一つの職場に集まる職種から文理選択
企業の業種=特定の分野の人しかいない、ではない
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下の図のように、一つの企業は、文系を学んだ人、文理系を学んだ人、理系を学んだ人が集まり、運営されている。
例えば家電の会社だからといって理系の人ばかり、出版社だからといって文系一色、ということは少ない。
理系の企業の中でこそ輝く文系の能力、文理系の能力もある。
また、大学で学んだ理系の知識を生かして文系職で活躍する人も多い。
どんな大学で、どの学問を足がかりに、どんな力を身につけたいのかをスタート地点にすると文理選択を考えやすい。ほかにも、どんな企業で、どんな職種に就きたいのか、どのように社会とかかわりたいかというゴールから逆算して、必要な分野を選択する方法もある。
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どんな職種があるか一例を
見てみよう
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研究職
- 理系出身
大学、大学院で化学を修め、現職に就きました。製品に生かせる化合物などを研究しています。研究成果が画期的な商品につながればうれしいです。
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安全管理
- 理系出身
機械工学を学びました。工場の機械や製造ラインが安全に機能するよう管理しています。お客様に安全な商品をお届けすることはもちろん、社員が安全に働ける環境 づくりもめざしています。
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情報システム担当
- 理系出身
大学では情報工学を学び、現在は社内の情報セキュティーを担っています。社内外のネットワーク構築、情報整理などが主な業務です。会社になくてはならない仕事なので、常に緊張感を持っています。
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法務担当
- 文系出身
法学部出身です。他社との契約や特許出願、海外ライセンスの締結など、法律がかかわる業務全般を担当しています。とてもやりがいがあります。
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営業(海外)
- 文系出身
グローバル推進室という部署にいます。
大学で学んだアラビア語を強みに、海外の法人のお客様に新しいディスプレイを提案しています。
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お客様相談室
コミュニケーター- 文系出身
お客様からの問い合わせに対応しています。大学ではコミュニケーションについて総合的に広く学びました。製品に関するご質問にお答えする際は、化学の知識が必要なこともあるので勉強中です。
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営業(海外)
- 文理系出身
体育大学で学び、運動生理学や生涯スポーツについて研究しました。様々な年代のお客様によい商品を提案したいと思っています。
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広告プランナー
- 文系出身
大学での専攻は心理学でした。お客様の購買欲をくすぐり、なおかつユニークな広告を提案したいと思っています。
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プロダクトデザイナー
- 理系出身
大学では工業デザインの分野を選び、主にプロダクトデザインを学びました。人間科学にもとづいた、使いやすい粘着テープのデザインを担当しています。
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デザイナー
- 文理系出身
美術系大学でデザインを学びました。粘着テープのパッケージデザインを担当しています。お客様が手に取りやすく、強力な粘着力のテープだとわかるデザインを心がけています。
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商品開発
- 理系出身
化学を学んだので、化合物の性質やその合成の知識を生かしたいと思いました。安全に製造できて、お客様に安全に使っていただける粘着テープを開発します。
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