志向性進路の考え方

現役の高校生や大学生に志向性チェックを受験してもらい、高校生には進路選びへの生かし方、大学生には高校生に向けたアドバイスを聞いてみた。志向性チェックを振り返るときの参考にしよう。
※志向性チェックの受験は2018年11月に行いました。

冷静な状況判断と豊かなひらめきを持つ現実重視タイプ

I.A先輩
法政大学
人間環境学部 3年生

何かをするときに、効率のよさを求める性格なので、この結果は非常に納得できました。課題に対し、自分が理解しやすい方法で組み立て直すとよいとのアドバイスが書かれていましたが、普段から実践していることでした(笑)。

面白そうだと感じた学問は住居学です。実際に住居学に似た授業が私の所属している学部にもあります。

高校生の皆さんには、まだ学びたいことが見つからない人もいると思います。この志向性チェックは、学びたいことを探す一つの手段になるのではないでしょうか。

強い正義感のもと、感性鋭く切り込む社会貢献タイプ

A.Yさん
東京都私立K高校
1年生

結果を見て思ったのは、「とても当たっている」。中でも、「このタイプが興味を持ちそうな職業の例・学問の例」には驚きました。

私がめざしている幼稚園教諭や、学びたいと考えている教員養成系や心理学が載っていたからです。この道が私には合っていると言われたようでうれしいので、進路研究の参考にするつもりです。

自分に合った勉強法のアドバイスもとても参考になったので、日々の学習でも、学びを楽しむ工夫をするように心がけたいと思います。弱点についてもわかればもっと参考になりそうです。

調整能力と実務能力に優れる
社交家タイプ

K.Oさん
東京都立S高校
1年生

大学のイメージが固まっていない私にとって、少しでも興味のある学問を見つける判断材料になると思いました。すすめていただいた薬学は研究も楽しそうなので、これから詳しく調べるつもりです。薬剤師も資格や専門知識がないとできない仕事なので興味を持ちました。

社交家タイプだとの診断には驚きましたが、アドバイスは納得のいくものでした。私は全体のバランスや調和を大切にしたいタイプなので、アドバイスにある友達と話し合う学び方を意識して取り入れようと思います。自分では気づかない一面が見えるのはとても面白いですね。