究するための、最先端の技術・知能が集結した設備がそろっています。

学べること

知能情報学科

永田亮准教授
人間と機械の知を融合し、未来を変える力をつける

〈POINT1〉
1年次から4年次までの各学年で双方向型授業を配置しています。授業において、教員と学生あるいは学生同士が議論や話し合う体験を通して、学生の主体的な学びを引き出しています。ロボットを動かしたり、携帯ゲームを作ったり、学んだことを自分の目で確認することによってより理解が深まり、新たな学びの意欲が湧きます。

〈POINT2〉
知能情報学部は、「人の気持ちを理解する“知能的な”情報処理システムを生み出す」ために生まれた理系学部です。そんな温かいシステムを生み出すため、知能情報学部の教員たちは、「クラウドシステム」「AIデータサイエンス」「知能ロボット」「メディアデザイン」「ヒューマンセンシング」「数理情報」に関するさまざまな研究を行い、その研究成果はすぐに学生の皆さんへの教育に生かされています。

〈POINT3〉
卒業生の多くが就職する情報通信系企業や自動車・電機メーカー、学校などで、技術者や教員が使用するソフトウェアを授業や演習で利用しています。また、漫才をするコミュニケーションロボット、ドライビングシミュレータ、バーチャルリアリティの可動式大画面ディスプレイなど、最先端の学びをサポートする設備も充実しています。

【授業・講義】
さまざまな分野をミックスして、新たなものを創造するおもしろさを体感

●研究室名/自然言語処理研究室(永田亮准教授)
日本語や英語などの言語を数学的に捉え、コンピュータで知的に処理する技術を研究しています。その技術を利用して英文中の誤りを自動添削するシステムを企業と共同で開発し、商品化したり、子どもに英語を教えるロボットの開発を進めています。この研究には言語現象を数式で表し、実用化する技術を考案することにおもしろさがあります。言語、数学、教育、心理学など、さまざまな分野を上手にミックスし新たなものを創る。その魅力を楽しむことができます。

アドミッションポリシー

甲南大学知能情報学部(学士課程)学生受入れの方針

知能情報学部では、人間力とコミュニケーション能力を備え、数学と知能情報学の知識と、コンピュータに関する技術を駆使して、チームを組んで問題解決にあたり、効果的な発表能力を有し、国際情報社会で活躍する人材を養成するため、下記の能力・資質・意欲をもつ学生を求めます。

(1) 知能情報学部における専門的な知識や技術を修得するため、高等学校または相当する教育機関において、数学・外国語・理科を中心とした幅広く基礎的な学力を身につけている。
(2) 知能情報学部において、数学と知能情報学における専門的な知識や技術、効果的な発表能力を、主体性を持って意欲的に身につけることができる。
(3) 豊かな人間力とコミュニケーション能力を基盤に、高度な情報技術と知識を駆使し、チームを組んで国際情報社会の発展に貢献する意欲をもっている。

問い合わせ先

【住所・電話番号】

神戸市東灘区岡本8-9-1
アドミッションセンター
(078)435-2319(直)

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