文化構想学部の詳細情報
※2年次から論系に所属学科・定員・所在地
学科・定員
文化構想学科(※一般選抜〈共通テスト利用方式を含む〉の募集定員535名)
所在地
1~4年:東京
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
プロフィール
●未来に向けた新しい文化を創造する
●新しくユニークなテーマの授業を論系の枠を超えて受けられる
●文化構想学部と文学部の科目をブリッジ科目として共有し、学びを深める
6つの論系と22のプログラムで構成されたカリキュラムによって、文化・人文学分野を系統的かつ領域横断的に学び、新しい文化の世界を構想します。ユニークなテーマの演習とゼミナールを数多く設置。演習は論系の枠を超えた履修が可能です。
【キャンパス】戸山キャンパス
【学生数】男子1,633名、女子2,195名(2019年5月1日現在)
【専任教員数】195名〈文化構想学部・文学部合計〉(2019年9月1日現在)
【大学院】文学研究科(M/D)
文化構想学科
講義・学問分野
●多元文化論系/
日本の伝統文化、東アジアの国際秩序、イギリス文化史、仏教文化交流、ヨーロッパとアジアの接触、アジアの近代、チベット文化論、イスラーム社会論など
●複合文化論系/
感性哲学、言語と文化、ヨーロッパのことばと文化、アジアのジェンダーとセクシュアリティ、世界の工芸にみるデザインなど
●表象・メディア論系/
身体と現在、イメージの記号論、芸能文化論、サブカルチャー論、演劇文化論、テレビ文化論、写真論、広告イメージ論、パフォーマンス・スタディーズ、マンガ文化論など
●文芸・ジャーナリズム論系/
小説表現、近代からの日本の文学、テクスト論、同時代文学論、翻訳表現、20世紀小説表現史、文芸批評理論、文学とジェンダー、日本近代文学とマスメディアなど
●現代人間論系/
共在の技法、宗教と共同体、生の詩学/生の解釈、環境問題の論理と倫理、生命・医療の論理と倫理、サイバー空間の論理と倫理、発達障害の心理臨床、クィア・スタディーズ、セクシュアリティの社会学、ユートピアと性、福祉社会論など
●社会構築論系/
日本社会の構造、都市と地域の社会史、コミュニティ/地域課題の発見・探求、国家形成論、近代日本の社会制度と社会思想、子ども支援論、平和・人権論など
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学部の特色
未来に向けた新しい文化を創造する
現代社会を生きるための幅広い視野や教養を持ち、柔軟で豊かな発想力を使って、既存の枠組みを超えた新しい文化の世界をダイナミックに構想できる人材を育成します。カリキュラムは、「論系」と呼ばれる6つの学問系統と、各論系に相互に結びつく22のプログラムで構成されています。2年次から各論系に分かれ、系統的かつ横断的に学びながら、未来に向けた新しい学問の可能性を探究していきます。
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新しくユニークなテーマの授業を論系の枠を超えて受けられる
ユニークで新しいテーマの授業が数多く設置されており、自分の関心に沿って学び、論系の枠を超えて履修できる自由なカリキュラムが大きな魅力です。卒業生は多種多様な職種において求められる基礎力を身に付けているため、金融、公務員、国際ビジネス、マスコミ・ジャーナリスト、教育者・研究者など、活躍の場は多岐にわたっています。
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文化構想学部と文学部の科目をブリッジ科目として共有し、学びを深める
本学部と文学部は、外国語科目と講義科目を「ブリッジ科目」として共有しています。両学部を合わせたスケールメリットを最大限に活かして、文化・人文・社会の各分野にわたる古典から新領域分野まで約1,000科目を設置。学びたい科目がきっと見つかります。
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学べること
文化構想学科
6つの論系と22のプログラムで学問の可能性を探究
2年次から「論系」と呼ばれる6つの学問系統に分かれ、各論系に相互に結びつく22のプログラムによって、系統的かつ横断的に学びます。
〈6つの論系〉
●多元文化論系
本論系では多元的に形成されてきた多様な文化のありようを、その流動性と融合性に着目し総合的に研究。現代世界の多様な価値観を体系的・横断的に捉えられる幅広い視野を持った人材を育成します。
プログラム/英語圏文化、ヨーロッパ文化、アジア文化、中東・イスラーム文化、国際日本文化論(JCulP)
●複合文化論系
研究対象は衣食住から、言語、文学、芸術、哲学、思想、宗教、美意識、メンタリティー、政治、経済、医療、さらには国際関係をも内包しています。各領域は独立しているようでいて、実は強く結びついているため、地域や時代、既存の学問ジャンルの枠を越え、時空を越えた複合的な文化の構造を解明します。
プログラム/言語文化、人間文化、感性文化、超域文化
●表象・メディア論系
人間が生み出してきた芸術文化活動を、「メディア」「身体」「イメージ」の3つをキーワードに分析します。この3つの視点を相互に交差させることによって、芸術文化を見つめ直し、政治・経済、諸文化の歴史的背景との関連性を考えます。
プログラム/メディア論、身体論、イメージ論
●文芸・ジャーナリズム論系
文学界・出版界に多くの人材を送り出してきた本学の伝統のもと、小説、詩歌、シナリオ、戯曲、批評、評論、随筆、エッセイといった文芸諸ジャンルの実作者や翻訳者、研究者や批評家を育成します。また、書籍・雑誌の制作や出版、販売、ヴィジュアル・メディアを介した文芸プロデュースなどに携わる人材の育成にも応えていきます。
プログラム/文芸創作、テクスト・文化批評、編集・ジャーナリズム
●現代人間論系
「人間とは何か」という問いは、価値観が多様化し、あらゆる事象が複雑化・多元化する現代においても大きな命題です。心理学、社会学、倫理学、宗教学、教育学、社会福祉学、文学などを基盤に、学問的枠組みを越えた学びを展開します。
プログラム/「発達を生きる人間」論、「関係を生きる人間」論、「心身を生きる人間」論、「多様性を生きる人間」論
●社会構築論系
本論系では、歴史学、社会学、教育学、考古学などの学問の枠を越え、歴史・文化にもとづいた多角的視点から現代社会を分析。社会の矛盾や問題点を挙げ、それらを克服する新たな社会構築の方法と主体のあり方を構想します。
プログラム/社会構造論、地域・都市論、共生社会論
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問い合わせ先
【住所・電話番号】東京都新宿区戸山1-24-1
文学学術院事務所
(03)5286-3807
【URL】https://www.waseda.jp/flas/cms/