岡山理科大学/生物地球学部の詳細情報
※2025年4月、恐竜学科を新設学科・定員・所在地
学科・定員
生物地球学科(120名)
恐竜学科(45名)新設※2025年4月新設
所在地
1~4年:岡山
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
生物地球学部の偏差値を見るプロフィール
●興味に応じた6コースを設置【植物学/昆虫学/動物生態学/人類・考古学/地球・災害科学/天文・気象学】
●豊富なフィールドワークや実習で、社会のあらゆる場面で通用するジェネリックスキルを養う
●理系から文系まで幅広い分野を総合的に学ぶ
地球は大きな博物館。6つの専門コースを開設し、フィールドワークや実習でアプローチします。
【キャンパス】
岡山キャンパス(岡山市北区理大町1-1)
【学生数】
559名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
20名(2024年5月1日現在)
【大学院】
理工学研究科
生物地球学科
【講義・学問分野】
生物地球概論、野外調査法実習、エコツーリズム技法、果樹園芸学、資源植物学、昆虫科学、動物系統分類学、考古科学、地球情報システム、地質学、気象観測学、天文学史、天文データ解析、野外博物館実習 など
恐竜学科※2025年4月新設
【講義・学問分野】
恐竜学、古生物学
学部の特色

興味に応じた6コースを設置【植物学/昆虫学/動物生態学/人類・考古学/地球・災害科学/天文・気象学】

本学部では3年次から希望や成績に応じて以下の6コースのいずれかに進みます。
●植物学コース/細胞遺伝学・生態学・分類学・進化学などの観点から植物と園芸を研究。
●昆虫学コース/昆虫を生態学・行動学などの観点から研究。
●動物生態学コース/水生動物を生態学・行動学・生理学・環境動物学などの観点から研究。
●人類・考古学コース/幅広い地理学と、東アジアを中心に旧石器時代~近代の考古学を研究。
●地球・災害科学コース/地質学の環境問題などを幅広く研究。
●天文・気象学コース/天文物理学や天体力学や気象学など、天体の基礎から超新星、気象までを幅広く研究。

豊富なフィールドワークや実習で、社会のあらゆる場面で通用するジェネリックスキルを養う

自然そのものを対象とした教育・研究を主体として、自然史・博物学の要素が色濃く反映された学部です。「自然との共存をめざし、地球の声に耳を傾ける」をキャッチフレーズとし、野外活動の時間を大幅に確保していることが特色です。地球の自然や環境をフィールドワークの視点から考える学びを通して、環境破壊、自然災害、生物多様性の現象など、深刻化するさまざまな問題に取り組むことができるスペシャリストを育成します。学位は「理学士」です。

理系から文系まで幅広い分野を総合的に学ぶ

理系・文系、合わせて研究室を開設しています。地球の自然や生命への理解を深めるべく、「地球深くから宇宙まで」「DNAから生態系まで」「過去から未来まで」といったことを意識しながら学びます。文系要素の強い分野として「人類・考古学コース」を設置することにより、自然環境の横断的な探究に厚みを持たせています。教員や学芸員など、資格取得のサポートに力を入れていることも特徴です。
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学べること
生物地球学科
野外調査での自然体感を重視し、環境や生物多様性などのテーマに取り組む
地球や宇宙すべてを学びの対象ととらえ、フィールドワークをメインに環境や生物多様性などの研究テーマと向き合います。【植物学/昆虫学/動物生態学/人類・考古学/地球・災害科学/天文・気象学】の6つのコースがあり、横断的に学ぶことも可能です。1年次では各分野への興味を育みながら基礎学力を強化。2年次で専門科目を中心に知識を増やし、3年次からコースに分かれて応用力を身に付けます。4年次で研究室を選び、卒業研究に取り組みます。
【授業・講義】
生物地球概論 I ・ II ・ III ・ IV
学科の研究内容と学びの全体像をとらえる導入的な役割の授業です。宇宙における地球、地球全体、地球に生きる動植物、それらと人間のつながりについて理解していきます。気象学の場合は四季の天気図の解説、生物関連であれば無生物と生物の比較による解説などを行います。
恐竜学科
未知の生物学領域を切り拓く、恐竜に特化した学び
恐竜学と生命科学を融合した広範で専門性の高いカリキュラムを展開します。モンゴル科学アカデミーとの連携による恐竜の発掘など、豊富なフィールドワークを実施。多角的なアプローチで恐竜学を追究します。教員免許・博物館学芸員の資格も取得することができます。また、本学のキャンパスには「研究現場そのままが展示」をコンセプトとした恐竜学博物館があり、日本国内の恐竜研究拠点としての役割を果たしています。
【授業・講義】
モンゴル恐竜学概論
恐竜に代表される脊椎動物化石の研究は、多様な学問によって支えられています。この講義では、実際にモンゴルで行われている化石研究を例に、その全体像を総合的に解説することで、化石研究の学際性と可能性を理解していきます。フィールドワークの技術と方法も含め、多様な学問を統合していく恐竜学を学びます。
アドミッションポリシー
入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)【生物地球学部】
生物地球学科では、自然の真理を探究し、地球温暖化など現代社会の様々な問題に対応する人材を育成するため、植物学、動物学、昆虫学、地理学、考古学、地球科学、気象学、天文学、恐竜学、古生物学などの分野を対象に、フィールドワークを主要な手段として用いた専門的、かつ学際的な教育・研究を行う。本学科での学びにおいては、専門教育科目を系統的に組み合わせたコースを設定し、フィールドワークを重視した教育・研究を行い、野外調査と収集資料の観察や解析を通じて、学際的かつ統合された知識や技能を身につけさせ、科学的な問題解決能力を修得させる。このような観点から、生物地球学科で学ぶ強い意志を持っており、かつ以下のような人を国内外から幅広く求める。
A. 生物地球学科において学修するために必要な基本的な知識や技能を身につけている。
B. フィールドワークで必要となるコミュニケーション技能を身につけている。
C. 知識や技能に基づいて論理的に考え判断し、説明や行動ができる。
D. 自身が志向する目的を達成するため、主体的で協働的な学修活動を通じて知識や経験を重ねていく向上心や情熱を有する。
E. 学修を通じて自身の持つ能力を伸ばし、社会に貢献する意欲を有する。
<求める人物像>
・安全に協働してフィールドワークを行うためのコミュニケーションに関わる基本的技能を持つ人
・フィールドワークを通して問題点や課題を自ら発見し、その解決の道筋を論理的に構築することや、解決したい人
・自然や社会を探求することに強い意欲を有し、主体的・協働的なフィールドワークによって、専門分野の知識や経験を広げていく向上心を有する人
・本学科で身につけた学力を応用して社会に役立てようとする意欲を有する人
<学んできてほしいこと>
・フィールドワークの基礎となる理科、地理、歴史の内容を理解しておくこと
・収集した資料の分析や成果の発信に必要な英語、国語、数学の基礎学力を身につけておくこと
・基本的なコミュニケーション能力やプレゼンテーション技能を身につけておくこと
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問い合わせ先
【住所・電話番号】
岡山キャンパス:岡山市北区理大町1-1/入試広報部 TEL.(086)256-8412(直)
【URL】
生物地球学部の主な就職先
気象庁、林野庁、岡山県庁、太地町立くじらの博物館、徳島県立博物館、みなとやま水族館、(有)樫山農園、(有)大田原農場、(株)ラグロフ設計工房、(株)ウエスコ、(株)エイト日本技術開発、応用地質(株) …ほか
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