千葉大学/園芸学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
園芸学科(64名)
応用生命化学科(31名)
緑地環境学科(66名)
食料資源経済学科(29名)
所在地
1~4年:千葉
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
園芸学部の偏差値を見るプロフィール
●100年をこえる歴史と伝統を持つ園芸学部で「食と緑」に関わる人材をめざす
●学術的・国際的に幅広い視野の教育研究を受ける
●留学制度や外国人留学生との交流を通じて、世界規模の課題に取り組む広い視野を培う
国立大学で唯一の園芸学部として100年以上の歴史を持つ本学部。バイオテクノロジーや資源、エネルギー、環境保全から医学と福祉までの広い分野で、世界に通用する技術者や研究者の養成をめざします。
【キャンパス】
松戸キャンパス、西千葉キャンパス(普遍教育等)
【学生数】
817名(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
60名(2023年5月1日現在)
【大学院】
園芸学研究科
園芸学科
【講義・学問分野】
落葉果樹栽培論、花弁開花制御論、害虫防除論、植物生理学、細胞遺伝学 など
応用生命化学科
【講義・学問分野】
生物資源利用学、食品衛生学、分子生体機能学、栄養化学、有機化学 など
緑地環境学科
【講義・学問分野】
緑地環境工学、緑地環境情報学、造園学原論、樹木医学、ランドスケープ空間表現学 など
食料資源経済学科
【講義・学問分野】
アグリフードビジネス論、食品マーケティング論、農業経営学、国際農村ジェンダー論、フードシステム学 など
入学者・卒業者数
入学者数
201人- 女子生徒数
- 111人
- 男子生徒数
- 90人
- 地元出身学生数
- 29人
- 入学者総数
- 201人
卒業者数
192人- 就職者数
- 83人
- 進学者数
- 98人
学部の特色
100年をこえる歴史と伝統を持つ園芸学部で「食と緑」に関わる人材をめざす
本学部は「食と緑」の総合学府として、自然科学のみならず、社会科学・人文科学をも含む文理融合的なアプローチにより、学際的、国際的に幅広い視野から教育・研究を行っています。また、国立大学法人唯一の園芸学部として100 年をこえる歴史と伝統を持ち、「食と緑」に関わる多くの業績と知的資源を蓄積しています。そして、理学、工学はもとより一般的な農学とも異なるユニークな学部として、園芸と造園に関する伝統的領域に加え、生命科学、環境科学へと領域を広げ、人々の健康や生活空間の科学まで包含する幅広い分野について地域社会・国際社会のニーズに的確に応えています。
学術的・国際的に幅広い視野の教育研究を受ける
「食と緑」の総合研究科として、食料資源の生産・利用・流通、人と自然が共生する生活環境の保全・創造、人々の健康・福祉、さらには地球環境科学まで、人間生活に直結する重要かつ広範な課題に対して、自然科学のみならず社会科学・人文科学をも含む文理融合的なアプローチにより、学際的・国際的に幅広い視野から教育研究を行います。このような教育目標を達成するために、専門性を深める科目とともに、分野横断的なプログラムを設け、社会や組織のマネージメント能力を育成しています。
留学制度や外国人留学生との交流を通じて、世界規模の課題に取り組む広い視野を培う
本学部では、35か国75大学(2023年4月1日現在)と大学間・部局間交流協定を結び、活発な国際的教育連携と共同研究を推進しています。短期の語学研修や調査研究から交換留学まで、さまざまな形態の研修・研究・留学が可能です。また、松戸キャンパスには約120名の留学生(2023年5月1日現在)が在籍し、さまざまなイベントや各国の文化・言葉の勉強会などを通じて活発な多文化交流が行われています。学位を修得した留学生の多くは母国で教育・研究者となり、さまざまな国際的連携を展開しています。
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学べること
園芸学科
2つのプログラム(2年次に選択)で園芸に関する幅広い知識を身に付ける
●栽培・育種学プログラム
従来の伝統的な園芸作物のみならず薬草や機能性植物を含む広義の園芸植物生産における栽培・管理に関する最先端の知識と技術及びその基礎となる品種改良や遺伝子操作技術について学びます。
●生物生産環境学プログラム
生物の生産に関わる物理環境、生物環境、化学環境についての体系的な理論を中心に、それらの構成要素や生物生産環境の創生・管理に応用できる知識を幅広く学びます。
応用生命化学科
生物の機能、代謝生産物のなどの性質について学ぶ
●応用生命化学プログラム
微生物、植物、動物を用いた生物資源の有効活用を目的に、生物の機能、細胞構成物質、代謝生産物等の性質について総合的に学びます。
緑地環境学科
3つのプログラム(2年次に選択)で緑地、環境について総合的に学ぶ
●環境造園学プログラム
緑地環境分野における自然科学的側面と文化芸術的な側面を統合する空間形成及び管理の技術と理論を中心に学びます。
●緑地科学プログラム
緑地分野の自然科学的側面、すなわち緑地環境システムやそのモデル化、緑地形成に関する工学的技術及び緑地の造成と管理に関する相互補完的な大系を総合的に学びます。
●環境健康学プログラム
園芸療法やアロマセラピー等の療法的・福祉的な植物の利用、医療福祉施設の緑化、薬用資源植物、環境教育などについて理論と技術を学びます。
食料資源経済学科
経営戦略や組織運営に関する理論・学説などを修得
●食料資源経済学プログラム
経済学・経営学を中心とした社会科学的な分析枠組と視点、企業・団体の経営戦略や組織運営に関する理論・学説・分析手法を修得します。
アドミッションポリシー
入学者受け入れの方針
園芸学部では、「理論と実践」を旨とする千葉大学園芸学部の伝統を踏まえながら、食と緑の専門職業人として社会の変化や技術の進歩に対応するため、自ら目標を立てて、高い倫理性を持ちながら、主体的に行動し、生涯にわたって学修を継続できるとともに、食と緑に関する社会的文化的位置づけを理解し、専門的な能力を使いながら、地球社会と地域社会の継続的発展に寄与できる人材の養成を目指しています。このような人材を育成するために、次のような入学者を求めています。
1.「食と緑」の領域に好奇心をもって取り組み、新しい発見と創造にチャレンジする意欲のある人
2.高等学校までに学ぶべき事柄を幅広く修得している人
3.入学後の学修において必要となる基本科目に関する基礎学力を有している人
4.他者と協力して物事に取り組むのに必要なコミュニケーション能力と学力を有している人
5.専門技術者として、グローバルな視点、地域の視点に立って社会に貢献する熱意のある人
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園芸学部の主な就職先
農林水産省、中央畜産会、楽天グループ、雪印メグミルク、住化農業資材、ニップン、ハウス食品、丸美屋食品、カルビー、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、ノエビア、理研ビタミン …ほか
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