知っておきたい
大学・職業研究方法

ここまでは、学問や世の中の職業の一部を紹介してきた。次は、気になる職業へと近づくための学問を深く学ぶための大学探しだ。1年生の時点で知っている大学の数には限りがあるが、自分に合った大学を見つけるためには、多くの大学を調べることがカギになる。身の回りにある様々なツールを上手に活用して、大学研究を進めてほしい。

学校で大学を調べよう

受験情報の宝庫・進路指導室を1年生から
フル活用する

多くの学校にある進路指導室は、大学や受験情報の宝庫。各大学パンフや紹介DVD、進路情報誌や過去問など、進路に関するありとあらゆる情報が詰まっている。この情報をうまく活用できるかは、自分次第だ。1年生のうちから積極的に活用して、大学を研究しておくと、大学受験において重要な文理選択に必ず役に立つ。

マナビジョンで大学を調べよう

こだわりたい条件で大学を検索して絞り込む

大学はWebを使って調べることもできる。その場合は「マナビジョン」が便利だ。様々な条件で大学を検索できるだけでなく、大学の特色や学び方などを細かくチェックしたり、比較したりできる。下記に大学の検索の仕方を紹介しているので、自分にぴったりの大学があるか、ぜひ一度のぞいてみよう。

大学パンフで調べよう

見るべきポイントを押さえて読むと大学の姿が見えてくる

大学パンフには、大学の詳しい情報が盛りだくさん。比較・検討のために複数校の大学パンフにじっくりと目を通したい。しかし、大学パンフの情報量は多く、どのページを見ればよいのかわからない人もいるだろう。ここで紹介するポイントだけは、最低限確認して、どんな大学なのかを研究する材料にしよう。

大学のオープンキャンパスに
参加しよう

大学の雰囲気を実際に感じることができる
最大のチャンス

オープンキャンパスは、各大学が特色をアピールする場。大学パンフだけではわからない、詳しい授業の内容や大学の雰囲気などもつかむことができるため、積 極的に参加しよう。
形式は、キャンパスで実際に行われる訪問参加と、インターネット上で模擬授業などの動画を視聴するWeb参加がある。Web参加は交通費などがかからず、気軽 に参加できるのがメリットだ。1年生のうちは、気になる大学にはどんどん参加して、様々な「大学」を体験してみよう。