児童福祉司

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児童福祉司の仕事の内容

児童相談所で中心的役割を担う

 児童福祉司は、児童相談所と呼ばれる公的機関の職員である。児童相談所の援助の対象となるのは、乳幼児や少年・少女といった子どもだけではなく、保護者も含まれる。児童相談所を訪れる人はいずれも心身の障害、家…

児童福祉司の働き方と生活

勤務時間は基本的に1日8時間程度

 児童福祉司の職場となる児童相談所は、都道府県と政令指定都市に設置が義務づけられており、全国に約200か所ある。

 勤務時間は一般の公務員と同様に1日8時間程度であるが、子ども一人ひとりとじっ…

児童福祉司にふさわしい人・適性

子どもや保護者と信頼関係を築ける人間性と専門知識

 児童福祉司の仕事は、子どもや保護者がなんでも安心して相談できるように、相手の話をじっくり聞き、相手の立場に立って考え、事情を把握できる人に適している。

 また、奉仕の精神はもちろん、心理学や…

児童福祉司の将来性

児童福祉の充実に向け期待度は高い

 児童福祉司は現在、任用資格としてしか認められていないが、社会福祉への関心が高まる中、早くから子どもの福祉向上に尽力してきた児童福祉司の役割の重要性が見直されつつある。

 また、少子化の進行で…

児童福祉司の年収・給与・収入

収入

自治体により異なる

児童福祉司になるには

大学で任用資格が取れる学問を専攻するのが第一歩

 児童福祉司になるには児童福祉司の任用資格が必要だ。この資格は大学で心理学、教育学、社会学のいずれかを専修して卒業後、厚生労働省の定める福祉施設などで1年以上実務経験を積むほか、都道府県知事指定の養成機関を卒業するなど、さまざまなルートがある。また、医師や社会福祉士などの有資格者も児童福祉司の任用資格を得られる。

 ただし、任用資格というのは実際に公務員にならなければ適用されないものなので、任用資格を取り、地方公務員試験に合格し、児童相談所に配属されて初めて児童福祉司を名乗ることができる。

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