介護福祉士

体の不自由な高齢者や障がい者に対し、入浴や食事の介助、買い物や掃除の代行など、日常生活の支援を行う福祉の実務者であり、国家資格の名称でもある。非常に速いスピードで高齢化が進む中、社会における重要なポジションを占めている職業の一つだ。
いろいろな視点から
この職業について調べてみよう
関連する情報を調べる
介護福祉士の仕事の内容
福祉の専門知識に基づき高齢者などの介護をする
社会の高齢化が進むにつれ、寝たきりや認知症の高齢者などが増え、介護の問題が表面化している。介護福祉士は、福祉に関する専門知識と医学的な介護技術を身につけ、施設あるいは在宅で、それらの人々の介護を支援…
介護福祉士の働き方と生活
極めて多忙であり体力を使う場面が多い
介護福祉士の主な職場としては、病院やリハビリテーション施設、特別養護老人ホームなどの社会福祉施設が挙げられる。労働条件などは勤務先により異なるが、入院患者のいる病棟や老人ホームなどではシフト制の勤務…
介護福祉士にふさわしい人・適性
思いやりと体力が必要条件
体の不自由な人や病気の人、障がいを患っている人と接することになる介護福祉士にとって、思いやりは欠かせないものだ。特に高齢者を相手にする場合、相手が思っていることをうまく表現できなかったり、逆に気持ち…
介護福祉士の将来性
高齢社会の進行で高まる必要性
日本の65歳以上の高齢者の割合は、2020年には全人口の約29%となった。今後もますます増加すると予測されており、高齢者福祉の充実が差し迫った課題となっている。そのため、施設の増設が急がれ、同時にそ…
介護福祉士の年収・給与・収入
収入
・平均給与 24万4500円/月
・年収 約347万円
※年収の計算方法:きまって支給する現金給与額(24万4500円)×12カ月+年間賞与その他特別給与額(53万1700円)
※厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」より
※10人以上の規模の事業所で働く福祉施設介護員の給与月額男女計(平均年齢:42.6歳、勤続年数:7.8年、所定内実労働時間数:163時間、超過実労働時間数:4時間)
介護福祉士の資格
介護福祉士
介護福祉士として働くには、国家試験の合格者に与えられる「介護福祉士」の資格が必要だ。介護福祉士の資格は、国家試験に合格するか、特定の養成学校(専門学校・大学等)を卒業するかのどちらかで取得できる。た…
キャリアアップをめざせる資格
社会福祉士 … 介護施設などで利用者の相談業務に応じるために必要な資格。介護福祉士と同じ分野の資格であり、知識や視野を広げるために取得されることが多い。また、就職前にダブル受験できるようカリキュラムを
介護福祉士になるには
2022年度から国家試験合格が必須
資格取得には①実務経験などの受験資格を満たしたうえで国家試験に合格する、②介護福祉士養成施設を卒業するという代表的な2つのルートがあり、これまでは②のルートであれば国家試験を受験せずに資格を取得することができた。しかし2022年度以降は、人材の質的確保・向上をめざし、国家試験に合格しなければ資格を取得できないようになる。
ただし、2017〜21年度については移行期間としての措置がとられる。この期間の卒業生には5年間の期限つきで資格が与えられ、期間内に国家試験に合格するか、5年間勤続で経過後も資格が認められる。今後も制度の変更に要注意だ。

資格取得可能な学校を調べる
※学校ページからパンフレットや願書の取り寄せが可能です。
オープンキャンパス情報を調べる
みんなが興味を持っている
職業は?
他の職業もチェックしてみよう!












