志向性タイプ早見表

志向性では、20の志向性タイプを診断する。今回の志向性タイプを見て、自分の強みを知り、どんな学習法が向いているかチェックしよう。

研究家タイプ

志向性タイプ名
真理を愛し、社会に奉仕する研究家タイプ

探究心が強く、社会問題の解決に高い関心を持つ傾向があります。テーマ学習やフィールドワーク(実地調査)など、実社会とのかかわりを通じて、物事の本質を理解するような学習法が向いています。

責任感が強く、冷静に課題を解決する
研究家タイプ

知的好奇心と責任感が強く、計画性を持って行動するタイプです。物事の本質的な理解に関心が高いため、基礎と発展を繰り返し積み重ねるような確実性の高い学習法が向いています。

論理的思考力と直感力をあわせ持つ
研究家タイプ

何事も突き詰めて考え、それを持ち前の創造性で形にすることを得意とするようです。原理や原則など物事の本質を理解するには、直感的に理解しやすい図・グラフなど、五感を通して学ぶ学習法が向いています。

あくなき探究心と寛大な心を持つ
研究家タイプ

知的な欲求が強く、自分で理解を深めると同時に、人の意見にも耳を傾け、取り入れることを好みます。物事の本質を理解する方法として、グループワークなど他者とかかわる学習法が向いています。

社会貢献タイプ

志向性タイプ名
正義感が強く、信念を貫く社会貢献タイプ

理想的な社会のあり方について、突き詰めて考えるタイプです。社会の出来事に関心が高いため、テーマ学習やフィールドワーク、体験学習などを通し、問題の本質を理解する学習法が向いています。

現実を理想に近づけようと努力する
社会貢献タイプ

よりよい社会を思い描き、現実的な方法論を模索する傾向があります。日々の学習や生活の中で気づいたことを、別の問題と関連づけるなどして、一つひとつ解決していくような学習法が向いています。

強い正義感のもと、感性鋭く切り込む
社会貢献タイプ

時事問題などに興味があり、その問題点を直観的にとらえることにたけているようです。関心のある社会問題に対し、フィールドワークや体験学習を通して解決策を探究するような学習法が向いています。

器が大きく、バランス感覚に優れる
社会貢献タイプ

問題に直面したときは、お互いに納得できる解決方法を考えることが得意なようです。社会での出来事を体験学習などで学び、グループワークや友人と教え合うような学習法が向いています。

現実重視タイプ

志向性タイプ名
冷静沈着に、信念を貫く現実重視タイプ

現実主義で、何事も突き詰めて考える傾向があります。着実にステップアップすることを好むので、原理や原則などの基礎を納得するまで勉強してから、応用に取り組むような学習法が向いています。

調整能力が高く、人情も重んじる
現実重視タイプ

正確に現状を把握しつつ、人の気持ちに配慮した解決策を提案できるタイプです。基礎や基本を大事にしながら、体験学習などの学習法を通じて社会とのつながりを学ぶことで、より実力を伸ばせます。

冷静な状況判断と豊かなひらめきを持つ
現実重視タイプ

下準備を万全に済ませてから、想像力や創造性という切り札を切るタイプです。確実性の高い方法を好むため、段階を踏みながら、図・グラフ、動画など五感を通して理解する学習法が向いています。

冷静な判断力と視野の広さを持つ
現実重視タイプ

状況をしっかりと見極め、人と協力しながら課題を解決するのが得意です。基礎・基本を大事にしながら段階的に勉強したり、グループワークのように他者と学び合う学習法が向いています。

芸術家タイプ

志向性タイプ名
優れた感性を生かし、探究し続ける
芸術家タイプ

感性と創造性を最大限に発揮するために、とことん考え抜く傾向があります。直感を重視するため、グラフや図、イラストなどを通して、全体像と物事の本質を理解する学習法が向いています。

豊かな創造性と高い社会貢献意欲を持つ
芸術家タイプ

あふれる創造性と強い正義感を持ち、問題を敏感にとらえて解決へと努力することを得意とします。直感力が高く、社会の出来事にも興味があるため、体験学習などの学習法が向いています。

独創的なアイデアを具現化できる
芸術家タイプ

持ち前の豊かな創造性を形にするため、計画的に物事を進めて実現するタイプです。直感的な理解力が高く、体験的な学習法を中心に、繰り返し積み重ねていくような学習法が向いています。

豊かな自己表現で周囲を和ませる
芸術家タイプ

豊かな感性と想像力を生かし、コミュニケーションを図りながら臨機応変に問題解決することを好みます。直感的な理解と他者との交流に関心が高いので、体験学習などの学習法が向いています。

社交家タイプ

志向性タイプ名
臨機応変に対応しつつ、軸がぶれない
社交家タイプ

社交性が高く、コミュニケーションを取りながら、物事を深めることが得意です。他者とのかかわり合いに関心が高いため、グループワークなどを通じて相手に伝わる表現力を磨く学習法が向いています。

調和を重んじ、緩やかに社会を変革する社交家タイプ

高いコミュニケーション力を生かし、複雑な問題にも積極的に取り組むことが得意です。グループワークなどで互いに教え合いながら、納得度の高い解決方法を考える学習法が向いています。

調整能力と実務能力に優れる
社交家タイプ

社交性や協調性に優れ、バランスを重視しながら、効率的に物事を進めることを得意とします。互いに意見を出し合うことで、物事を様々な角度から考え、解決方法を探るような学習法が向いています。

バランス感覚に優れ、自由に立ち回る
社交家タイプ

コミュニケーション力が高く、物事を的確にとらえ、相手に伝えることが得意です。グループワークなどで友人と教え合ったり、図やグラフなどの直感的な資料を使った学習法が向いています。

<監修>龍谷大学社会学部教授 村澤真保呂
※2023年11月時点