千葉大学/理学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
数学・情報数理学科(44名)
物理学科(39名)
化学科(39名)
生物学科(39名)
地球科学科(39名)
所在地
1~4年:千葉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
理学部の偏差値を見るプロフィール
●新しい発想と探求心を友に、自然界の未知なる分野を切り開く
●論理的な思考を徹底的に学び、専門性を高める
●普遍教育と専門教育のバランスを重視し、高い倫理観を身に付ける
社会で科学を適切に応用するための倫理観や価値観、問題解決能力を養います。入学後は科学の基礎を学んだうえで、幅広い分野から自分の専門を選び、探求していきます。
【キャンパス】
西千葉キャンパス
【学生数】
875名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
88名(2023年5月1日現在)
【大学院】
融合理工学府
数学・情報数理学科
【講義・学問分野】
1年次/微積分学、線形代数学、数学の基礎、プログラミング、情報システム基礎論 など
2年次/代数学、位相空間論、コンピュータ数理学、計算機科学概論、データ構造概論 など
3年次/複素関数論、幾何学、トポロジー、現代解析、多様体論、微分方程式論、確率論、数理統計学、プログラミング言語論、ソフトウェア演習、情報数学 など
物理学科
【講義・学問分野】
1年次/現代物理学、物理数学、力学入門、電磁気学入門 など
2年次/物理数学、力学、電磁気学、計算物理学、量子力学入門 など
3年次/量子力学、統計物理学、物理学実験、素粒子物理学、原子核物理学、宇宙物理学 など
4年次/物理学演習、力学特論、物性論特論、相対論特論、場の量子論入門 など
化学科
【講義・学問分野】
1年次/化学基礎セミナー、基本物理化学、基礎無機化学、基礎有機化学など
2年次/物理化学実験、無機・分析化学実験、化学統計熱力学、量子化学 など
3年次/物理化学実験、無機分析化学実験、有機化学実験、生化学実験、有機化学実験・有機反応機構論 など
生物学科
【講義・学問分野】
1年次/生命科学、生物学実験、生物学基礎実験、生物学セミナー など
2年次/分子生物学、発生生物学、生態学、細胞生物学、組織学実験 など
3年次/形態形成学、植物系統学、分子生物学実験、分子生命情報学、進化発生学 など
4年次/分子生物学演習、生理化学演習、細胞生物学演習、発生生物学演習、生態学演習、系統学演習、水界生態学演習 など
地球科学科
【講義・学問分野】
1年次/地球科学入門、地学基礎実験、地球科学基礎セミナー など
2年次/地球科学基礎数学、岩石鉱物学概論、地質学野外実験、地球ダイナミクス概論、地質調査法、層序学概論、環境リモートセンシング概論、地球科学基礎数学 など
3年次/堆積学実験、地形学野外実験、地球物理学実験、岩石鉱物学実験、地殻構造学野外実験、地史古生物学実験、リモートセンシング・GIS実習 など
4年次/地球科学演習 など
入学者・卒業者数
入学者数
211人- 女子生徒数
- 27人
- 男子生徒数
- 184人
- 地元出身学生数
- 66人
- 入学者総数
- 211人
卒業者数
191人- 就職者数
- 45人
- 進学者数
- 142人
学部の特色
新しい発想と探求心を友に、自然界の未知なる分野を切り開く
本学部には、「数学・情報数理学科」「物理学科」「化学科」「生物学科」「地球科学科」の5学科があり、宇宙・地球・生命・分子・原子・原子核・素粒子および数学・情報数理学に関する活発な研究と教育活動を実践しています。「私たちがまだ知らない自然界の不思議」を見つけ出し、真理を解き明かす能力を備えた人材の育成をめざしています。
論理的な思考を徹底的に学び、専門性を高める
本学部では、自然界や数理の世界で起こるさまざまな現象の根本にある仕組みを、論理的に解明することをめざして教育研究を行っています。科学的解明の過程においては、周到な計画に基づく実験、辛抱強い観察、厳密な論証などの基礎的な研究能力を養うための訓練が必要となります。そこで理学部では、自然科学全般にわたる基礎的な知識や技術を体系的に学習し、専門性を高めていくことに重点を置いています。
普遍教育と専門教育のバランスを重視し、高い倫理観を身に付ける
まず新入生は、大きく分けて2種類の科目を受講します。一つは、専門の勉強を基礎から学んでいく専門科目、もう一つは、専門にとらわれない広い範囲の知識を得るための普遍教育科目です。普遍教育科目では、外国語、スポーツ・健康科目、情報リテラシー科目、教養コア科目の分野を超えた最低限のたしなみとしての科目と、専門にとらわれない広い範囲の知識・教養を得るための、例えば、文学、法学、経済学などの教養展開科目がたくさん設置されています。
専門科目は、理学という学問の性質上、基礎から順序よく積み上げていくことが大切です。最初は、無理のないように基礎的な科目からスタートします。全ての学科に基礎的な科目が設定されており、徐々に高度な専門知識が修得できるようにカリキュラムが組まれています。
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学べること
数学・情報数理学科
一貫した体系的カリキュラムで学ぶ
1、2年次の基礎科目は共通に学習し、3年次にそれぞれ専門のコースに分れ、最終年次には数人ずつのグループに分れ、各研究室で特色あるテーマについて卒業研究を行います。また、毎年テーマを変えた集中講義を開講したり、最新のソフトウェアが導入されたワークステーションを研究及び演習に供用するなど、一貫した体系的カリキュラムを設定し、どちらのコースを主専攻としても興味をもって勉学できるようにしています。
物理学科
現代物理学の基礎となる科目を学ぶ
まず力学、電磁気学、物理数学等の最も基礎的な科目の修得から始め、演習・実験を並行させながら、量子力学、統計物理学、相対論等の現代物理学の基礎となる科目を勉強します。さらに、物性物理学、原子核物理学、素粒子物理学、宇宙物理学などの先端的な専門科目を、各自の興味に応じて修得します。当学科は少人数教育によって教育が行われる点に特徴があり、最終年次には数人ずつのグループに分かれ各教員の研究室に入り、第一線の研究に密着した教育を受けることができます。
化学科
めざましく進展する化学における最前線に触れる
本学科では、我々を取り囲む多様な物質の性質を幅広くかつ分子レベルから理解し、広い視野をもって自然の全体像を把握し、諸問題に応用できる力を身に付けた、創造力豊かな人材を育成することをめざしています。この目的を達成するために、基盤物質化学と機能物質化学の2教育研究領域が設けられており、2領域の連携のもとに、めざましく進展する化学における教育と研究を推進しています。4年次には各教員の研究室に所属し、学問の最前線へ触れるべく卒業研究を行います。
生物学科
実際に手足を動かして生物学の基本的な手技手法を体得する
本学科には、発生・細胞・遺伝子・生理をキーワードとする「分子細胞生物学」と、生態・進化・系統をキーワードとする「多様性生物学」の2つの教育研究領域があります。生物学の基礎分野から先端分野にわたって高い評価を受けるさまざまな研究が行われ、その研究成果を生かした教育が行われています。また、海洋バイオシステム研究センターとも密接に連携しながら、質の高い幅広い教育の場を提供しています。1年次には、基礎的な内容の講義と少人数セミナーが、2・3年次には、より高度な内容の講義が行われます。また講義と並行して行われる実験で、実際に自分の手足を動かして生物学の基本的な手技手法を体得します。4年次には、いずれかの研究室に所属し、1年間にわたって密度の濃い卒業研究を行います。
地球科学科
地球の生い立ちから未来まで、多様な観点と手法で研究
本学科では地球表層の諸現象と地球内部の諸現象に関する教育、研究活動を行っています。すなわち、地形形成、自然災害、氷河作用、侵食・堆積作用、生物進化などの地球表層部における諸現象の解析や地球内部における鉱物や岩石などの状態変化・化学的分化、さまざまな規模の物質移動、地殻の構造形成などのダイナミックな運動像の解明を行っています。野外調査や船上観測も毎年多数行われており、実践的・専門的な能力を身につけることができます。3年次後期になると、興味のある教育研究分野の研究室に所属し、1年半かけて1つの研究テーマについて卒業研究を行います。
アドミッションポリシー
入学者受け入れの方針
理学とは宇宙、地球、生命、物質など、私たちをとりまく自然の謎を解き明かし、人類の英知を高めると同時に、広く社会の進歩に貢献することを目指す学問です。理学部は、そのような理学の意義を実践できる人材の育成を教育理念とし、次のような人の入学を求めています。
1.自然界の不思議に関心を持ち、それらを解明したいと思っている人
2.理科や数学に魅力を感じ、もっと学びたいと思っている人
3.自然科学を勉強し、社会の様々な分野で貢献したいと思っている人
さらに学問を究めるため大学院を目指すことも期待します。
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理学部の主な就職先
高等学校教員、中学校教員、日立ソリューソンズ、日本テラデータ、TIS、アウトソーシングテクノロジー、オープンハウス、イーソル、千葉県庁、イオンアイビス、江東区、幕張メッセ …ほか
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