あおやまがくいん

青山学院大学

私立大学 東京都/神奈川県

青山学院大学/理工学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

物理科学科(105名)
数理サイエンス学科(55名)
化学・生命科学科(115名)
電気電子工学科(120名)
機械創造工学科(95名)
経営システム工学科(95名)
情報テクノロジー学科(95名)

所在地

1~4年:神奈川

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

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プロフィール

●先端技術開発に欠かせない研究資質が修得できる
●充実した導入教育、情報教育で専門研究を支える知識・スキルが修得できる
●学生主体の授業活動によって、コミュニケーション能力が徹底的に高められる

理学3学科・工学4学科において、科学の最先端を切り拓く研究から各種の実用化をめざす開発まで、興味あるテーマの学びを深めることで、社会への深い使命感をもつ科学者、技術者を育成します。

【キャンパス】

相模原キャンパス(1~4年)

【学生数】

2,845名(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

133名(2023年5月1日現在)

【大学院】

理工学研究科/理工学専攻[基礎科学コース(M/D)、化学コース(M/D)、機能物質創成コース(M/D)、生命科学コース(M/D)、電気電子工学コース(M/D)、機械創造コース(M/D)、知能情報コース(M/D)、マネジメントテクノロジーコース(M/D)]

物理科学科

【講義・学問分野】

物性物理関係では、Rydberg原子系や固有Josephson接合系の量子制御、高温超伝導物質の結晶制御、低次元スピン系物質の量子相転移などの研究が行われています。
宇宙物理関係では、気球、人工衛星、そして望遠鏡による暗黒物質の探査や突発天体の観測、ブラックホール誕生の瞬間であるγ線バーストの研究が行われています。
生物物理関連では、一分子計測、ナノデバイス、非平衡統計力学などの手法による、生体分子や細胞・組織を対象とした、生命現象の物理学的研究が行われています。
講義は、力学、電磁気学、量子力学、統計力学、熱物理学、物理数学、相対論、固体物理、宇宙物理 など。

数理サイエンス学科

【講義・学問分野】

数理科学では、さまざまな物や現象の対称性を数学的に探究する表現論、数理物理学や数学の諸分野とも深く関係する非線形可積分系、生物界の複雑現象を数理モデルを用いて解明する生物数学、自然科学から社会科学まで幅広い応用をもつ数値計算、天体の運動や気象に現れるカオス現象を研究する力学系理論、不確実な現象やランダムに起こる事象を数学的に取り扱う確率論などの分野で最先端の研究が活発に行われています。
講義は、線形代数、解析学、確率統計、集合と位相、複素解析、幾何学、フーリエ解析 など。

化学・生命科学科

【講義・学問分野】

【無機化学】物質科学の視点から無機物質について学んでいきます。その構造や基礎理論から最新の材料分野まで、また、他の化学分野との接点なども学んでいきます。
【有機化学】現代社会は液晶や高分子材料をはじめとする、さまざまな有機化合物によって支えられています。これら有機化合物の構造と反応について学びます。
【物理化学】さまざまな物質のミクロな構造、化学反応、生命現象のエネルギーに着目し、これらを定量的、理論的に扱う方法を学んでいきます。
【分析化学】あらゆる物質を分析するためのさまざまな技術や方法を学んでいきます。
【生命科学】生体物質や代謝産物の構造、性質、生合成過程、生体内化学反応とその調節機構などを基礎として学んでいきます。
講義は、分析化学、無機化学、有機化学、生命科学、物理化学、量子化学、レーザー光化学、電気化学 など。

電気電子工学科

【講義・学問分野】

物性工学〈材料・デバイス系〉、制御工学〈制御・システム系〉、パワーエレクトロニクス系、生体計測工学、信号処理工学〈電磁波~情報通信系〉、ナノエレクトロニクス〈電子回路~電子応用系〉、環境電磁工学を研究領域として学びます。
講義は、解析学、線形代数、物理基礎実験、化学基礎実験、電気計測実験、電気回路及び演習、電気電子工学概論、電気工学実験、アナログ電子回路、デジタル電子回路、通信方式、数値計算法、電子応用、パワーエレクトロニクス など。

機械創造工学科

【講義・学問分野】

熱力学およびエネルギー分野、機械力学および振動工学分野、材料力学および機械材料分野、流体力学および燃焼工学分野、生産加工分野および工作機械分野を研究領域として学びます。
講義は、工業力学、物理基礎実験、化学基礎実験、電気計測実験、ものづくり実習、ラボ・ワーク、計算機実習、基礎製図、機械要素設計、機械設計製図、工業動力学、材料力学及び演習、熱力学及び演習、機械力学及び演習、流体力学及び演習 など。

経営システム工学科

【講義・学問分野】

【分析技術】データに基づく思考力を養うための技術分野です。確率統計、多変量解析I・IIを学んだ上で、実践機械学習や品質管理技術、企業経済学などで応用力を身につけ、分析技術実験を通して実践的な分析力を養います。
【モデル化技術】現実社会の客観的な理解力を養うための技術分野です。システム工学、シミュレーション工学、意思決定論を学んだ上で、コーポレートファイナンスや生産システム設計、システム工学応用などで応用力を身につけ、モデル化技術実験を通して現実のモデル化力を養います。
【最適化技術】目標達成のための効果的な判断力を養うための技術分野です。オペレーションズ・リサーチ、組合せ最適化、アルゴリズム設計を学んだ上で、生産管理技術や地理情報処理、ゲーム理論などで応用力を身につけ、最適化技術実験を通して最適計画の実践力を養います。

情報テクノロジー学科

【講義・学問分野】

デジタルメディア/CG・Web、高度機械学習/AI、人間情報学/XR、ロボティクス/IoTを研究領域として学びます。
講義は、情報数学、情報テクノロジー体験演習、計算機実習、物理基礎実験、化学基礎実験、電気計測実験、情報処理実習、情報総合プログラミング実習、ロボット工学、ソフトウェア設計、ヒューマンコンピュータインタラクション、情報セキュリティ、情報ネットワーク など。

学部の特色

先端技術開発に欠かせない研究資質が修得できる

本学部の研究対象分野はナノテクノロジーや物質創成、遺伝子工学など幅広い最先端の分野の課題と直結しています。また、多様な境界領域を研究対象としているため、既成の学問領域にとらわれない柔軟な発想で先端技術開発に欠かせない研究資質を修得することができます。

充実した導入教育、情報教育で専門研究を支える知識・スキルが修得できる

すべての専門教育の土台となる数学においては、入学直前にリメディアル教育を実施します。また、理工系の幅広い視野を実際の体験の中から身につけてもらうために、初年度に理学系・工学系および情報処理の基礎分野に関する実験・実習をすべての 学生が学ぶことができます。基礎分野に関しては、“体験”を通した教育を重視していることも特色です。

学生主体の授業活動によって、コミュニケーション能力が徹底的に高められる

International Communication for Scientists and Engineers を目指し、英語教育カリキュラムを改革しました。必修科目「English Core」は、「聞く」「話す」「読む」「書く」力を2つずつ組み合わせ、1年次は一般的な英語力「English for General Purpose」 から、学術英語「English for Academic Purpose」へ、2年次には、理工学系の英語力 「English for Specific Purpose」へと、ステップアップできるようにしました。授業は、約30人クラスでアクティブラーニングCALL教室を使用し、学生中心の授業活動によりコミュニケーション能力を徹底的に高めます。

学べること

物理科学科

実演や演習を重視した学びで、社会の即戦力となる技術者・研究者への道に挑める

科学・技術の根幹をなす、物理学を学び、実験や演習を通じて応用力を身につけ、社会に貢献できる技術者・研究者を育てます。
21世紀に最も注目される科学「超伝導」に関する研究で世界トップクラスの実績を誇り、宇宙物理では宇宙航空研究開発機構(JAXA)等と連携し、国際宇宙ステーションや人工衛星を用いた研究にも取り組んでいます

【授業・講義】
宇宙物理

さまざまな天体現象を物理学的にどのように理解するかを考えます。宇宙を理解するための考え方や対象へのアプローチ方法を紹介し、さらには太陽、銀河、銀河団といった各階層の基礎知識、幅広い波長領域で得られた観測結果や最新の宇宙論まで学びます。

数理サイエンス学科

国際的な実績を持つ教員のもとで、社会の即戦力となる技術者・研究者の道をめざす

国際的な実績をもつ教員が表現論や特殊関数論、非線形数理、トポロジー、非線形離散系など数学の幅広い分野をカバーしています。
現代数学の先端を学び、数学的な考え方、論理的な思考能力を身につけることにより、研究者をめざす学生はもとより、社会に出ても応用力のある、柔軟な考え方のできる職業人をめざします。

【授業・講義】
幾何学

微分幾何学とは、微分・積分を用いて図形が持つ性質を解析する学問です。本講義は、微分幾何学の入門として、3次元空間内の曲線と曲面を扱います。曲率、基本形式などを主題材として扱った上で、外微分形式やリーマン計量についても解説します。

化学・生命科学科

「化学」と「生命科学」を深く探究し幅広い領域で活躍する研究者・技術者をめざす

物質の本質とその可能性を分子レベルから探究する「化学」と、それを基盤に生命現象の本質を分子の性質とその相互作用に基づいて理解しようとする「生命科学」。本学科ではこの2分野を深く探究し、科学の進歩と人類の福祉に貢献する人材の育成をめざします。「無機化学」「有機化学」「物理化学」「分析化学」「生命科学」の5つの基幹分野からなる多彩なカリキュラムを用意、幅広い領域で活躍する研究者・技術者が持つべき知識や技術、手法を培います。

【授業・講義】
メーカーの「製品開発」の現場を知る

メーカーでの製品開発に直結する工業化学の分野。そのため本学科では、有機合成化学・高分子化学・材料化学などの講義を開設しています。また、企業の製造・研究分野の最前線に携わる方から現場での最新技術や思想を語っていただく特別講義を開講するなど、現代社会や産業との関わりを実感できる科目を充実させています。

電気電子工学科

国際的な研究も盛んな学習環境のもと確かな技術と応用力を身につける

より心豊かな明日をつくるために、目には見えないけれど現代生活になくてはならない電気・電子におけるさまざまな分野の研究に取り組んでいます。変換効率が高く、薄型の太陽電池、携帯電話から建築物の壁にまで応用されている電波工学、光が持つ属性を極限まで活用する超高速の光量子エレクトロニクスなど、国際的な評価を得ている研究も盛んに行われています。こうした学習環境のもと、進展する技術に即応していくための応用力と、新技術を生み出すもととなる確かな基礎力をバランスよく身につけるための、多面的な教育を展開します。

機械創造工学科

実体験重視のカリキュラムを展開し夢ある心豊かな「ものづくり」をめざす

本学科では「未来を創造する機械工学」をテーマに、自動車産業や重工業で不可欠な広範囲の工学を基盤に、ソフトウェア技術を組み合わせることによって、夢のある心豊かな「ものづくり」をめざす、独自の工学を推進しています。学生一人ひとりが、自ら創意工夫をする力を身につけられるよう、実体験重視のカリキュラムを展開。1年次から身近な題材で作る楽しさを体感できる「体験演習」を開設するなど、各分野の最先端で活躍する教員陣のもと、その醍醐味を味わいながら、機械創造工学の専門的知識・技能を磨きます。

経営システム工学科

工学と社会科学の知識を融合させ組織が「よりよく機能する」ための技術を追究

企業や各種法人、社会といったさまざまな組織が「よりよく機能する」ための技術やシステムを開発し、実際に導入するまでの全プロセスを学びます。本学科では、とりわけ福祉社会、循環型社会の確かな実現をめざし、環境・省エネルギーに配慮した、「経営管理」「IE・生産管理」「統計・品質管理」「OR・情報処理」の4つの専門分野について、先端ITを駆使して追究。工学系の解決法(情報技術、システム科学、数理工学など)と、社会科学の知識(経営学、組織学など)を融合させながら実践的な研究を展開しています。

情報テクノロジー学科

人間と機械が共生する社会の実現に向け4つの分野を中心に専門性を高める

誰にとっても使いやすく、また、人間と機械やシステムが共生できる社会・企業・家庭の実現をめざしています。そのため、情報テクノロジーの応用分野を大きくとらえ、デジタルメディア/CG・Web、高度機械学習/AI、人間情報学/XR、ロボティクス/IoTの4分野を中心に研究。信頼性、安全性、快適さを追究し、新理論の発見や現実的な提案を推進しています。

【授業・講義】
情報テクノロジー体験演習

知能機械を創造する「ロボット工学」の分野を探究するため、本学科では、ロボットの認識、理解、実行に関わる要素技術を深く学ぶとともに、これらの要素技術を組み合わせ、知能機械を創造するための総合技術の修得をめざします。1年次に開講される「情報テクノロジー体験演習」では、ロボットを動かすプログラミングを行い、実際に稼働させて学びます。

理工学部の主な就職先

エヌ・ティ・ティ・データ、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、SCSK、NECネッツエスアイ、東京電力ホールディングス、日本総合研究所、日立システムズ、富士通、いすゞ自動車、SUBARU、パナソニックコネクト、本田技研工業 …ほか

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