警察官
人々の安全と治安を守る職業。町中のパトロールから交通規制、刑事事件の捜査、テロ対策と、その業務内容は幅広い。ドラマや映画の主人公とされることも多い人気の職業の一つだ。
いろいろな視点から
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警察官の仕事の内容
国民の安全を守り住みよい社会を作る
警察の組織は、国の警察機関である警察庁と47の都道府県警察から構成されている。
一地方で発生した事件は、その地域を管轄する都道府県警察が担当するが、広域犯罪や大規模な災害が発生したときは、…
警察官の働き方と生活
部署によっては夜間勤務があるところも
勤務時間については、公務員とほぼ同じ時間帯で勤務する場合もあるが、配属される部署によっては夜間勤務があることも少なくない。大きな事件や事故が発生した場合には、深夜や休日に出勤することもある。
警察官にふさわしい人・適性
正義感と強じんな身体を持っていること
犯罪を取り締まる仕事なので、正義感の強い人が望まれる。また、序列の厳しい世界で常に上司の指揮命令を受けて職務に当たるため、規律をしっかりと守れること、チームワークを重視できることなど、組織で働くため…
警察官の将来性
ハイテク化と国際化がさらに進む
犯罪の多様化、高度化に備えて、最近は捜査活動に最新の科学技術が積極的に導入されている。今後は、こうしたハイテク分野に強い人材がいっそう求められるようになるだろう。
また、日本に限らず複数の…
警察官の年収・給与・収入
収入
初任給 約25万9000円
警察官の資格
必須資格 … 警察官採用試験
警察官として働くには、警察官採用試験に合格する必要がある。
警視庁を含む各都道府県警察の採用試験は、学力程度によって採用区分が分かれていることが多い。主に大卒程度、短大卒程度、高卒程度の3…
警察官になるには
日ごろからの体力作りが大切
各都道府県の警察官になるためには、各都道府県が実施する警察官採用試験に合格するルートが一般的だ。都道府県の採用試験は、警視庁(東京都の警察)ではⅠ類(大卒程度)、Ⅲ類(高卒程度)に分けて行われるが、名称や区分は都道府県によって異なっている。学科試験が課されるほかに、健康な体と体力がかなり重視されるのが特徴だ。日ごろから体を鍛えておくことが望ましいだろう。
ほかに、国家公務員採用試験に合格したあと、警察庁警察官として採用されるというルートもある。
なお、皇室関係の警察官(皇宮護衛官)になるには、人事院が行う皇宮護衛官の採用試験に合格しなければならない。