愛知学院大学/歯学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
歯学科(125名)
所在地
1~6年:愛知
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
歯学部の偏差値を見るプロフィール
●最短ルートで歯科医師へ!附属病院での実習とデータに基づいた国家試験対策
●全国トップクラスの実習環境
●2023年、歯科医療の最前線と一体化した新校舎が誕生
戦後初の私立大学歯学部として1961年に創設。以来、「実践」を重視した歯科医師教育に一貫して取り組み、歯科医療の現場で活躍するための専門性を育んでいます。臨床実習では、毎日900人もの患者が訪れる中部地区最大級の歯学部附属病院で、さまざまな症例にふれながら歯科医療を学びます。こうした教育を受けて社会に巣立った卒業生は、中部地区ならびに日本の歯科医療をリードし、次世代の歯科医療を担う歯科医師として活躍。チーム医療の場で力を発揮し、患者さんの幸せに貢献できる医療人へと成長しています。
【キャンパス】
楠元キャンパス、末盛キャンパス(歯学部附属病院)
【学生数】
696名(2023年5月1日 現在)
【専任教員数】
133名(2023年5月1日 現在)
【大学院】
歯学研究科/歯科基礎系・歯科臨床系
歯学科
【講義・学問分野】
保存修復学、口腔衛生学、歯科矯正学、小児歯科学、歯科放射線学、麻酔学、内科学、外科学、歯科理工学、薬理学、口腔病理学・歯科法医学 など
入学者・卒業者数
入学者数
84人- 女子生徒数
- 38人
- 男子生徒数
- 46人
- 地元出身学生数
- 47人
- 入学者総数
- 84人
卒業者数
102人- 就職者数
- 71人
- 進学者数
- 0人
学部の特色
最短ルートで歯科医師へ!附属病院での実習とデータに基づいた国家試験対策
本学部がめざすのは、国家試験の全員受験・合格です。そのため、合格の最短ルートをナビゲートする独自の3つのサポートシステムを取り入れています。学生同士の団結力を高め、連携を取りながら勉強の支援をし合い、教員も一丸となって全員合格をめざします。
また、学生一人ひとりの習熟度に合わせた教職員による指導や、過去の国家試験問題や模擬試験問題を使った対策講座など、きめ細かくサポートを実施。難関試験合格に向けて学生一人ひとりを強力にバックアップしています。
●<全員合格のサポート 1>コミュニケーションサポートシステム(CSS)
1年次から4年次にかけて学生をサポートするシステム。学年ごとに班分けを行い、教員がテュータとして学生の自主的な学習能力を高める指導を行います。各班のテュータがアドバイザーとして定期的に面談を行い、複数のテュータが連携しながら出席状況と学習状況を把握し、学生同士の相互学習の支援や将来の進路相談などについて、個別指導も含めてきめ細かくフォローします。
●<全員合格のサポート 2>ローテーショングループ
5年次からは附属病院での臨床実習が始まります。臨床実習では、ローテーショングループ(10名程度の学生で構成)に対して、数名の担当教員が配置され個別指導・実践的指導を行います。
●<全員合格のサポート 3>国家試験受験支援室
学年担任を中心にカリキュラムに則った学習を支援します。さらに「国家試験受験支援室」が学生主体の学年委員組織と連携することで、「学生の自己学習」を強力にサポートし、卒業支援と国家試験合格支援を行います。また、個々の学生に対応して指導を行うテュータ(教員)は学生の希望によって選出されます。学生は、テュータから実践的な指導を安心して受けることができます。
全国トップクラスの実習環境
●歯科医師としての可能性を広げるカリキュラムを用意
●中部地区最大級の歯科病院で地域の歯科医療を担うさまざまな症例に触れる
歯学部附属病院には200台程度の診療台があり、数多くの症例を臨床実習で見学することができます。5・6年次には診療参加型の臨床実習で、診断から治療計画、虫歯・歯周病・補綴(ほてつ。入れ歯など人工物で歯の機能を補うこと)の治療を実践、知識の定着を図ります。担当の先生のサポートを受けながら、歯科医師としての自覚や患者さんと向き合う姿勢も養います。
また、「再生医療」「AI診断」などの世界が注目する研究から、ニーズが高まる「歯科矯正」などの治療、「口腔がんの早期発見と治療」に至るまで、トップクラスの研究や治療がそろっています。
●総合大学ならではのチーム医療を意識した多職種連携教育
現在、多職種の連携が求められる在宅医療のニーズが高まっています。時代に合わせて歯科医師の役割を高める知識・スキル・姿勢を養います。
他学部連携
1年次には歯学部・薬学部の合同によるグループワークで、お互いがめざす職種への理解を深めます。5年次には短期大学部(歯科衛生士)、専門学校(歯科技工士)の学生も加わり、チーム医療の中で各自の専門性を発揮するための高い意識や知識・技術を修得します。
他大学連携
6年次には他大学と合同で「TBL(Team-Based Learning)チーム基盤型学習」を実施。各大学のさまざまな学部による混合チームで「地域住民の問題」に取り組み、多職種と協力して患者さんの健康問題を解決するプロセスを体験できます。
●臨床現場さながらの環境だから、実践力が身に付く
本学部は全国に数ある歯科系大学の中でも、トップクラスの実習環境を整備しています。独自設計の実習台を備えた保存系実習室には、臨床をシミュレートした機器を設置。実際の医療現場と同様の器具や口腔の模型などがそろい、さまざまな実習が行われます。また、補綴系実習室にはスクリーンが備え付けられ、学生たちは教員の手技を確認しながら学ぶことが可能です。
さらに、大人数の講義では、教員と学生が通信機器を使って双方向にコミュニケーションができる「クリッカーシステム」を導入。教員からの一方通行ではない学生参加型の講義で、講義内容に対する理解度も高まります。このような充実した施設・設備により、学生が自らの手を動かしながら歯科医療の実践力を身に付けられます。
2023年、歯科医療の最前線と一体化した新校舎が誕生
歯学部附属病院のある末盛キャンパスに誕生した「臨床教育研究棟」は、渡り廊下で附属病院とつながっており、歯科医療の最前線とまさに“一体化”した都市型キャンパスです。医療系図書室「月見坂Library」、5年生のグループ学修・自習の場「セミナー兼自習室」、6年生専用の個別学習室「ホームベース」などを備えています。また、新校舎とともに新施設「月見坂Terrace」も誕生。ガラス張りの開放的なランチ・カフェスポットで、勉強の合間にホッと一息つける、くつろぎの場となることでしょう。この整備が完了すれば、楠元キャンパスは1~4年生が歯科医師の基礎を培う学修拠点に、末盛キャンパスは5・6年生が臨床実習と国家試験対策にいそしむ学修拠点として、その役割がより明確になり、年次に合った学修ができる環境が整うことになります。ここまで歯科医師の育成に特化した環境を整えられるのは、中部地方の歯科医療をリードし続けてきた歴史を持ち、多くの歯科医師を輩出してきた本学だからこそです。
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学べること
歯学科
新しい時代に求められる知識と技術を修得
歯科医師に求められるのは、何よりもまず十分な基礎能力と実践力を備えていること。その重要性をふまえ、本学科では実践を重視した歯科医学教育に取り組んでいます。その中心が、学生の特性を考慮したきめ細かな個別指導です。臨床実習では、毎日900人もの患者さんが訪れる歯学部附属病院で、多様な症例にふれながら歯科医療を学びます。
本学科には、歯科医学の基盤を固める「基礎系」と、実臨床に即した力を培う「臨床系」を合わせて25におよぶ講座があり、最先端の研究活動を活発に行っています。希望者は、学部生のうちから講座での研究に携わることができ、毎年複数の学会で学生が研究成果を発表しています。また、次世代の歯科医師に必要な「チーム医療」を理解するために、近隣医学部や薬学部の学生と一緒に学ぶ「多職種連携教育(IPE)」も実施しています。
<めざすは国家試験全員受験・合格。入学直後からはじまる独自のサポート>
国家試験合格に向けてのサポートは1年次からスタートします。1~4年次は学年ごとに班分けを行い、教員がテュータとして指導を行います。テュータはアドバイザーとしても定期的に面談を行い、個別指導も含めてきめ細かくフォロー。5年次から歯学部附属病院での実習が始まり、10人程度のローテーショングループに対して複数教員が指導、6年次には国家試験受験支援室が学生主体の学年委員組織と連携し、国家試験合格に向けて強力に支援します。
<卒業後の進路>
歯学部で6年間の学びを修了し、歯科医師国家試験に合格後は、臨床研修医として1年間の臨床研修が義務付けられています。研修後は歯科医師や研究者など、それぞれめざす進路へ進みます。こうした教育を受けて社会に巣立った卒業生は、中部地区ならびに日本の歯科医療をリードし、次世代の歯科医療を担う歯科医師として活躍。チーム医療の場で力を発揮し、患者さんの幸せに貢献できる医療人へと成長しています。
【授業・講義】
教室の中から歯科医療の現場へ。実際の治療を体験する「臨床実習」
6年間の学びの集大成となる「臨床実習」。5年次の9月から約1年間、末盛キャンパス(歯学部附属病院)で行われます。臨床参加型実習を経験することで、歯科医療の現場で求められる実践力を身に付けます。本学科の臨床実習では、学生が主体的に診療に参加するアメリカ式の診療参加型実習(クリニカル・クラークシップ)を採用しています。
アドミッションポリシー
歯学部の求める学生像
歯学部は、優れた人材を公平かつ多様な方法で選抜するという方針に基づき、卒業認定・学位授与の方針(DP)及び教育課程編成・実施の方針(CP)に定める教育を受けるのにふさわしい、以下に掲げるような人の入学を求めています。
(1)人としての基本的モラルを身につけている人。
(2)感謝と思いやりの精神を持っている人。
(3)歯学教育を受けるために必要とされる十分な理系の基礎学力を持っている人。
(4)論理的思考に優れ、豊かな自己学習能力を涵養しようとする人。
(5)医療人としての強い使命感と高い志を持ち、社会に貢献することを希望する人。
(6)グローバルな視野と主体性を持ち、協働して歯科保健・医療を実践しようとする人。
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
愛知県日進市岩崎町阿良池12
入試センター
(0561)73-1111(代)