志向性とは

志向性とは、今、自分が大事にしている考え方や意識のあり方、つまり「自分らしさ」のこと。
5つの志向性のタイプで、自分の強みを読み解いていこう。

「社交家タイプ」とは

周囲の人との連携によって成果を出そうとするタイプ。調和を図ることにたけ、「協力を得る」「対立を解消する」などチーム全体のバランスを考えて物事を進めることができる。他人の意見や評価に影響を受けやすい面もあるが、自分の考えに自信を持って発言すると、強みが生きる。

「芸術家タイプ」とは

豊かな感性を生かして、直感的に物事を把握しようとするタイプ。複雑な問題に対し、独自の視点を生かして、解決策や表現方法などを工夫することができる。我が道を行く傾向があるため、独りよがりになっていないかを見つめる客観性を持つと強い。

「研究家タイプ」とは

物事の原理を重視し、一貫性を求めるタイプ。探究心が強く、問題解決に向けて試行錯誤を続けることができる。責任感が強く、自分の理論(価値観)に揺るぎない自信を持つ。他者の理論(価値観)も取り入れる寛容さを持つと、強みがより際立つ。

「社会貢献タイプ」とは

社会と積極的にかかわり、よりよい方向に導こうとするタイプ。人や出来事への共感力が強く、理想の実現に向けて努力することができる。物事の矛盾を批判するだけでなく、自分の理想を実現しようとする思いの強さに行動力が伴えば、鬼に金棒となる。

「現実重視タイプ」とは

冷静に、効率的に物事が進むことを重視するタイプ。現状分析から現実的なゴールまで、筋道を立てて物事を進めることができる。目的達成のための冷静な判断が、周囲からクールすぎると思われることもある。時には思い切って行動したり、大胆に発想してみたりすると真価が発揮できる。