神奈川大学/建築学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
建築学科(建築学系120名、都市生活学系80名)
所在地
1~4年:神奈川
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
建築学部の偏差値を見るプロフィール
●暮らしの中にあるすべてを「建築」と捉え、人々の暮らしをより豊かにするあらゆる建築の専門家を育てる学びに
●多彩なフィールドを学べる2つの学系、5つのコース
●まち全体が建築の博物館である国際都市・横浜で学ぶ
【キャンパス】
横浜キャンパス
【学生数】
623名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
教授16名、准教授4名、助教10名、助手4名(2024年5月1日現在)
建築学科
【講義・学問分野】
横浜建築、設計製図、建築構造・材料実験、建築都市防災、建築法規、住宅設計論、建築デザイン、生活文化フィールドワーク、まちづくり論、まち再生演習、まちなみ保存再生論 など
学部の特色

暮らしの中にあるすべてを「建築」と捉え、人々の暮らしをより豊かにするあらゆる建築の専門家を育てる学びに

新たな建築学の実践をめざす
人々に寄り添った快適な暮らしをつくるため、空間・環境・安全性・生活・まちなどに対する専門性と技術を持ち、課題解決能力を修得した人材を育てます。都市や建物のみならず、毎日の暮らしから未来の地球規模の問題まで、人が生きていく上でのすべてを対象に、あなたの興味を深化させた、あなたにしか発想できない「建築」を学ぶことができます。
建築学以外の分野も行き来し、幅広く「知」を育む
これまでの領域にとどまらず、社会科学、人文科学、芸術学、人間科学、自然科学、応用科学など幅広い分野からなる、より包括的な意味での「建築学」を学びます。例えば、インテリアデザイン一つとっても、インテリアという「モノ」をデザインするだけではなく、古今東西の流行様式など歴史的な教養や、使う人の心理や行動などから導き出された動線や空間認知の観点から、ライフスタイルまでリデザインすることも。ここで培われるのは“考える姿勢”です。世の中の人、モノ、コトについて、あらゆる角度から観察し、発見や気づきを得、それらが生活や環境に与える影響をすみずみまで考察し、全体像をデザインする力を養います。
充実した実験装置と設備が、キャンパスに
キャンパスには、十分なスペースの「製図室」や「CG・CAD環境」が整備されています。また「建築構造実験室」や「温熱・給排水実験室」、「無響室」など、実験装置・設備も充実しています。さらには、さまざまな工作機器を備えた「工房」を新たに設置する予定です。学生の皆さんは、これらの施設を自由に活用しながら、演習や最先端の研究に取り組むことができます。

多彩なフィールドを学べる2つの学系、5つのコース

2022年4月、工学部建築学科を母体とし、その55年の建築学教育の実績を礎とした「建築学部」が開設。これまでの建築学だけでなく、社会科学、人文科学、芸術学、人間科学、自然科学、応用科学など幅広い分野の知識を取り込み、より包括的な意味での「建築学」を軸に据えた教育環境をつくります。建築構造はもちろん、生活デザイン、生活科学、住居学、住環境、生活環境、生活文化、住宅設計、まちづくり、都市計画、不動産、地域社会、コミュニティなどさまざまなキーワードを基に、理系・文系問わず幅広く学ぶことができます。
2つの学系と5つのコースを設置し、プログラム制を導入。より包括的な意味での「建築学」を理解し、あらゆる視点から社会の課題を解決できる「建築の専門家」を育成します。
コースを横断して学ぶことで、幅広い素養を培える
2年次後期から建築学系の学生は「構造コース」「環境コース」「デザインコース」から、都市生活学系の学生は「デザインコース」「住生活創造コース」「まち再生コース」から、コースを選択し、専門性を深めます。
また、コースを横断して学べる独自のプログラムも設置しており、自分のコースに所属し、専門に関する目的意識を持ちながら、複数の専門領域にまたがる興味深いトピックを深く学ぶことができます。
まち全体が建築の博物館である国際都市・横浜で学ぶ
キャンパスのある「横浜」は、近代以降の歴史的建造物の保存はもとより、歴史的遺産としての歴史的建造物を生かした街づくりを展開している国際都市です。また、隣接するみなとみらい地区は、最先端の現代建築が林立する地区としても知られています。さらに、それら建築群だけでなく、海や山も近く、豊かな自然もこの街の魅力と言えます。このように豊富な素材に囲まれたまち全体から建築学的刺激を受け、学びを深化させることができます。
PICK UP授業「横浜建築」
1年次後期の「横浜建築」では、横浜の都市としての歴史や特色、世界でも先進的な都市デザインの実態や公共空間の環境、さらに、横浜に立ち並ぶ近現代の建築物におけるデザインや構造、環境の特徴について学びます。また、現代の都市が抱える課題を理解するとともに、これからの建築や都市デザインの可能性について考察していきます。
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学べること
建築学科

建築における構造、環境、デザイン、住生活創造、まちづくりや建物の保存再生といった分野を5つのコースに分かれて学ぶ
●構造コース(建築学系)
地震や台風に強く、経済的で合理的、環境に配慮した美しい建物をつくり、残す。そのために必要な新しい構工法や材料、構造解析の技術を学びます。
●環境コース(建築学系)
環境負荷に配慮しつつ、熱、空気、音、光などの要素からなる建築内外の環境を良好に創出する。そのための知識や技術について学びます。
●デザインコース(建築学系・都市生活学系)
建築計画の基礎知識、デザイン理論や手法、建築史などを幅広く実践的に修得する。持続可能な社会を実現する、建築の新たなデザインを学びます。
●住生活創造コース(都市生活学系)
人間の暮らしや住まいのかたちについて、家族、地域社会、地球環境という多角的な視点から見つめ、提案する。住まいの歴史、住宅設計、生活環境のデザインなどを幅広く学びます。
●まち再生コース(都市生活学系)
人とまちの関係性を見つめ、新たな「まち」のあり方を考える。既成概念にとらわれず建築や都市のあり方を提案できる知識や技術を学びます。
【授業・講義】
コースを横断して自由に学べる独自のプログラム
興味や将来めざすキャリアに合わせて、コースを横断して学べる6つのプログラムを設置しています。プログラムを選択して深く学び、さらに専門性を高めることができます。プログラム修了者には認定書を授与します。
【環境共生プログラム】
快適な環境のための知識や技術だけでなく、エネルギー・資源・廃棄物などに関する配慮、周辺の自然環境との調和などに関する知識や技術、計画力まで修得します。
【防災まちづくりプログラム】
少子高齢化、グローバル化など、多様な社会の現状や課題を理解し、これからの都市や地域のあり方を広く構想。加えて自然災害や、建築・都市の防災技術について学びます。
【文化芸術プログラム】
建築に限らず、美術やデザインの歴史や理論、アート・マネジメントなどに関する学修を通じて、芸術文化としての建築について深く学びます。
【ものづくりプログラム】
建築や生活空間に関わるインテリアなどについて、実物を制作することで得られる体験と技術の修得を中心に、ものづくりやデザインに関わる知識を体得します。
【建築生産プログラム】
建物を構成する各種構造システムを理解し、それらを生産する上で必要なオペレーティングリサーチや、品質管理手法などに関する知識や技術、計画力まで修得します。
【建築ストック活用プログラム】
持続可能な社会の実現を目指し、スクラップ&ビルドではなく、既存建物の価値を見出すとともに、社会ニーズや新たなライフスタイルに対応する手法と知識を学修します。
※プログラムの名称・内容は予定につき、変更される場合があります。
問い合わせ先
【住所・電話番号】
神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1
(045)481-5857(直)
【URL】
https://www.kanagawa-u.ac.jp/education/faculty/architecture/