とうよう

東洋大学

私立大学 東京都/埼玉県

東洋大学/文学部の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

哲学科
東洋思想文化学科
日本文学文化学科
英米文学科
史学科
教育学科/人間発達専攻
教育学科/初等教育専攻
国際文化コミュニケーション学科

所在地

1~4年:東京

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

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プロフィール

グローバル化や多様化が進み、社会の姿が大きく変化しています。しかしそうした変化の中にあるからこそ再確認される、人間の、そして社会の本質を探求する普遍的な学びの価値があります。
本学部ではゼミナール(少人数で行う演習型の授業)をはじめとした授業でのきめ細かな指導を受けながら「読む力」「書く力」「考える力」を磨き、社会のどんな分野でも、また、世界のどんな地域でも活躍できる、これからの時代を切り開く人財となることを目指します。

【キャンパス】

白山キャンパス

【学生数】

3590名(2024年5月1日現在暫定数)

【専任教員数】

91名(2024年5月1日現在)

哲学科

【講義・学問分野】

哲学演習、西洋哲学史基礎概説、古代哲学演習、論理学概論、哲学概論、現代哲学演習、現代思想演習など

東洋思想文化学科

【講義・学問分野】

東洋思想文化演習、インド文化概論、インド思想史、中国学研究法、中国学概論、東洋の身体論、宗教学概論、写経、日本仏教史、中国哲学史、インド・仏教の美術など

日本文学文化学科

【講義・学問分野】

日本文学文化概説、日本語概説、日本語学研究、伝統行事を学ぶ、方言と文化、書道、世界の文学文化と日本、日本の児童文学など

英米文学科

【講義・学問分野】

英会話、英語圏の社会と文化、イギリス古典文学、英文学特講、時事英語、英文学史、フレッシャーズ講読セミナー、英語学演習、英文法概説など

史学科

【講義・学問分野】

日本史学演習、東洋史学演習、日本史史料研究、東洋史学特講、日本史学卒論演習、東洋史概説、西洋史学演習、博物館実習、西洋史概説、西洋史学特講、博物館情報・メディア論、考古学研究など

教育学科/人間発達専攻

【講義・学問分野】

生涯学習概論、教職論、生涯発達心理学、児童文化研究、教育心理学概論、特別支援教育概論、家族心理学、カウンセリングの理論と実際など

教育学科/初等教育専攻

【講義・学問分野】

教育心理学概論、学校教育社会学、生涯発達心理学、初等教科教育法、初等科図画工作など

国際文化コミュニケーション学科

【講義・学問分野】

英語学、アメリカ文化・文学研究、国際文化理解、ジャパニーズ・アニメーションなど

学べること

哲学科

「善く生きる」ために、物事の本質を見極める

「哲学」とは、身近な問題を深く洞察し、物事の本質を見極める学問です。
古代ギリシアで誕生した後、ヨーロッパ大陸を中心に発展し、現在に至るまで多くの哲学者たちが思考を続けてきました。それは、「善く生きたい」という、誰しもの希望をかなえるための試みです。
現代に生きる私たちも、先人の哲学者が遺した財産を受け継ぐだけでなく、目の前にある物事の本質を探ることで、いまを「善く生きる」ということの意味を考えていきます。

【授業・講義】
哲学を広く学べるカリキュラム

授業は講義と演習に分かれます。各科目を連携させ有機的にすることで、学年ごとに学習内容がスムーズに進展していきます。
西洋哲学史や倫理学といった専門の講義では、基礎から専門分野まで幅広く学習します。そして演習でドイツ語やフランス語を学んで原書の哲学書を読むほか、読解・対話・討論などの能力を磨いていきます。また、並行して哲学の隣接分野を学びます。

東洋思想文化学科

世界的な広がりをもつ東洋の思想・文化の奥深さ

19世紀のドイツの地理学者リヒトホーフェンは、ユーラシア大陸を横断する古代の交通路を「シルクロード」と名づけました。彼の弟子であったスウェン・へディンは、その道を踏破してかつてのオアシス都市楼蘭を発見し、同じ頃の敦煌文書の発見とともに、ヨーロッパの目がアジアに向かう契機をつくりました。
このように、インド・中国・日本を結ぶ「東洋学」という考え方は、単に西洋に対する地理的な位置づけから東洋を捉えたのではなく、中央アジアを軸とする歴史的な文化干渉を明らかにする中から生まれました。そして、東洋の思想・文化は特定の地域にとどまるのではなく、世界的な広がりを持つものです。長きにわたって刻まれた歴史と現代の姿に触れる学びによって、多様性を知り、奥深さに触れることができます。

【授業・講義】
東洋思想文化が実践できる実技講義科目

インド・中国などでは思想や文化がたくさんの書物に書き記されていますが、書物だけでなく実際の体験も重要な文化として伝えられています。本学科では、「ヨーガ」「坐禅」「写経」「インド舞踊」「仏教の芸能」「中国文化」といった多彩な実技講義科目を設置し、実践と同時に、その思想的背景に関しても講義が行われ、各々の文化をより深く理解できるようになっています。

日本文学文化学科

日本や日本人の魅力を再発見する

世界の国・地域のつながり方が多様化し深化する中で、海外においても日本の文化や伝統に対する興味が高まっています。日本や日本人のあり方が厳しく問われる今日の国際化社会においては、グローバルな視点で「日本」を考察する力が求められています。
閉鎖的な日本文化論に陥ることなく、広い視野からその姿勢を捉える力を得るためには、日本文化の伝統を踏まえつつ、改めて現代の視点から捉え直すこと、そして海外の文化と比較研究していくことが欠かせません。そうした多様な観点から文化理解を深めていく学びを通して、今まで気づかなかった日本や日本人の魅力を発見できるはずです。

【授業・講義】
日本文化への理解を深める伝統文化講座

伝統的な文化・芸能に触れる「伝統文化講座」は、室町時代から続くといわれる能楽や、大衆芸能として親しまれてきた落語の世界を体感し、日本文化への理解を深める機会となっています。
・能楽鑑賞教室:日本文化の美の水脈の中で、日本が世界に誇る伝統芸能「能楽」の魅力について、理解を深めることができます。
・落語鑑賞教室:日本の代表的な伝統文化である落語の鑑賞を通じて、日本文化の豊かさを実感することができます。

英米文学科

英語を通して知性を鍛え、豊かな情緒を育む

本学科では、「英文学」「米文学」「英語学」という、3つの学問分野について学びます。母語ではない言語やその文学作品を研究することは、決して簡単なことではありません。しかし、英語圏の社会や文化や価値観を知ることは、同時に日本人や日本語への理解をも深めることでもあります。そしてネイティブスピーカーにはない視点や発想で、英語や英米文学に切り込んでいく、新しい発見につながっています。言語とは、知性を鍛え、豊かな情緒を表現する道具です。人間にとって不可欠なこの道具による創造に向き合う醍醐味を味わってください。

【授業・講義】
英文学、米文学、英語学を幅広く網羅した授業

専門科目では、イギリスやアメリカを中心とした英語圏の文学作品(小説、詩、戯曲、批評など)を「味読」します。作品の文章を追うだけでなく、言葉の響きや文章全体の雰囲気をじっくりと味わいながら深く読み込むことで、英語圏の文化や思想を理解する能力を培い、英文法、英語学、英語教育の知識と技術を身につけます。

史学科

歴史から豊かな「知恵」をくみ取る

「歴史学」とは、人類の過去の営みをさまざまな視点から知ることにより、現在の社会の起源を探究し、その成果を現代に生きる私たちのために活用していく学問です。
また、史料や原典から史実を分析することを通して、過去の社会や生活をできる限り正確に知り、各自が探究する歴史像を組み立てるクリエイティブな学問でもあります。
政治、経済、文化とあらゆる面から人類の歴史を探り、正確な歴史知識に裏打ちされた揺るぎない世界観を持つことは、混乱する現代社会を生きて行くうえで大きな指針となります。

【授業・講義】
博物館との連携

史学科では学芸員資格の取得ができることから、博物館との関係は密接です。東洋大学では井上円了記念博物館を設置し、学生はここで創立者について学ぶことができると同時に、社会教育のための施設である博物館について、理解を深めることができるようになっています。また教員が中心となり、学生有志の協力を得て、博物館所蔵資料の整理や調査を行っています。

教育学科/人間発達専攻

不登校、いじめ、特別支援教育など、現代の課題に取り組む

情報化や国際化、高齢化などさまざまな要因により、教育のあり方が大きく変わろうとしています。そして、不登校やいじめ、特別支援教育、環境教育、生涯学習など、従来の「教科教育」に当てはまらない多様な課題を解決するためには、これまでの教育のあり方を踏まえながらも囚われず、より広い視野と開かれた感覚を持つことが求められます。教育学科人間発達専攻では、「生涯にわたる発達」という視点から、教育学を中心に、歴史、哲学、心理学、社会学、特別支援教育を学ぶことによって、現代社会における教育の根本を追究していきます。

【授業・講義】
5つの領域で専門分野の学びを追求する

生涯にわたる人間の発達を理解し研究するためには、人間そのものへの理解と、人間を取り巻く社会や文化について、広く深い知見が必要となります。その基礎を養うため、「教育学概論」「教育心理学概論」「生涯発達心理学」「生涯学習概論I」「教職論」「特別支援教育基礎論」が必修科目として配置されています。この基礎の上に、研究に必要な多様な視点を培うため、「教育と現代社会」「心理学と発達臨床」「社会教育」「学校教育」「特別支援教育」の5つの選択科目群を配置しています。自分自身の関心に合わせて専門分野の学びを追求していくことができます。

教育学科/初等教育専攻

教育現場での実習により「確かな授業力」を身に付ける

社会の変化にともなって子どもたちが置かれた状況や将来の描き方も多様化しています。グローバル化や情報化は、学びの場にも大きなインパクトを与えています。しかし、そうした教育現場においてもまず求められるのは、豊かな知識と人間性に裏付けされた「確かな授業力」です。そして教育現場と社会との、あるいは世界とのつながりを築く力を持つことが、小学校教師に期待されています。本学科のカリキュラムでは「小学校教諭」1種免許の取得を目指し、関連科目で着実に実力を育むとともに、小学校の教育現場を体験し、実践から学ぶ機会を1年次から重ねることができます。

【授業・講義】
教員として幅広い教養と実践的な指導力を修得する

教員として実践的な指導力を養うため、大学(授業)での学びと、教育現場での体験・実習を結びつける「往還型教育実習」を行います。また、教育に関する5つの領域(教育と現代社会、心理学と発達臨床、学校教育、社会教育、特別支援教育)を学ぶ専門科目が人間発達専攻と共有され、教員として幅広い教養を修得できる環境が整えられています。

国際文化コミュニケーション学科

真の「コミュニケーション力」を獲得する

グローバル化が進み、さまざまな背景(国籍、歴史、文化、価値観など)を持つ人々がともにある世界において、さまざまな“違い”を乗り越えて信頼関係を築くために他者を理解し、自らを伝える真の「コミュニケーション力」の獲得をめざします。
英語を中心に、フランス語・ドイツ語などの外国語を、コミュニケーションのための言語としてはもちろん、各文化の一部として捉え、異文化への理解を深めます。さらに、日本の文化に対しては、伝統を尊重するとともに新鮮なまなざしでその魅力を捉え直し、発信するスキルを身に付けます。

【授業・講義】
英語運用力を高め、発信力を身に付ける

留学生やクラスメートなどで構成されたコミュニティの交流などで、日常的に異文化コミュニケーションの機会を広げます。また、国際的なコミュニケーションの基礎となる英語については、ネイティブの英語教員による授業を配置。1年次には、本学学生の留学・国際交流支援を行う「国際教育センター」による各種プログラムも含めたプランで学習を進めます。

問い合わせ先

【URL】

https://www.toyo.ac.jp/nyushi/

文学部の主な就職先

東京都教育委員会、千葉県教育委員会、埼玉県教育委員会、特別区(区役所)、内閣府、JTB、全日本空輸、ニトリ、日本生命保険相互会社、山崎製パン ほか

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