関西大学/化学生命工学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
化学・物質工学科(マテリアル科学コース/応用化学コース/バイオ分子化学コース)/(242名)
生命・生物工学科(バイオテクノロジーコース/ライフサイエンスコース)/(105名)
所在地
1~4年:大阪
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
化学生命工学部の偏差値を見るプロフィール
●「化学」の力で、世の中や人の役に立つ未知なる「もの」を発見、創造する
・分子レベルで取り扱える全てのものを対象に、「化学」を活用して先端技術の発展に貢献
・遺伝子・酵素・タンパク質などの生体分子の働きと機能を活用し、「いのち」に関わる物質を研究
・グローバルな視点も取り入れ、エネルギー・環境・医療など多様な先端分野の技術者を育成
【キャンパス】
千里山キャンパス
【学生数】
1,500人(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
55人(2024年5月1日現在)
【大学院】
理工学研究科/化学生命工学専攻(化学・物質工学分野、生命・生物工学分野)(M)、総合理工学専攻(D)
化学・物質工学科
【講義・学問分野】
フレッシュマンゼミナール、物理化学I・II(演習含)、状態図と材料組織、反応速度論、生体分子化学I、特別研究I・II など
生命・生物工学科
【講義・学問分野】
微生物学IV、医薬品薬理学、食品科学I、生物化学工学I、遺伝子工学、環境科学 など
学部の特色

「化学」の力で、世の中や人の役に立つ未知なる「もの」を発見、創造する

化学生命工学部の学びの最終的な目標は「研究」、すなわち未知なるものの性質やその成り立ちを解明し、それを生かす技術を創造して、暮らしや産業に役立てることです。現在、「新しい分子やマテリアルの設計・発明」や「DNA・タンパク質などの生体分子の働きと機能の解明・応用」など、最先端の基礎研究に取り組んでいます。その分野は広く、ナノテクノロジー・バイオテクノロジー・エネルギー・環境・医療まで、実にさまざまです。
これまでになかった「もの」を発見・創造し、人々の暮らしや「いのち」を守る学問領域は、きっとやりがいを実感できるでしょう。
学べること
化学・物質工学科
化学・物質工学科の特徴
新物質や新素材の機能設計・創製、そしてそれらを製造するためのプロセス技術の開発など、多様な「ものづくり」を通して、科学技術の発展に貢献することをめざしています。
研究対象は、原子・分子・高分子・結晶質・非晶質固体(金属・セラミックス・ガラス・半導体など)とそれらを組み合わせて作る複合体など、多岐にわたります。化合物や合成・反応などに関する化学的知識を深め、物質・材料の構造や機能解析・機能評価に関する基礎物理学や生物学的な知識を基礎に自ら必要な材料を創造できる能力を養います。
●マテリアル科学コース
「もの」の持つ機能を最大限に発揮する、新たな機能を付与するといった、材料学者を育成するコースです。例えば、環境負荷が小さい材料創製など、循環型社会に相応しい材料の研究・開発をめざします。
●応用化学コース
ハイテク産業を支え、環境・エネルギー・健康・食糧問題の解決に資する化学者を育成するコースです。目標とする物質合成のための分子設計法や物質を分子・分子集合体レベルで理解する能力を身につけます。
●バイオ分子化学コース
化学の立場から医療・生命科学の発展に貢献する研究者を養成するコースです。タンパク質や多糖、DNAなどの生体分子や、細胞や生体組織そのものに対して働く、新しい分子や高分子材料を、自らで設計・合成する能力を身につけます。
生命・生物工学科
生命・生物工学科の特徴
バイオテクノロジー・ライフサイエンスは、食品・化粧品・医薬品の開発・製造、環境浄化・修復、多様な機能性素材の開発など、多岐にわたって活用されています。本学科では、DNAやタンパク質の構造・機能を理解し、それらの相互作用に基づく生命現象について学修することで、食品・化粧品・医薬品分野の研究開発などへ幅広く応用する能力を身につけます。
●バイオテクノロジーコース
遺伝子操作、食品・環境化学分析などの実験技術や、環境に優しい生物生産プロセスの開発に必要な知識を習得し、食品・環境・医薬などの領域で活躍するために必要なバイオテクノロジーの技法を身につけます。また、ゲノム編集技術や、ゲノム情報を活用した物質生産技術を活用し、医薬品や機能性食品の開発をめざします。
●ライフサイエンスコース
「生命とは何か」を、生命現象をつかさどる遺伝子やタンパク質などの分子を通じて理解し、機能性食品や医薬品の開発に必要な知識・技術を身につけるとともに、生命が関わる社会的な問題について考える力を養います。また、最新の観察技術を駆使して動植物の仕組みを理解し、創薬やモデル生物の開発につなげます。
アドミッションポリシー
入学者受入れ方針
化学生命工学部では、学位授与の方針及び教育課程編成・実施の方針に基づく教育を受けることのできる者として、様々な入試制度を通じて、次に掲げる知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力及び主体的な態度を備えた者を広く受け入れます。
1. 高等学校の教育課程を通じて、理科系科目(数学・物理学・化学・生物学)の基礎的知識と技能に加えて、「国語」「英語」さらに「社会」の基礎的な知識・技能を幅広く習得している。
2. 高等学校の正課及び正課外での学習を通じて、柔軟な思考力、旺盛な知的好奇心、社会に貢献しようとする高い目的意識など、「考動力」の基盤を培っている。
3. 「ものづくり」に必要な「化学・生物学・数学・物理学」を基礎とする学問領域を主体的に学んでいく強い意欲を持っている。
化学生命工学部の主な就職先
エーザイ、キユーピー、京セラ、沢井製薬、積水メディカル、象印マホービン、ダイキン工業、DMG森精機、デンカ、デンソーテン、TOYO TIRE、日産自動車 …ほか
化学生命工学部の就職・資格情報を見る