教員養成・教員学を学んでいる先生のインタビュー
プロフィール
石橋優美先生
人間学部 子ども発達学科
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、発達心理学と教育心理学。2021年より現職。
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この学問の面白さとは?
子どもが物事を理解するメカニズムを明らかにする
先生の探究ヒストリー
夢中になったきっかけ
子どもの心の発達に注目
大学の教育学部に進学し、教育心理学の授業を受けたときのことです。先生が「子どもの経済学的思考の発達」に関する話をしてくれました。子どもたちに「12 月と4月でいちごの値段が違うのはなぜか」と聞いたところ、「温室で育てるから」「クリスマスシーズンだから高くなる」など、子どもなりのさまざまな答えが出てきて興味深かったそうです。以前から人の心に興味があった私は、子どもの心の発達に関する関心が一気に高まりました。
そして、その先生のゼミに入り、「児童期の子どもが、身の回りの世界についてどのように理解を深めていくのか」について研究するようになりました。
現在の研究内容
インタビューで心をひもとく
対面で質問を投げかけ、答えを分析する「インタビュー」の手法を用いて、児童期の子どもが「利益」などの概念をどのように理解しているのか調査・研究しています。子どもは学校や自宅など、さまざまな場所でさまざまな人と関わり、たくさんの知識を蓄積しています。その知識をもとに子どもなりに考えて答えを導き出しているのです。子どもの「成長の可能性」にワクワクしています。
高校生へのメッセージ
子どもの可能性を考えよう
子どもが本来持っている力を見いだし、その発達を支える方法をこれから進学する皆さんと一緒に考えていけたらうれしいです。
先生の探究STORY
学問に目覚めたきっかけ
子どもの頃から、人の心や考えていることに関心があり、「なぜ、そのように考えるのだろう」と思いを巡らせることが多かった。
大学時代
教育学部に進学。教育心理学の授業で「子どもがモノの価格についてどう理解しているか」を研究している先生の話に興味を抱く。
研究手法の確立ターニングポイント
教育心理学の授業で出会った先生に師事し、子どもたちの理解が深まるプロセスをインタビューで聞き取る手法を確立。
学問の魅力を感じられる
先生オススメの1冊
『発達心理学[第2版]:周りの世界とかかわりながら人はいかに育つか』
ミネルヴァ書房
藤村宣之/編著
先生の探究ヒストリーをチェックしてみよう
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歌舞伎役者の日記から江戸時代の大衆演劇を分析!
ビュールク・トーヴェ先生
埼玉大学 大学院 人文社会科学研究科
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生まれ育った地域の「方言」を解き明かす!
高木千恵先生
大阪大学 大学院 人文学研究科
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人の権利のあり方を憲法の視点から考える
石川 裕一郎先生
聖学院大学 政治経済学部 政治経済学科
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消費者と事業者間がトラブルなく、安全・安心して暮らす法律を考える
福島成洋先生
明治学院大学 法学部 消費情報環境法学科
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商品購入時の消費者心理を分析!
三富悠紀先生
高崎経済大学 経済学部 経営学科
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文化や歴史を生かした魅力的な地域づくり
菊地淑人先生
山梨大学 生命環境学部 地域社会システム学科
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グローバルな視点で持続可能な社会の実現をめざす
石井雅章先生
神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部 グローバル・リベラルアーツ学科
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知識と実践をつなげよりよい未来への手引書をつくる
鈴木直喜先生
清泉女子大学 文学部 地球市民学科
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子どもが物事を理解するメカニズムを明らかにする
石橋優美先生
埼玉学園大学 人間学部 子ども発達学科
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子どもの思いを受け止め、学級のあり方を考える
増田修治先生
白梅学園大学 子ども学部 教育学科(仮称*)
* 2024 年4 月開設に向けて設置申請中 -
健康を維持するために必要な「食」を追究!
坂本香織先生
女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科
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絵とシンプルな言葉で表現する絵本の可能性を追究
正木賢一先生
東京学芸大学 芸術・スポーツ科学系
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新興国の支援活動を通じて、社会を変革する
藤掛洋子先生
横浜国立大学 都市科学部 都市社会共生学科
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遊びと生活動作の関係を探り、子どもの「できる」を増やす
佐々木清子先生
東京保健医療専門職大学 リハビリテーション学部 作業療法学科
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アスリートのケガを治し、競技能力の回復をサポート!
鎌田浩史先生
筑波大学 医学医療系 整形外科
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薬が作用するしくみを明らかにする
小渕修平先生
兵庫医科大学 薬学部 医療薬学科
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コムギの遺伝子を探り、よりよい品種の開発につなげる
坂 智広先生
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デジタル信号処理で、社会に役立つ技術を生み出す
木許雅則先生
日本工業大学 基幹工学部 電気電子通信工学科
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海洋ごみの実態を調査し海洋資源の持続的利用をめざす
内田圭一先生
東京海洋大学 海洋資源環境学部 海洋資源エネルギー学科