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経営工学 学問の内容

組織を工学的な視点でバックアップしていく

経営工学は、企業や工場における生産性の向上を図るために生まれた分野です。生産を取り巻くさまざまな問題に対処していきます。
研究対象は、今までの企業や工場内の生産部門ばかりでなく、会社経営全般や、自治体、国際組織の運営にも広がっています。
主な研究分野を見てみると、品質チェックまでできる生産システムや人工知能搭載ロボットによる作業プラン作成、自動学習の研究などを行う「生産工学」、生産ラインが故障しないためには、いつ機械の部品を交換するかを研究する「信頼性工学」などがあります。また、企業の資金を投資・運用する際、最小のリスクで一定の収益を上げるための研究を行う「財務管理」や「テクノロジー・マネージメント」という、企業の技術開発戦略の研究も行っています。
あらゆる組織は、活動を続ける限り常に新しい問題に直面します。ここで扱う実際の問題は、ほかの工学系統の分野と違って実験室で試してみることはできません。現場へ出向き、情報を集め、問題点の本質を探り出して改善を図ること、これが経営工学には必要なのです。

経営工学 大学選びのアドバイス

経営工学は、工学部や理工学部に設置された学科で学ぶケースが多い。
経営工学は、さまざまな分野と連携が必要な学問だけに、多分野にまたがるカリキュラムかしっかりチェックしておこう。また、経営工学と似た学問として経営・商学系統の経営情報学があるが、これは情報システムを経営に生かすことを目的とする学問で、システムそのものをつくり出すことをめざす経営工学とは異なるので注意。
企業経営のシミュレーションなどでコンピュータを多用するため、設備面が充実しているかどうかもよく確認したいところだ。

経営工学 時間割例&カリキュラム

情報学から生産システム学まで学ぶ

まずは経済学、心理学、数学、物理学、行動科学などの基礎科目と、経営工学基礎演習などの基礎専門科目を履修して、専門分野をより深く研究していくための基本知識を身につけるのが一般的です。2年次以降になると、ソフトウェア科学、プログラミングなどの数理・情報システム系の科目と、生産管理、労働工学、品質管理などの経営・生産システム系の科目を中心に履修していくことになります。
組み立て作業システムの設計やロボットによる運搬作業などの生産管理分野や、文字知覚、認知機能など人間工学分野といった分野での実験・演習が行われます。

先輩の時間割例

Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 作業管理演習 産業心理学 体育実技 英語読解 電子機器概論 物理学応用
2 時事英語 数理統計学 視覚心理学 線形代数学 経済性工学
3 経営工学
実験実習
数理統計学演習
OR演習
OR(オペレーションズ・
リサーチ)
システム
プログラム
解析基礎
4 ドイツ語 経営学 哲学
5 歴史学 健康の科学

経営工学 卒業後の進路

就職先はコンピュータや経営管理の知識を生かして、メーカー、経営コンサルタント、シンクタンク、金融、流通、商社などの一般企業から官公庁まで、あらゆる業種におよぶ。システムエンジニアとして社内の生産システムの設計や効率化に携わる人もいる。最近は大学院への進学者も増えている。

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