必見!業界特集

公務・保安業界
仕事とは?

私たちが安心して日常生活を送るためには、治安を維持する存在が欠かせません。その役割を担っているのが、公務・保安業界で働く人々です。

公務・保安業界について知ろう!

市民が安心して住める社会を維持する

公務・保安業界で働く人々は事件や事故、災害から私たちを守り、安全な暮らしが送れるように社会を支えています。職種としては市民の生命や財産を守る警察官、消防士、救急救命士のほか、日本の領土を守る自衛官、海上保安官などが挙げられます。これらは社会に不可欠な職業なので、国や自治体に公務員として採用されます。
危険な状況や緊急を要する場面での活躍が期待されることから、日頃の訓練に耐える体力と的確な判断力、どのような状況でも命令を順守する規律正しさが求められます。

採用は安定しているが、優秀な人材確保が課題

公務・保安の仕事は、社会に欠かせないものです。経済状況や景気の波の影響を受けにくいので、毎年一定の人数が公務員として採用されています。一方で、警察官や消防官の採用試験の志願者が減っているなど、公務・保安業界で働きたいと考える人は減少傾向にあり、市民の安心・安全を守り続けるために、優秀な人材の確保が課題になっています。また、公務・保安にかかわる職種は、地方公務員の一般行政職と比べて、女性が少ないのも課題です。そのため、女性が活躍できる環境の整備が求められています。

急速に変化する社会への対応が求められる

ほかの業界と同様に、公務・保安業界の仕事も社会変化に適応していく必要があります。
例えば警察官の場合、犯罪の国際化・ハイテク化への対応が挙げられます。近年はインターネットを舞台にした犯罪が増加。不正アクセスやSNSを利用した詐欺・恐喝への対策が急務になっています。ほかにもストーカー被害や児童虐待、特殊詐欺などへの対応も欠かせません。消防官であれば、建物の大型化・高層化が進む都市で、これまでになかったタイプの災害から人々を救出する方法を身につけなくてはいけません。そして、国際情勢の変化は自衛官、海上保安官の仕事に大きく影響するでしょう。自然災害発生時の救助活動の面でも、活躍の期待が高まっています。
将来的にはいずれの職種も、さまざまな社会の変化に対応できる知識と技能を持った人材が求められるでしょう。

公務・保安業界に向いているのはこんな人

「市民の安全を守る仕事」なので、強い正義感と責任感を持っていることが望まれます。また、緊急時には上司の指揮命令を受けて職務に当たるため、規律をしっかりと守り、チームワークを乱さないことが求められます。さらに、日頃の訓練に耐えられる体力、精神力も欠かせません。公務・保安業界で働く人たちは求められる責任が大きいぶん、市民から頼りにされ、期待される存在です。地域や社会全体に貢献しているという実感と大きなやりがいを感じられるでしょう。

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