京都産業大学/生命科学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
先端生命科学科(100名)
産業生命科学科(50名)
所在地
1~4年:京都
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
生命科学部の偏差値を見るプロフィール
●質の高い少人数教育による指導が受けられる
●「副コース」により専門性を高めて将来の活躍の場を広げる
●専門的な研究設備で行う実験科目や演習科目を通じて実践力を養う
社会が大きく変革し、さまざまな課題を抱える今、生命科学に期待される役割は大きくなっています。生命科学部では、生命の真理に迫る「先端生命科学科」、研究成果の社会還元を探究する「産業生命科学科」という2つの異なるアプローチから社会的課題の解決に挑みます。
【学生数】
609人(2023年5月1日現在)
【専任教員数】
31人(2023年5月1日現在)
【大学院】
生命科学研究科/生命科学専攻(博士課程 前期・後期)
先端生命科学科
【講義・学問分野】
先端生命科学実習、生命科学プロジェクト研究、先端生命科学特別研究、解剖生理学実習、発生生物学、食料資源学、植物生理学、遺伝学、公衆衛生学 など
産業生命科学科
【講義・学問分野】
創薬医療ビジネス、アグリビジネス論、里山生態学、食農文化・政策、医工学入門、生物学実験、産業生命科学特別研究、生命科学PBL など
入学者・卒業者数
入学者数
161人- 女子生徒数
- 74人
- 男子生徒数
- 87人
- 地元出身学生数
- 40人
- 入学者総数
- 161人
卒業者数
120人- 就職者数
- 72人
- 進学者数
- 40人
学部の特色
質の高い少人数教育による指導が受けられる
本学部では他大学に例を見ない、教員1人に対し学生約5人という少人数教育を実現しています。実験系の学部で不可欠な少人数教育の徹底により、質の高いきめ細かな指導を行っています。例えば1年次の「フレッシャーズセミナー」は学部の教員全員が担当。入学当初から確実に基礎が身につくカリキュラムを編成し、教員が学生と常に向き合う体制を整えています。
「副コース」により専門性を高めて将来の活躍の場を広げる
両学科共通の副コースとして、中学校・高等学校教員(理科)の一種免許状の取得をめざす「教職課程コース」と、生命科学の知識・技能と英語を武器に国際社会で活躍する理系産業人をめざす「グローバルコース」を設定。
さらに「先端生命科学科」には、実験動物1級技術者の認定試験合格をめざす「実験動物技術者養成コース」と、食品衛生法に定められた規定科目を修得した学生に食品衛生管理者、食品衛生監視員の資格を付与する「食品衛生管理者養成コース」を設置しています。
専門的な研究設備で行う実験科目や演習科目を通じて実践力を養う
研究職や開発職をめざすために必要な実験の原理や方法、手技を修得するための専門的な研究設備が充実。さまざまな実験装置などがそろう実習室や培養室、動物実験施設や温室など、実社会とよりむすびついた教育環境を整えています。
「先端生命科学科」では実験科学を通じて基礎研究をさらに深化。日本でも例のない「産業生命科学科」では、生命科学に社会科学の視点を加えて基礎研究の成果をいかに社会へ生かすかを探究します。
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学べること
先端生命科学科
生命科学の発展に貢献する教育研究で専門性を磨く
生命科学における深い専門性と高度な実験技術、生命に関する高い倫理観を有する研究者・技術者を養成。さらに理学、農学、薬学、医学などの学際的な領域にわたる学識を持つ人材の育成をめざします。
2年次からは3つのコースに分属し、専門性を深めていきます。
◆生命医科学コース
核酸(DNA、RNA)・タンパク質などの生体高分子の構造や機能、オルガネラや細胞の働きといった生命科学の基盤となる知識を修得。ヒト・動物の医療や健康、病気の治療法の開発につながる教育・研究を行います。
◆食料資源学コース
農業関連の動植物の生物学的特性や、食料資源の持続的な生産と利用に関する専門知識を修得。食品の安全を守る検査技術の開発や、作物などの品種改良によって食料問題の解決に貢献できる人材を育成します。
◆環境・生態学コース
環境とヒト・動植物の相互作用や生物の進化など、生命科学の中でもマクロな視点を持つ専門分野を扱います。生態系を適切に維持する方法、生態系と生物多様性の解明を通じて、環境と生態系の保全について学びます。
【授業・講義】
先端生命科学実習
タンパク質やDNAをはじめ、植物、昆虫、酵母菌など幅広い実験試料を用いて実験・研究を行います。充実したさまざまな研究設備を生かして実験結果を分析・解析しながら、生命科学に関する種々の授業から得た知識の理解を深めます。
産業生命科学科
生命科学の専門知識を社会的課題の解決につなげる
生命科学に社会科学的な教育・研究を加えることによって、社会科学的な素養と幅広い見識・視野を養い、生命科学分野の基礎知識と社会的な課題との関連性を探求できる人材を育成します。
2年次からは3つのコースに分属し、専門性を深めていきます。
◆医療と健康コース
医薬系の生命科学の研究成果と医療や医薬品関連産業との結び付きを学びます。創薬に関する知識や製薬医療情報などの社会科学的な素養も高め、進路に直結した学びを展開します。
◆食と農コース
農業に関連する動植物を対象とした生命科学の研究成果と社会との関わりを探究。「食べる」「作る」ことを多彩なアプローチで学修し、現代社会の農業や食品関連産業が抱える課題を考察します。
◆環境と社会コース
里山生態学などの学びを通して、地域を取り巻く環境問題を理解・発見し、その解決策を考察します。環境分野に関連した生命科学の研究成果と、環境関連ビジネスとの結び付きについても学びます。
【授業・講義】
生命科学PBL/生命科学インターンシップ
生命科学の学びをもとに社会的課題の解決に取り組むことによって課題解決能力や協調性を養う「生命科学PBL」。企業でのインターンシップに参加して組織を実体験する「生命科学インターンシップ」。本学科の特徴である生命科学の専門的知識と社会科学的な知識を融合して新たな学びに挑戦します。
生命科学部の主な就職先
山崎製パン、村田製作所、大塚製薬、東洋紡、堀場製作所、ヤクルト本社、ジャムコ、大阪ガス、ロック・フィールド、アルペン、OSGコーポレーション、タキイ種苗 …ほか
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