国際関係学を学んでいる先生のインタビュー
プロフィール
石井雅章先生
グローバル・リベラルアーツ学部 グローバル・リベラルアーツ学科
千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。専門は企業の環境対策で、「現代社会とイノベーション」などの講義を担当。
動画でチェック!
この学問の面白さとは?
グローバルな視点で持続可能な社会の実現をめざす
先生の探究ヒストリー
夢中になったきっかけ
環境問題を本気で考える
初めて環境問題に興味を持ったのは小学生の頃で、「石油枯渇の可能性」に関するコラムを読んで、衝撃を受けました。高校時代には、地球温暖化が世界規模の社会問題として取り上げられ、「私たちが暮らす社会が持続しないかもしれない」と不安になりました。漠然と、「異なる者同士がお互いを尊敬し、心豊かに暮らせる国際社会を実現するために、自分にできることをしたい」という思いが芽生えました。環境問題について学べる学問はたくさんありますが、私は人々の生活やビジネスが環境に与える影響について学びたく、社会学が学べる大学に進学しました。
現在の研究内容
社会を構築する実感がある
人や社会の常識・当たり前を見直し、物事の本質や背景を考え、持続可能な社会を実現するための研究や活動をしています。企業と共同で「建設業の環境対策」について研究しているほか、企業や市民向けのワークショップを開き、「どのような社会にしたいか」について意見交換しています。まだ模索中ですが、よりよい国際社会を構築している実感があります。
高校生へのメッセージ
情報の奥にある本質をつかもう!
世界の言語・文化を学ぶことは、グローバルな課題の本質や構造を理解する第一歩です。語学力は一次資料(原典)やデータを扱ううえで必要不可欠です。
先生の探究STORY
学問に目覚めたきっかけ
小学校低学年の頃、「近い将来、石油がなくなる」と書かれたコラムを読んで衝撃を受け、資源・エネルギーや地球環境について考える。
高校時代
地球温暖化が社会問題になり、環境への関心が高まる。人々の生活が環境に与える影響について学ぶため、社会学が学べる大学に進学。
企業との共同研究ターニングポイント
建設業の環境対策をテーマに企業の環境部署の方々と共同研究を行い、実社会と深く結びついた研究のあり方を模索する。
学問の魅力を感じられる
先生オススメの1冊
『持続可能な未来へ:組織と個人による変革』
日本経済新聞社
ピーター・センゲ/著
先生の探究ヒストリーをチェックしてみよう
-
歌舞伎役者の日記から江戸時代の大衆演劇を分析!
ビュールク・トーヴェ先生
埼玉大学 大学院 人文社会科学研究科
-
生まれ育った地域の「方言」を解き明かす!
高木千恵先生
大阪大学 大学院 人文学研究科
-
人の権利のあり方を憲法の視点から考える
石川 裕一郎先生
聖学院大学 政治経済学部 政治経済学科
-
消費者と事業者間がトラブルなく、安全・安心して暮らす法律を考える
福島成洋先生
明治学院大学 法学部 消費情報環境法学科
-
商品購入時の消費者心理を分析!
三富悠紀先生
高崎経済大学 経済学部 経営学科
-
文化や歴史を生かした魅力的な地域づくり
菊地淑人先生
山梨大学 生命環境学部 地域社会システム学科
-
グローバルな視点で持続可能な社会の実現をめざす
石井雅章先生
神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部 グローバル・リベラルアーツ学科
-
知識と実践をつなげよりよい未来への手引書をつくる
鈴木直喜先生
清泉女子大学 文学部 地球市民学科
-
子どもが物事を理解するメカニズムを明らかにする
石橋優美先生
埼玉学園大学 人間学部 子ども発達学科
-
子どもの思いを受け止め、学級のあり方を考える
増田修治先生
白梅学園大学 子ども学部 教育学科(仮称*)
* 2024 年4 月開設に向けて設置申請中 -
健康を維持するために必要な「食」を追究!
坂本香織先生
女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科
-
絵とシンプルな言葉で表現する絵本の可能性を追究
正木賢一先生
東京学芸大学 芸術・スポーツ科学系
-
新興国の支援活動を通じて、社会を変革する
藤掛洋子先生
横浜国立大学 都市科学部 都市社会共生学科
-
遊びと生活動作の関係を探り、子どもの「できる」を増やす
佐々木清子先生
東京保健医療専門職大学 リハビリテーション学部 作業療法学科
-
アスリートのケガを治し、競技能力の回復をサポート!
鎌田浩史先生
筑波大学 医学医療系 整形外科
-
薬が作用するしくみを明らかにする
小渕修平先生
兵庫医科大学 薬学部 医療薬学科
-
コムギの遺伝子を探り、よりよい品種の開発につなげる
坂 智広先生
横浜市立大学 理学部 理学科
-
デジタル信号処理で、社会に役立つ技術を生み出す
木許雅則先生
日本工業大学 基幹工学部 電気電子通信工学科
-
海洋ごみの実態を調査し海洋資源の持続的利用をめざす
内田圭一先生
東京海洋大学 海洋資源環境学部 海洋資源エネルギー学科